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婚活疲れについて心得ておきたいこと

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大野愛子 
みなさん、こんにちは。カウンセリングサービスの大野愛子です。
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代・大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。
 
 
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ここ数年、増えている「婚活疲れ」。

疲れを感じるのは30代後半からが多く、出産年齢というプレッシャーも抱えながらの婚活は、精神的にも追いつめられやすいことがうかがえます。

婚活はカップルになることが目的ですから、結婚相談所やお見合いパーティーのようなものを利用することもあるでしょう。

それらは、「短時間で多くの人に出会える」というメリットがあるのですが、落とし穴もあります。

たとえば、本気で好きになった相手に思いきって告白をしてフラれるのならば、まだあきらめもつくのですが。
「ちょっといいかな」というぐらいのお相手に、会う前に向こうからお断りされることもあるのですから、気が滅入ってくるのです。

しかも一度や二度ではなく、何度も続くこともあります。
すると、「私って、女として魅力がないのだろうか?」と自信を失いやすくなります。

これが婚活疲れのひとつの原因でもあるのですが、いろいろな人と出会える分だけ、こういうことはあるのです。
ここは恋愛とちょっと違うところなので、あえて心得ておきたいところですね。

また、婚活を続けていくうちに、「どんどん理想が高くなってしまうこと」もあるようです。

最初は、「とにかく出会いを」と思っていたものが、いろいろな人を見ていくうちに、「やはり年収は」「やはり仕事は」「やはりこんな雰囲気で」と条件が増えていくのです。

理想が具体的になっていくのですから、なにも悪いことでありません。ただ、物件探しと一緒で「もしかしたら、もっと良いところがあるんじゃないか?」と決められなくなっていくのです。

そうした結果、婚活が長引いてしまうことがあります。

そもそも婚活疲れに陥りやすいのは、なにごとにも真面目に取り組めるタイプの人が多いのです。

結婚相談所で教えてもらえるノウハウ、ネットや書籍に書かれているテクニック、それにこういう心理的なものまで読み込んで、それに沿って忠実に、一生懸命に取り組みます。

真面目取り組めるタイプの人は、自分に対しても相手に対しても「完璧」を求めがちです。

世間でいうところの「こういう結婚ならきっと幸せ」という情報や、「こういう人ならば親も気に入るだろう」という既成概念にも振りまわされがちになります。

結婚するのは自分なのですが、なかなか「この人」と決められなくなるのです。
その結果、誰も選べなかったり、条件で相手を見てしまったり、なかなかご縁に結びつかないという「婚活迷子」になりやすいのです。

結婚相談所などで婚活をしている場合に多いのですが、やっと「この人いいな」と思えた人であっても、相手のほうからお断りされることがあります。

「たまたまご縁がなかったのね」と思えればいいのですが、なにごとも真面目に取り組めるタイプの人は、断られるたびに「私に魅力がないのね」「私がきっとダメなんだ」と自分を責めがちになります。

あまりにも自信を失ってしまうから、ますます「こんな私には完璧な人でなきゃダメだ!」と思うのです。
そして、自分の不足感を埋めるために、さらに理想が高くなっていく・・・というループです。

その根底には、「結婚していない自分への否定」「結婚こそが自分を幸せにしてくれる」「結婚によって違う自分になりたい」「今とは違う人生を得たい」というような思いが横たわっていることがあります。

これは、自己否定と現状否定が婚活の行動動機(モチベーション)になっています。
自分にバツをつける数が多いだけ、じつは婚活疲れをしやすくなるのです。

たとえば、こんな質問はどうでしょうか。

「結婚したいので、結婚してください」と言われるのと、「あなたとずっと一緒にいたいので、結婚してください」と言われるのとでは、どちらがいいですか?

前者は結婚をすることが目的ですし、後者でしたらその人と幸せになることが目的です。

似ているようで、これは大きく違います。
自己否定、現状否定が多いときは、「とにかく結婚!」となりやすいので気をつけておきたいところです。

そういえば、私の古い友人は、「私が相手を探しているということは、相手も私を探しているはずよね」と信じて疑わない人がいましたが、その言葉のとおりになりました。
これは、しんどい婚活のさなかの彼女なりの自己信頼だったのです。

自己否定、現状否定が多くなっていないか、見直してみましょう。
婚活は疲れた時には休み、今の生活も整えながら、少し余裕をもって取り組むぐらいがちょうど良いのです。

結婚相手のご紹介はできないけれど、カウンセリングは婚活のご相談も大歓迎ですよ。

ご参考になりましたら幸いですaya


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