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聴くという会話

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ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-小川のりこ

2週に1回、近藤あきとし一緒に記事を担当しております、小川のりこです。


寒くなって来ましたね~。
なのに我が愛息子、たっちゃん(龍月:たつき)は、まだ半ズボンです(-_-;)
子供は代謝がいいですわねぇ。


たっちゃんは、自分が結婚する未来の話をわたくしに日頃からよく話しますが、(←ちびっ子が何言うてんねんといつも思う・・・。)
本日一緒にテレビを見てて、そこでやっていたのは奇跡の人。相手の手を触れて、その人の痛みを治すという少女の話。
それを見て彼が言いました。


たっちゃまん:「ママの足とかからだのいたみとか、治るんちゃうんΣ(゚Д゚)!」


そうねぇ。
会いに行きたいねぇ・・・。(マジ思ったぞ。)


たっちゃまん:「シワとかも・・・・・(゚Д゚;)!!!」


なんだとぉぉぉ!

当然、こちょこちょまくりの刑をほどこしました(▼▼)


たっちゃまん:「おれ、しょうらい子どもができて、その子がすごいケガとかびょうきになったら、お金ためて会いに行く!」


・・・・・お前の将来はどんなことが起きるのだ!?


相変わらず未来先走りすぎの我が子でございます。



ところで。


皆さん、大好きな人といっぱいお話ししていますでしょうか。
大好きな人の話はいっぱい聴けていますでしょうか。


大好きだからこそ、緊張して自分のことが話せない。
大好きだからこそ、嫌われたくなくて自分のことが話せない。
そもそもどんなことを話すのか分からない。
何をどう話せば伝わるのかわからない。

彼のことはあまり分からない。
普段から彼はあまりしゃべらない。


それでも大好きな人や彼が出来たら、彼と話す機会、聴く機会はたくさんあって、でもそのたびに難しく感じてしまうと、自分の気持ちや自分の思いは何一つ相手に伝わらず、相手が何を考えているのかさえ、分からないということになってしまいます。
でも大好きな人と長く付き合うためには、話すことや聴くことは必須でもありますから、皆さんここは、何としても今以上に楽にやっていきたいところではないでしょうか。


それにはまず、話す、聴く、ということをもう少し詳しく考えていきましょうね。




 女性の話す。男性の話す。


男性の話す・・・は、理論。合理性。数学的。

女性の話す・・・は、感情論。


この二人で話し合いをする時、実は、既に女性側に軍配があがっているんですね。社会中心で生きている男性は、普段感情で話す機会はほとんどありません。でも男女関係での話し合いは、


主に感情の話


です。

普段していない彼らにとって、男女間の話し合いとは、既に負け戦。なので、”話をしよう””話したい”という言葉には、即行逃げたくなります。


といっても、男性も、普段一緒に居て会話するのは、平気です。ポジティブな会話は、当然楽しいし嬉しいです。


でも一旦気まずくなったり、口論になった後の話し合いとなると、自分からは近づけないし、自分から話し合うということを切り出す勇気もあまりありません。



 女性の聴く。男性の聴く。


話すこと。
に関しては、結構いろんな本でも書かれているかもしれませんが、


聴く


という姿勢には、もしかしたら男女関係ではあまり書かれていないことではないでしょうか。実は、小川はこっちの方が重要視しています。


なぜなら、日本人の多くは男女共に、聴くことがあまり出来ていないからなんです。


女性の聴く
男性の聴く


は、共に、聴く ではなく、


聞く


になっていることの方が多いように思います。

では、ここをもう少し詳しくお話ししていきますね。



聴くことについては、実は話すこと以上に難しいものなんです。


人は基本、話したい生き物です。
自分のこと。自分の周りで起こっていること。他人の事。自分の関心ごとなど、話すという行為は、自分自身のアピールであり、関心を持ってほしい、自分を見て欲しいという気持ちが隠されています。それは、人の寂しさや孤独感という、人が人であるために自然にある気持ちです。

でも聴くという行為では、
自分の全く関心がないことの場合もありますし、
自分にとって苦痛な内容の場合もありますし、受け取りにくい場合もあります。
相手が話す内容に拒否感があれば、集中して聴くことは出来ません。集中出来ていないと、結局何を言いたかったのか分からなかったり、自分で内容を勝手に変換してしまう場合もあります。


というところから、聴くと言う行為は話すより難しいんですね。


でも私たち男女関係では、この聴くことをおろそかにしてしまいがちです。

例えば女性の場合、感情的に生きている分だけ、感情を話すことが得意ですし、またそれを大好きな人には聴いて欲しいので、聴くよりも圧倒的に女性は話します。
感情を話すことは、悪いことではもちろんありません。ただ自分の感情を大事にするあまり、他人の話すことに否定感や拒否感が少しでもあると、相手の話を聴く集中力はもちろん低下してしまいます。これが男女関係となると、自分の感情を相手に伝えたい思いが優先され、相手の言葉に耳を傾けられなくなることがあります。


男性は、感情を話すことが苦手なので、女性が話しをし出すと、自分はほぼ話せなくなります。男性は、時間をかけてでなければ感情は言葉に出せません。でも女性は沈黙が苦手な人が多く、相手の沈黙に10秒も耐えられない場合が多いです(-_-;)(←わたくしは5秒ももたんかったです・・・) 


この沈黙に恐怖感を抱く人も多くて、彼が話す時間を待てずにまた話をしちゃうのね。それを繰り返すと、芋ずる式に、過去のことまで自然と話題にしちゃいます。これだと男性はいつまでも自分の思いを話せなくて、そんな自分にもイライラするため、女性の話に集中出来ないし、責められている感覚から聴くことがしんどくなってしまうの。


なので。女性がどれだけ一生懸命自分の思いを伝えたとしても、男性は、ほぼ聴けてないんですよね。苦しくなっちゃって。そしてその間、男性は、 ”どうせ俺が全部自分が悪い・・・” って気持ちに入っちゃいやすいの。だから男女間の聴くことはね。


聴くこと。  ではなく、

聞くこと。


になってしまっています。ただ耳に入っているだけで、こころから聴こうとしていないの。もちろん悪意は全くありません。ただこころから集中して聴けないんです。


女性は自分の気持ちを聴いて欲しくて、理解して欲しい気持ちが強くて聴けてないのね。

男性は、感情への苦手意識と、罪悪感という自分の傷みに入って、集中出来ず聴けていないんです。



口論になったり気まずくなった時、女性はとても不安です。そして不安だと女性は話したくなります。

男性はそんな女性の気持ちを聞けば聞くほど、何も出来なくなってしまって黙る方が多いです。(もしくは怒り出す(~_~;))

でも男性が黙ると女性は怖くなり、その沈黙が耐えられないので更に話す。すると男性は思っていることがあったとしても、どんどん話せなくなり、それが次第に、


俺が話しても無駄。話しても聞いてもらえない。



と判断してしまい、いつも自分の気持ちをちゃんと言わずに、結局女性には彼の気持ちが分からないまま、お別れする場合も多いようですね。


こんな離れ方は余りにもお互いに辛いです。
女性は何も分からないばかりか、いろいろ誤解しちゃいます。
男性は、自分一人で抱え込み、諦めて苦しみます。


これはいかん!
なんとかしましょう(`0´)ノ!!!!


女性にはしんどいことですが、男女関係のことを、他人に相談すると言う発想がない男性には、越えられないことでもありますから、女性の皆さん、
「しゃーないなぁ・・・。」
と、大好きな彼のために、この先現れるかもしれない運命の人のために、少し腰を上げてみませんでしょうか。


皆さんが、それぞれ抱えていらっしゃる過去の体験や、ご自身の恋愛パターンなど、人それぞれなので、ひとりひとりここで細かくは伝えられませんが、どなたでも意識してやってみて欲しいことを伝えます。


女性が男性と改まって話すときって、きっといっぱいいっぱい我慢した状態だったり、彼にすごく気を遣っても話すよね。それに勇気もいる。
だからついついいっぱい話したくなっちゃうだろうけど、覚えてて。


大事な話をするのなら、
少し改まった話をするのなら、
しっかり彼と話すなら、


あなたが、3-5分話す。
そして彼が話すのをじっくりと待つ。
あなたが、3-5分話す。
そして彼が話すのをじっくりと待つ。


こちらが話すのは、一度につき5分以内です。


なぜなら、男性は感情の話を5分も聴けないから(-"-)
何とか頑張って10分くらいかなー。


短いでしょ~~~(▼▼)凸
聴こうと言う気持ちは、男性にもちゃんとありますので、要所要所は聴いていると思います。それでもやっぱり全部は聴けていません。


女性は誰しも(わたくしも)感情的なことを、一から全部話したいもので、結果どうしたいかということはほぼ後回しです。でも男性は、この私たちが後回しにしたい事を、とにかく知りたい。


着地点は何処やねん! (← わたくしが旦那様に言われた(T_T))


ってことなの。でもそこをすぐ話すと私たち女性の、今まで溜まった気持ちが収まらない。
なので、彼らが出来るだけちゃんとこちらの話を聴けるように、いっきには話さないこと。
そして、ちゃんと相手にも話させる時間を取ってあげて欲しいのね。男性によっては、話し出すのにめちゃんこ時間がかかりますけどね(◎_◎;)


ただ、男性は自分から話すことが苦手なので、自分が話し終わると、


ねえ。これってどう思う?
あなたはどう思ってた?
あなたにはどう感じた?


って聞いてあげると、男性は話しやすいです。


私たち女性が聴いてモードの時は、相手にすごく期待しちゃうのね。だからつい、自分の気持ちを話して、相手がどう答えてくれるのか待ってしまうところもあるの。でもこれだと男性はなかなか話しません。どう答えていいのか分からないから。もしくは即、解決方法を考えようとするから理論的なことしか話さなかったりします。でも女性からしたら、自分の話に彼がどう思うかを本当は知りたいはず。なら、感情を答えやすい聞き方をすぐにしてあげるといいよ。

何度も時間をかけて、少しずつやっていくコミュニケーションですが、こういう話し方、聞き方をすると、彼が感情を話す機会が多くなるので、彼も感情を話すことに慣れていき、会話が少しずつスムーズになります。
始めはなかなかそれでも話さなかったり、やっぱり理論的な話になったりするけどね。


覚えていて下さいね。

注意するのは、感情を一度に話し続けないことです。


必ずどう思うかということを、相手に話させる時間を与えてあげて下さい。
そして、その時は、彼の話をしっかり聴いてあげて下さいね。


どんな言い合いになっても、後から冷静にこういう時間を取ることで、ちゃんとお互いの気持ちを分かりあえると思います。


でももう一つ。
こういう聴く会話には、私たち女性の覚悟も必要なの。


それは、彼に話をさせることで、彼が思っていた、私たち女性が聞きたくない言葉も聞かなきゃいけない時が必ずあるからなの。自分への不満や嫌だった思いなどね。でもそれは、私たち女性も、絆を深めるのであれば、受け止める必要はあるかもしれません。


彼らに話す勇気がなく、機会もなく、こころに溜めてしまうと、当然彼の不満は溜まってしまうでしょう。そうすると、私たち女性には理由は分からないけど、何だか最近距離が遠い感じ・・・となってしまう場合も案外あることですから。


すぐには難しいと思いますが、この文章が、皆さんのこころに少しでも残り、僅かであっても試す機会がありましたら、幸いです。
いつもいつも、ありがとうございます(*^▽^*)
では、また次回に♪







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子育て応援ブログ ~ほのぼの~



の、小川のりこの次回記事は、


10月16日



です。

よろしくお願いいたします。





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