東京地区で、面談・電話カウンセリング・心理学講座・講演を行い、カウンセリング実績は1万3千件を超える。恋愛・夫婦など男女関係、家族の問題、アダルトチャイルドの問題など、アドバイスと感情を楽にするセラピーが人気で、コラージュをとりいれたコラージュ療法も前向きなカウンセリングとして好評を得る。資格は日本産業カウンセラー協会認定、産業カウンセラーとキャリアコンサルタント。（コラムの最後にQ&Aと、カウンセリング体験談、連絡先などカウンセリングのご案内があります）
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こんばんは、カウンセリングサービス清水三季央（しみずみきお）です。3月後半となりました。前回投稿でFM番組への出演のことで、思いがけず多くの方から応援のメッセージなどを、ありがとうございました。また後日の3月11日には、東日本大震災から5年を迎えました。改めて被害に遭われた方々ご遺族の方々へお悔やみ、お見舞い申し上げます。あの記憶を風化させることなく、引き続き、復興支援と、災害への備えに努めたいと思います。
では今回は「女性の心理」についてお伝えしたいと思います。
◆女性の心理とは？
男女関係や女性同士の関係において、起こりやすい誤解やトラブルなどを防いだり、解決していくためには、女性の心理について理解して頂くことが役に立ちます。
今回は男性が見落としがちで、知らず知らずに傷つけてしまっているかもしれない、女性の心理についてお伝えします。
◆女性の心理にあるものとは？
女性心理といっても多くがありますが、その中にある重要なものとして、まるで純粋なお姫様のような感情というものがあります。
具体的には
私だけを見てほしい
私だけを守ってほしい
私をもっと大切に扱ってほしい
私を傷つけないでほしい
私は楽で幸せでいたい
私は平和を望んでいる
私はいつも愛されていたい
私には腕力がない、だから男性の力が必要
私はいつも敬われているべきだ
私だけを特別に扱ってほしい
このような感情です。
カウンセリングやセラピーをしていくと、このような感情が、女性の心の中にあることが多く見受けられます。
どんな女性も、密かにまたは明らかに、 この感情を心の奥に持っています。けれども家族や恋愛、結婚相手、周囲の対人関係の中で、この感情に気づいてもらえず、傷つけられてしまうことがあるのです。
◆あなたの周りの女性をお姫様だと思って見てみましょう
女性の心の中に、お姫様のような感情があることはわかりました。けれども、男性はどうしたらよいのでしょうか？答えはとてもシンプルです。あなたの周りにいらっしゃる女性をお姫様のように見て、扱うとよいのです。
明らかにお姫様の雰囲気が現れている女性ならわかりやすいでしょう。けれども一見、お姫様の雰囲気が感じられない女性にも、心の奥にはお姫様のような感情があるものです。本当はお姫様のような感情があるのですが、傷ついていればいるほど、あたかもこのような感情はないかのように言葉や態度をふるまうようになるものです。
けれども、いつか誰かが心の中にあるお姫様の部分を見つけて大切にしてくれる人が現れてくれることを、女性は密かに、またはあからさまにずっと心待ちにしているところがあります。
具体的には、大げさなことは必要ありません。「今日も、素敵だよ」「いつもありがとう」などと褒めたり、本来のマナー通りに女性を丁寧に扱ってみて下さい。記念日であればもちろんですが、日常的にお花や、女性がほしがっていた、ちょっとしたアイテムでよいのでプレゼントをして下さい。
すぐに機嫌をよくして下さる女性もいらっしゃるでしょう。また、女性側も照れて抵抗感を示す方もいらっしゃるかもしれません。 けれども、よく観察すると、どこか嬉しそうなところが見つかるはずですよ。継続することで女性の中にあるお姫様の要素がより育まれていきます。その結果、男性にとってもお姫様がいつもそばにいるというご褒美が得られるでそゆ。
特に、恋愛期間が長いカップルや、結婚して何年、何十年と経ったご夫婦、今更・・・とむしろ男性側の愛や優しさが求められていないような関係ならなおさら意識してみることをお勧めします。
◆注意点
女性側がお姫様の部分を持っているには違いないのですが、人によっては、お姫様の部分を長い間見つけてもらえず傷ついてしまい、心の奥にしまい込んでいる方もいらっしゃいます。この場合、男性が少しばかり女性を丁寧に扱ったくらいでは女性が心を開かない場合もあります。また人によっては、「今更！」と拒否反応を示す場合もあります。彼氏さんやご主人の愛や優しさを求めていた時期はあるけれど、愛や優しさが得られず、あきらめてから久しい場合には、心の痛みがむき出しとなり、むしろ反発的な態度になる場合があります。
こういうときには男性側は女性の心理に気づかなかったこれまでの自分自身を反省し、根気よく何回かに分けて、女性をお姫様として扱うことにとりくんでみて下さい。どこかでこっそり女性の気分がよくなって少しでもお姫様のような可愛らしい部分を見せてくれることでしょう。
◆終わりに
男性の私が、女性の心理を語るというのは、女性にとっては「何をわかったようなことを！！」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。そういう意味で、えらそうに言えることではないのですが、これを読んで下さっている特に男性の皆さんはヒントにして頂いて、女性を大切に扱うことにチャレンジして頂きたいと思います。最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。
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