こんにちは。神戸メンタルサービスの平です。
日曜日・恋愛心理学講座を原カウンセラー と隔週で担当しています。
いまをさかのぼること17年ほど前、私の地元・神戸で『3カ月で理想の彼をゲットする』という講座を行ったことがあります。
当時はインターネットが十分に普及していませんでしたから、私どものことを知る人もまだまだ少ない時代だったのですが、講座には女性ばかり11名の受講生が集まってくれました。
そして、レクチャーが3回、1日かけて行うヒーリングのセッションが2回と、都合5回のシリーズだったのですが、その3カ月の間になんと11人中6人がパートナーをゲットするという、ものすごく高確率な結果の出る講座となったのです。
受講生の中に一人、アメリカに留学していたという女性がいました。
彼女はつねづね、日本人の男性を嫌っておりました。とくに“日本男児”と呼ばれるようなタイプが大嫌いだったのです。
彼女はいつも元気でハツラツとしていましたが、見た目は小柄で華奢な女性でした。
アメリカでは、そんな小さい女の子が旅行用の大きなトランクなどを持っていたりすると、そばにいる男性たちが手伝ってくれたり、代わりに持ってくれたりとレディファーストがゆきとどいているようでした。
ところが、たまに日本に帰ってくると、日本の男性は彼女を助けてくれるどころか、「このチビ女、なにをトロトロしてるんだ!」と言わんばかりの態度をされることもあり、ウンザリしていたわけです。
彼女はアメリカでは何人かのボーイフレンドとおつきあいしたようでした。が、なにかと問題が起こり、心理学的な解決を求めていたときに私の講座と出会い、参加することになったのでした。
講座では、「なぜ、そこまで日本人の男性が嫌いなのか?」ということにポイントをおき、サポートしていくことにしました。
なぜかというと、日本人の男性を嫌っているということは、世界の男性の人口から日本人の男性の人数を引いたぶんだけ、彼女が結婚する確率が下がってしまうからです。
彼女の深層心理にどんどんアプローチしていった結果、彼女は「自分にはなにもできない」という強い思い込みをもっているということがわかりました。
だから、「なんでもできて、たよりになる男性」をたえず求めていたということだったのです。
また、この「なにもできない自分」に対決するかのごとく、彼女はいろいろなことにチャレンジし、がんばってきました。
しかし、彼女の場合、「できない」ということに、「自分は弱い」とか「負け」といったマイナスのイメージがくっついていたので、自分に休息を与えるということがもなかなかできませんでした。そのため、彼女には、「燃え尽きてしまうまで、がんばってしまう」というネガティブなパターンもあったのです。
そこで、彼女はこの分野をどんどん癒し始めました。すると、「なにもできない自分には、なんでもできるパワフルな男性が必要」という思いから解放され、まったく別の視点でパートナーを求めるようになったのです。
それからすぐ、彼女は一人の男性と出会い、電撃的に結婚してしまったのですが、その男性は、まるで武士みたいに純日本的なタイプなのでした。私はもちろん、彼女の好みを知っているご家族もお友だちも、全員、アゴがはずれるぐらいたまげたものです。
けっしてレディファーストとはいえず、どちらかというと亭主関白っぽいだんなさまなのですが、もちろん、よいところもたくさんありました。
たとえば、責任感が強い、「愛している」とはめったに言ってくれないけれど、一生、愛し続けてくれるようなまじめさがある、など‥‥。彼女が外国のボーイフレンドたちに求め、叶わなかったものを、とてもたくさんもっている人だったわけです。
家の中で探しものが出てこないときは、いちばん最初に探した場所を、もう一度、入念に探すことが大事だとよくいわれます。
私たちは、「一度、探してなかったから、あそこにはもうないだろう」という思い込みで、別の場所ばかり探してしまいます。しかし、いちばん最初に見当をつけた場所にこそ、必要なものがある場合が多いわけです。
パートナーシップの場合は、もし、あなたがものすごく苦手なタイプの男性がいるとしたら、「なぜ、こんなにいやなのだろう?」と考えてみることも大事かもしれません。
実際、ほんとうに合わないタイプだということももちろんあるでしょう。が、じつは、苦手だと感じるタイプは、あなたが期待するなにかをもっていることがあります。そして、「その期待に応えてくれないから嫌っている」というケースもしばしばあるのです。
ちなみに、どんなに大好きだった彼も、別れるときには「あんたなんか、世界最低の男よ!」とか「女の敵、男のクズよ!」と思うことは意外と多いですよね。
言い換えれば、それぐらい嫌いにならないと別れられなかったのです。そう、好きなままでは、お別れはできないですからね。
ただ、そんな失恋の傷をもったまま次の恋をしようとすると、「大好きなタイプに背を向けて、パートナーを探す」ということもあるのですよ。
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