最近日中、急に温かくなることがありますね。先週末、名古屋は雨でしたけど、上着がイラないほどの温かさ。お客様にお越しいただく名古屋のカウンセリングルームの空調調整も、んーどうだろう?と迷うほど。まだ2月なので、ちょっと驚きました。
(※今回はお互いシングル同士の恋愛を想定しています。不倫などの関係ではまた少し違う心のあり方になることもありますのでご了承ください。)
いわゆる「別れ文句」というだけでなく、若干曖昧なニュアンスを残すことがあると思っています。(今日はその部分をお伝えしたくてテキストを書いているようなものです。)
実際、僕の担当させていただくカウンセリングの中でも、「場合分けができるような」印象を受けるんですね。
お客様のお話を伺っていると伝わってくる、その男性の言葉の意味・ニュアンスのことなんですが。
なので、ちゃんとお二人のご事情をお聞きしてからじゃないと見えないこともたくさんあると思います。
が、そう言ってしまうとテキストがここで終わってしまいますので・・・思い切りザックリとなってしまいますが、恋愛の中で男性の言う「友達に戻ろう」という言葉の意味を僕なりに書いてみますと・・・
男性によっては、別れを切り出してお互いをこれ以上傷つけないようにという思いから、柔らかめなNOの意思表示、断りの文句だとも考えられることも十分にありますし、男性自身もそのように認識している場合もあります。
この場合は、ちょっと切ないのですけど・・・一度その関係にちゃんと区切りをつけないと、という感じになることが僕の経験では多そうです。
男性によっては「真剣にあなたとの未来を考え頑張っていたからこそ、おこれ以上二人の関係をこじらせないように」からこそ提示てくる提案や、謝罪のような意味合いを含んでいる場合もあります。
この場合は、相手もまだあなたのことを愛しているという気持ちを残している可能性は否定できないんですね。なので、まぁ持って行き方次第ではうまくいく可能性って見えてきそうなんです。
が、男性としては「このまま一緒にいることで関係が壊れていくのが辛い」という彼の挫折感を含んだメッセージを発しているので、そのまま近づくのは厳しいことも多いです。
なのでその彼の姿が「あなたへの拒絶にしか見えない」ので、切ない思いをされる方もいらっしゃるのかもしれませんね。
この部分の見極め方ですが、ちょっとした客観的な意見が参考になると思います。
あなたの周囲の友達や男性に(できるだけ多くの見解を)聞いてみても良いと思いますね。カウンセラーの場合は男女どちらでもOKです。
※なお、今回のテキストは「」の後者の部分について書き進めますね。
おそらく「罪悪感」と「友達(仲間)意識」ではないかな?と思います。
男性の対人関係の作り方の特徴の一つに、それは男女関係なく親密になると「仲間意識」を持ちやすいという部分があるんですよね。
仲間意識とは、みんなが仲間でいい感じ、という感覚。
誰か特定をビシっと決めて愛するより、全体として愛する感じです。
この時点で女性の皆さんと意識が異なる可能性がありますが・・・。
だから、今まではある意味(男性にとっては責任関係が発生しているように感じる)男女関係でトラブルになってしまい、その関係でいつづけるよりも、一旦距離をおいて仲間意識の中でいれば、女性も落ち着いて、傷つかないだろうという、まぁ男性の中にある女性への「罪悪感の補償」のような感覚で伝えてくることが多いのではないか?と僕は思います。
まぁ、それが切ない思いを抱えた女性にとって、何の意味もないことであると思いますが・・・男性はそうは思わないことがあるということですね。
ただ、好意的に解釈すれば、その男性なりの気遣いとも解釈できないこともなく、そういった気遣い的意識を持つ男性って少なくないように思います。(そうされてもまぁ、嬉しくないかもしれませんが)
もう少し心理解説しますと
多くの男性は問題解決思考を持っているので、別れだろうが、ケンカだろうが、女性の気持ちが浮き沈みしている状態であろうが、何かしら女性のネガティヴな感情を前にすると「自分でなんとかしなきゃ、そうしなきゃ」と思ってしまう部分があるのですよね。
(だから、女性への罪悪感から気を使い、相手のズバッとNoが言えなくて、浮気相手となかなか切れない男性がいたりもしますが、これは別のケースですね・・・。)
そしてこのような状態が長く続くと男性は頑張る度合いだけ苦しみ始めます。
まぁ自分がダメな男だと自分を責め、その結果、あまりよろしくない態度に出ることもあれば、ベッコリ凹んで膨らまなくなることもありますし、自信を失ってしまうこともあります。
そして、今の状態をキープすることで、自分が燃え尽きそうになったとき、「相手と距離をおきたい」と思う男性は少なくなさそうです。
そして、男性がそんなちょっとばかりヘヴィーな感覚を感じているときに「それでも男性が二人の関係をどう感じているか?」が、僕が最初書きました「友達に戻ろう・・・という言葉の見極め」という部分に繋がるんですね。
この時、男性が
「もう嫌だ、無理だ、別れたい」と思っているケースでも、
「できれば女性を好きだから愛したい・頑張りたいけれど、今のままでは自分も相手も持たないかも・・・という部分の苦渋の決断」というケースでも
「友達に戻ろう」という言葉は使われると僕は思うし、実際の僕の臨床経験の中で、どちらのケースも体験しています。
ただ、同じ言葉でも、この言葉に内包されたニュアンスの違いは本当にその意味を大きく変えます。
そしてこのニュアンスの違いを作るものは、彼とあなたの今までの関係であったり、あなたの魅力、彼の人柄、エネルギーですね。
仕事でも対人関係でも、何事も「どうにか愛せないか?」「助けられないか?」と考える男性がいらっしゃるんですよ。このタイプの男性が放つ「友達に戻ろう」は、相当なストレスと後悔と罪悪感と愛情がこもっている事が少なくないんですね。
そしてこのタイプの男性のパートナーである女性って、相当に女性としてのエネルギーが高かったりします。それはコンプレックスがあるだの、日頃からどう振舞っているか?ではなく、内面から溢れ出る魅力のようなものが強いということだと思ってください。
が、多くこの手のご相談をいただくと、女性の皆さんが、彼のことは好きな度合いだけ、自分の内面のネガティヴなマインドに飲まれてしまって、ご自身の魅力をお感じになっていないことも少なくないんです。まぁ凄くもったいないのですけど。
なので、不安に煽られてしまって、関係性がこじれていってしまった・・・というご相談は、正直少なくないと僕は思っています。
男性が、あなたと一緒にいた時に、男性になりにあなたとの未来に意識が向いていたことを、あなたが汲み取れるか?彼が今までに考えていてくれたことを愛情と解釈し、感謝できるか?
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