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時々火を噴くレディたち

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ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-大門昌代

木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。

担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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ドラゴン女子とか、ドラゴンレディと一部で呼ばれる女性たちがいます。
いったいどんな女性たちなのかと言うと、時々火を噴くということです。
実際に火を噴くわけではありませんが、相手を丸焦げにしてしまうような言葉を吐いたり、実際に手や足が出てしまう人もいます。
 
いわゆる「気が強い」と言われる女性たちのことですね。
 
気が強い女性というのは、男性が逃げ腰になることが多いものです。
一概には言えませんが、多くの男性は「役に立ちたい」願望を持っています。
役に立てないと、意気消沈して去っていきます。
ドラゴン女子は、男性たちを役に立たせてあげられないのです。
 
気が強い、つまり負けず嫌いですから、何でも頑張ります。努力します。
その結果、「助けてほしい」「わからない」などとは言えなくなります。
 
そうすると、男性たちは役に立つステージがなくなります。
お役に立てないので退散しますと、お役に立てる機会が多い女性たちの元へ去っていくわけです。
 
わかりやすい気の強さだけでなく、黙って静かにしているけれど、ものすごく負けず嫌いという人もいますね。
 
ドラゴンレディに共通しているのは、自己嫌悪が強いということです。
 
心のどこかで「どうせ私なんか・・・」と思っているので、ケンカになったりすると、「ほら、やっぱり私のことなんか愛してないんだ」「信じて期待してそんをした」「ほら、やっぱりどうせいまた私は捨てられるんだ。このバカ男どもめ」となることが多いのです。
 
このタイプの女性は、怒りを表現することが多いのですが、実は子ども時代に理不尽な思いや我慢をたくさんしてきたという場合が多いのです。
 
我慢をいっぱいしてきていますから、「もうこれ以上我慢なんてしたくない!」「人はいつも私に我慢を強いてくる!」という思いから、自分の周りの人に我慢を押し付けてしまうという結果になることが少なくないのです。
 
つまり、周りの人に厳しくなるわけですね。
「私がこんなに我慢しているんだから、あんたも我慢しなさいよ!」的な感じだったり、「もう我慢させられるのはたくさん!」と周りを厳しくコントロールして、周りを我慢させることによって、自分が我慢しなくてよいようにしようとするわけですね。
 
そうすると、どうしても敵が多く、味方が少ないと言う状況になりがちです。
そんなドラゴンレディの恋愛となると、とても大変なわけです。
 
表面的には、強そうなドラゴンレディですが、実は「さみしさ」や「孤独感」が人一倍強いという共通点があります。
「誰も本当の私をわかってくれない」と思い、そのさみしさと孤独を「強さ」という鎧で多い隠しているのです。
 
ですので、その孤独感をわかってあげられる男性が現れたら、ドラゴンレディの凶暴さはおさまります。
女性の孤独を理解し、寄り添ってあげられると、ドラゴンレディはものすごいレディになるのです。
 
自称ドラゴンレディの方は、そのさみしさや孤独を、鎧で隠すのではなく、男性に見せることができたら、男性はいちころですよ。
 
一見強そうな女性が、その男性の前でだけ本当に弱さを見せられるというのは、ギャップがありますよね?
そのギャップが魅力となるのです。
 
本当は、ドラゴンレディが自分のさみしさや孤独感と向き合い、それを表現できるようになれるといいのですけどね。
 
ドラゴンレディは、負けず嫌いでよく火を噴きますから、男性的に見られることが多いのですが、それは鎧ですからね。
それくらい強く頑丈な鎧で覆わなくてはいけないわけですから、その中身はどれくらいか弱いかわかりますか?どれくらい女性的かわかりますか?
すごく傷ついているんですよね。
「女の子でいられなかった」「無力ではいられなかった」という経験があるのです。
 
その傷ついた女の子の部分を、誰かに見せることができたら、火を噴く鎧を着る必要はなくなります。
 
 
 

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