2週に1回、近藤あきとし一緒に記事を担当しております、小川のりこです。
映画、
を観に行きました。
実はわたくしは映画になるもっと前からこの原作を知っています。
実写ということで、初めはあまり期待せずでしたが、思った以上に良く出来ていて、息子がこれにがっつり食いついてしまいました。
で、前回も今回の”卒業編”も観に行くことに。。。
息子。未だかつてないほどに大泣き。
わたくし?? ・・・・泣き虫さんですから、当然大泣きですわー(T_T)
で。帰って来て。
前回の映画がテレビ放送をしていたのですが、それをビデオに撮り、
毎日。
毎日。
毎日。
観てやがります。
よくもまあ飽きずに・・・。
それ程彼は感動したようですね。
私だけでは観ようと言う発想のない映画を、息子に連れて行かれます。子供の見る映画には、思った以上の感動、そして純粋さや素直さがてんこもりで、こういうところは、彼が居なければ得ることが出来ないものだなぁと感謝したいですね~。
まだまだこれから彼の見たい映画はてんこもりです。ほとんどがアニメですが(^^;; 次はどんな感動がそこにあるのか、楽しみでございます。
では、今回の記事です。
人には甘えたいという欲求があります。
それは、どれだけ強がって生きている人であっても、どれだけ強そうに見える人であっても、どれだけ自立して頑張っている人であってもです。
男性も女性も、大人も子どもも、当然持っている欲求です。
でも大きくなって行く過程で、甘えと言うのは、
”害” でしかないと学んでしまう人もいます。
甘えを持ってはいけないと学んでしまう人もいます。
甘えは迷惑だとか、甘えは弱いだとか、そう学んでしまう人もいます。
持っていて当然の感情なのに、どうしても抵抗が出てしまう人はたくさんおられますね。抵抗があると、自分の中の甘えを否定したり、甘えているような人を見ると何だかイライラしてしまったり・・・。
なぜイライラしちゃうのでしょう。実は、
甘えたい!
誰かに分かって欲しい!
助けて!!
って気持ちが、こころの奥深くにあるからなんですね。
男性は特に、多くの人がこういう気持ちを持っていたとしても、それは自分ではなかなか認められないし、むしろどんどん閉じ込めてしまうような生き方をしてしまうので、自覚がない人が多いようですが、こころの中にはある感情なので、足りてないと、余裕を持てない場合が多いです。
男性は父親の生き方に習い、男とは、甘えずに社会に貢献し一人前の男へと成長することを主としていますので、当然 ”甘える” という感情は、日々抑える傾向にあります。
一方女性は社会で生きるようになると、この甘えというのは今まで以上に許されないと考えますね。普段感情を中心に生きている分だけ、その感情を抑え込んで、成果主義的に男性と対等に働くというのは、女性にとって並大抵ではありません。まだまだ日本は男社会の傾向が強いですからね。
余談ですが、そういう考え方からいくと、恋愛では男性はこの逆です。普段社会中心で自立的に働いている男性が恋愛をするというのは、感情的になることを強いられる・・・ということかもしれませんね(-_-;)。
男性は男として一人前に成長するため。
女性は男性社会で対等に生きるため。
人はどんどん甘えを抑えて生きていきます。
でもそれが続いてしまうとね。
男性も女性も余裕がない毎日になっちゃうね。
特に恋愛関係では、男性はそのイライラが女性に向いてしまうこともあるし、余裕がなくて彼女のことをあまり考えられなかったり・・・。
女性は相手に合わせたり無理したり・・・ね。
女性は感情的に生きるので、人に合わせるとか無理するとか、我慢するとか、こういうことが続いてしまうと、本当に笑えない、楽しめない人生になってしまいます。自分が何をしたらいいのか、何を求めているのか、今どう選択したらいいのかも分からなくなっちゃうのね。そうすると、誰かや何かに意見を聞かなきゃ動くのが怖くなってしまうこともあるし、それは人それぞれですが、本当にしんどいでしょうね。
こんな感覚を持っていたら、あなたは ”甘えること” に飢餓感がある証拠。自分を甘えさせてあげなきゃいけないんだなぁと、気付いてあげて欲しいんです。
見方を変えれば、
今まで本当に無理して我慢して限界まで頑張って来たんだなぁと。
それゆえ、自分に ”甘えること” を全く与えてあげていなかったんだなぁ。
と、そんなふうに感じてあげて欲しいのね。
じゃあ、どう甘える?
大人になって甘えるってどうしていこうか。
それはね。
辛い時に、無理して頑張らないようにすることです。
泣きたいのに、笑おうとしないことです。
もっともっとって、頑張りすぎないことです。
カウンセラーとして多くのこういった感覚をお持ちの方とお話しするとね、すごくすごく辛い状況で生きて来たにも関わらず、人ごとのように話す方や、しんどかったり苦しかったりする話を、笑って話す方や、今までも相当頑張って来たはずなのに、まだまだ足りないとまだ頑張ろうとする方がいるんです。そういう人にはよく言うの。
辛かったことは、泣いて話していいんだよと。
頑張って来たんだから、もうそこまで無理しなくていいんだよと。
怒りたいのに、しんどいのに無理して笑わなくていいんだよと。
そんな生き方をもしあなたがして来たのなら、そうやって自分を必死に守って来たんだと思います。そうやって自分を愛してあげてたんだと思う。でももうそういうしんどくなっちゃう守り方から、自分を解放してあげてもいいんじゃないかな。少なくとも、これからは、
今、感じている感情のままでいて下さい。
それが大人になればなるほどして欲しい、大人の ”甘え” だと私は思っています。
大人と子どもの甘えは違うね。
子どもは相手の状況がまだまだ見えていないから、自分のしたいことややりたいことがまず第一。周りなんてしったこっちゃね~です(^^;; またそれが許される時代でもあります。
大人はこうはいきませんね(T_T)。
でもちゃんと大人用の甘えを知っておかないと、私たちは間違った、自分を苦しめてしまう甘えをしてしまうの。
それは、
彼が・・・
あの人が・・・
って、相手のせいにしてしまうやり方です。このやり方は自分を守るやり方で、時に必要な場合ももちろんあります。でもこれが強くなりすぎると、相手に謝罪して欲しくなります。そして
謝って欲しい。
と感じてそれを勇気出して伝えたとして、相手も謝ってくれた・・・。
その時あなたは・・・??
嬉しい。すっきりした!
って人ほとんどいないの。
「私が言ったから謝ってくれただけ。」「私が謝らせただけ。」
罪悪感と、もやっと感が残ってしまうだけ。
だからこの相手のせいにしてしまう甘えはあまりしない方がいいのね。自分がますます苦しむことになってしまうことが多いから。
でも甘えることは必要だから、まずは自分で甘える気持ちがあることを自覚して、受け入れて欲しいんです。その上で、
もう嫌だ!って大泣きして、もうダメだって言葉に出して、私には無理だ!って、そう言いたい自分をちゃんと見てあげて欲しいんです。
そんな自分の感情を否定せず、
ああ、そうなんだ・・・。私泣きたいんだ。嫌なんだ・・・。もうダメだって、無理だって思ってるんだ・・・。
ちゃんと自分がそういう気持ちでいる自分を、叱咤激励するのでなく、あなたが誰よりも分かってあげて欲しいの。そして出来るなら、誰かに伝えて欲しい。その誰かが見つからなけれれば、私たちの出番です♪
私たちカウンセラーというのは、そのためにいるようなものですから、こういう感覚でおられる方は、カウンセリングするとか、自分の問題を何とかするとかいうのじゃなく、まずは、
ただ甘えにおいで(*^^*)♪
私はそれが一番だと思っています。それをしたかったわけですから。
迷惑なんかじゃないよ。負担に感じることもありません。だって私だってそうだったしね。どんなお話しであっても、何度も何度も話して泣いて怒ってするんです( ̄∇+ ̄)v
泣いた分だけ癒されます。怒った分だけすっきりします。
そして、その後、あなたが感じている問題に向き合ったらいいと思います。甘えてもいいんだと思えるようになったその時は、きっとその問題に向き合うことも、思った以上に楽に進めるものですからね♪♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪
甘えるって大人になれば難しいよね。
だけど頑張っている大人にこそ大事なものだから、もしあなたが甘えを抑えて一生懸命だったのなら、その抑えている、”甘えたい” と言う気持ちを見てあげませんか?
甘えることは、子どもだけの特権じゃありませんもん♪
(世の中のお父ちゃんが、飲んだくれるのも、家で偉そうにしちゃうのも、お酒や女性に無意識にする甘えですし~( ̄▽ ̄))
甘えたかった気持ちが、あなたにはないかどうか一度考えてみて。もしそういう気持ちがあったのなら、自分の本当の感情に逆らうようにはしないで。本当の感情をもっともっと見て、感じて、受け止めてあげて下さい(*^^*)
この文章が、皆さんがまた一つ、楽になって自分らしく生きるためのヒントになれば、幸いです。
●●●● お知らせでございます ●●●●
子育て応援ブログ ~ほのぼの~
の、小川のりこの次回記事は、
4月1日
です。
よろしくお願いいたします。
そしてお知らせがもう一つ♪
カウンセリングサービスの わたくしとほぼ同じ歳ですが、孫もいるΣ(゚Д゚)というお母さん的存在である、
大門昌代カウンセラー
が、このたび子育て本を出版いたしました♪♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪♪
出版日は11月5日
「子どもの自立を遅らせるひと言・助けるひと言」
です。
こちらの方も、よろしくお願いいたします。
♪小川のプロフィールでございます~♪
小川のりこの赤裸々ブログはこちら~
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