■カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもご覧いただきありがとうございます。
あっという間に7月。僕の実感はそんな感じです。今年ももう半分が過ぎてしまいました。僕の仕事部屋のカレンダーは常に4か月先まで見えるようにしているのですが、そのうち来年のカレンダーが出てくると思うと、いやはやちょっと驚きます。が、今は僕が大好きな夏ですから!この季節を堪能しようといろいろ画策中な毎日です。
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さて、今日のテキストは、前回の続きのようなテキストです。
最近特に多いケースのような気もしますので改めて。
例えば、恋愛のさなかにいる男性が、少し相手との関係に不穏な空気を感じると
「今のままでは、きっと女性は満足していないだろう・・・」と思い、「女性の気持ちや意見を聞こうともしない」ケースが多発します。
これは本当に多発します。
これは、彼となかなか連絡が取れなくなったとか、ケンカしてから関係がギスギスして元に戻らない、とかそういった現象で出てくることが増えるわけですが。
その状態を心としてみつめれば、男性が無力感や罪悪感を感じているので相手と向き合えない部分もあり。
ポジティブに考えれば、男性が自分の中で答えを探し出して、女性に対して何か行おうとする気持ちがあるのかもしれません。
まぁ、それよりもカチーンときますよね、こういったお話って・・・。
なので男性の中には、二人の関係がうまくいかなくなると、女性の想いを確認する前に、自分が何もできないことで悩み。
これ以上、一人で考えて抱えきれない・・・
つまり
「これ以上今の僕は恋愛に割く余裕も時間もエネルギーを持っていないから、別れた方がいい」
「他にいい人がいると思う、僕じゃないほうがいい」
そんな発想をもつ人も出てきます。
また、「女性に気を使われたり、愛してよ、寂しいよ、と言われると、自分が足りないと言われている気がして、もっと努力しないとと思うけれど、そこまで今は恋愛を続ける意欲を持てなくなる」
という男性も少なくないようです。
どこか男性の中には、リアルな恋愛の中で「女性に好かれたい」より、「愛し愛される資格・・・」のような感覚を持っている方が少なくないんですよ。
それはひとえに、自分は役に立てているか?という感覚で作られていることが多い。
もう一歩、成熟した男性は「自分の弱さまで愛してくれている女性」の存在を理解するので、強い感謝と愛情を持つようになるのですが、その一歩手前の自立した生き方をしている男性は、弱さを隠してしまうので、どうしても自分次第という発想が捨てきれないのかもしれませんね。
■さて、あなたがこのタイプの男性との関係で、ちょっと停滞感を感じているなら。彼がなかなか積極的に動いてくれないことが増えてきているなら。
彼はどこかで、自分がちゃんと女性のために頑張れているだろうか?そこに意味があるのだろうか?という疑いなどを感じている可能性は高い、と考えてみてもいいのかも知れません。
それはどこか、あなたが嫌いだという話よりは、彼に「恋愛を前に進める選択肢」がない可能性が高いと言うことでもあります。
そんな自分が愛される資格なんてあるんだろうか?という疑いすら感じる男性もいます。
もちろん、そのように「一人で考え、限界を感じてしまう」のが、自立的な男性の罠であり、「共に支えあい、求めあう発想」が薄くなるのがまぁ、問題と言えばそうなんですけどね。
ただ逆に、そこをなし崩しにして、あなたの方に迫ってくる男性は、意外と自分のことしか考えていないかも?ですよ・・・。
なので、こういった状況であなたが二人の未来をお望みならば
まず「彼の悩みを、あなたの愛されない感をくっつけない!」ことがポイント。
まぁ・・・くっついちゃうんですけど、そこをゆっくり線引きしたいところです。
こと男性の視点だけで申し上げますと。
彼の悩みとあなたの辛い気持ちがくっつくと、男性にとってはかなりキツく感じる状態になります。
男性は何もできていないと思っているのに、女性が自分と一緒にいることでさらに沈み込んでしまう姿を見つめているだけで、彼はあなたの前にいる理由を失ってしまうこともあるんです。
もちろんその男性も、自分の内面だけで答えを出すべきじゃないのかもしれません。
いや、男性が悩み、凹んででいる間、女性がどんな気持ちで待っているのか?をちゃんと見つめた方がいいでしょう。
けれど、どこか遠慮がちや謙虚さ、過去の失敗から後ろ向きになった男性は、どうしても女性のネガティヴさで自分を責めてしまう傾向が強いのです。
なので、男性もうまくいかないと思って逃げ腰にならず、自分が必要とされていることを自分に許す作業は必要ですよね。
それは死ぬほど努力しろと言いたいわけじゃなく、男性自身が自分を許す方向を考えてほしいと思うわけです。
また、そんな彼の傍にいる女性がいらっしゃったら、まず仮定でもいいので彼の気持ちを理解して、自分を責めないで、彼のことを承認する方向性に持って行った方がよさそうです。
問題を見るのではなく、二人にある素晴らしいもの、才能、価値、などを承認する。
そのうえで、あなたが思っていることを真摯に伝えることが、こういった男性との関係を切り抜けていく一つの考え方、になります。
と書きましたけど。
女性の皆さんも不安をお抱えでしょうから、感情に振り回される前に、我慢して苦しい思いをしすぎる前に、そのお気持ちのケア、不安を手放す作業はしておかれるといいのかもしれません。
そして、ゆっくりと地に足ついた自信や、あなたの心の余裕を培うと、「はー、男性ってこんな部分で悩むんだね」という部分が見えてくるかと思います。
この自信、つまりあなたがあなたを許す作業をすることで、男性に対して「次に打てる手」も見えて安心感も増えるかな、と思います。
実際にカウンセリングの中でも、そういったプロセスをご提供していることは少なくないんですよね。
今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
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