自分の心を知る２つの質問

　
こんばんは。カウンセリングサービスの大塚統子です。
木曜日に大門昌代・大野愛子とともに｢うまくいかない恋の処方箋」をテーマに書いています。
今回は大塚が担当です。

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「がんばっているのに、うまくいかない。」
「わかっているのに、できない。」
「決めたいのに、決められない。」
といったことを繰り返していないでしょうか。

そして、そんな自分にダメ出ししたり、自己嫌悪に陥ったりして、苦しくなっていませんか。

自分では望んでいない結果にばかりなるのは、もしかしたら思考と感情の不一致が起こしていることかもしれません。

私達が頭で考えていること（＝顕在意識）は、意識全体のわずか数％です。残りの97%くらいは、心で感じていること（＝潜在意識）だと言われています。

頭で考えることよりも、心が占める割合が圧倒的に大きいのです。

頭で考えていることと心で感じていることが一致している場合は、望み通りになりやすいようでしょう。

しかし、頭と心が不一致の場合、より大きな心の力の方に現実が引き寄せられやすくなります。

もし、今「結婚したい」「素敵な彼と出会いたい」などと望んで、行動しているのにうまくいっていないとしたら。

心の中に、結婚したくない理由、素敵な彼を見つけない理由が隠れていることがあります。

例えば、「両親のような結婚生活はしたくない」「女が損をするのはイヤ」とか、「母親を置いて、自分だけが幸せになるのは悪い気がする」「家のことを考えると自由になれない」とか、「元彼が忘れられない」「こんな自分が幸せになれる気がしない」など。

何らかの感情が邪魔をして、頭で望む方向と反対方向に引っ張っているのかもしれません。

充分がんばっているのに、望むような成果が出せないのは、反対方向への力が強すぎて前に進めないだけかもしれません。がんばりが足りないのではないのでしょう。

必要なのは、自分を否定することではなく、心にある反対方向に引っ張っている感情を知ることです。

それを知るために、自分に2つの質問してみましょう。

○そうしたくない理由があるとしたら、何ですか？

例：結婚したくない理由があるとしたら、何ですか？
例：素敵な彼を見つけたくない理由があるとしたら、何ですか？

これは、自分の心に引っかかっているものを見つけ出す質問です。

○そこに留まることで、得られているものは何ですか？

例：結婚しないメリットは何ですか？
例：素敵な彼を持たないことで手に入っているものは何ですか？

これは、今の状況を変えたくない理由を見つけ出す質問です。

心で引っかかっているものを取り去り、心にある抵抗を失くしていけば、膨大な心のパワーを追い風に変えることができるでしょう。

「心に聴く」「手放す」に取り組んで、心を大掃除していきましょう。

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