2週に1回、近藤あきとし一緒に記事を担当しております、小川のりこです。
旦那様と大人な話をしていても(経済関係や、ニュースのことなど)、子供というのは全くお構いなしにいきなり話しかけて来ます。
旦那様:「たつき、今ママと話してるから、ちょっと待ってて。」
旦那様が言うと、9歳の我が愛息子、たっちゃん(龍月:たつき)は、落ち着かない様子で待っています。そして、私たちの話と話の間が数秒開くと、
たっちゃん:「ママ、あのね・・・!」
と、すかさず話を持ってくる(ーー;)
わたくし:「ごめん。たっちゃん、もうちょっと待ってて(^人^)。」
はーーいと、口を尖らせて、ずっとそばで立って待つたっちゃん。
私たちは白熱してたりするもんだから、たつきの話はついつい後回しになってしまっていましたが、三度目に息子が話しかけて来ました。
旦那様:「まだ話終わっとらんっつーに(▼▼)」
するとたっちゃんは、歌い出す・・・・。
たっちゃまん:「♪ おっれの。 おっれの。 おっれのは・な・し・を・きけぇぇぇ♪ (by 矢沢 踊り付き)」
・・・なんでそんな歌知ってんねん\(◎o◎)/!
たっちゃまん:「♪ 5っふん、だっけでっもいっい~ ♪」
親を振り向かせるのが上手でございます。
私らの話はどーでもよくなりました(ーー;)
私は自分が痛みだらけだったとき、こんな悩みを持って一人苦しんでいるのは、きっと自分だけだと長い間思っていました。自分がカウンセリングを受けるようになって、そうじゃなかったんだとようやく気づくようになりました。
人は、自分の過去に、多かれ少なかれ傷を持っているものです。
人に話せない、考えるのも思い出すのさえも辛いほどの傷を背負っている人もいれば、今考えれば辛かったな~と軽く話せる人まで、それは人それぞれです。
でもそういった傷が、今の自分の恋愛に影響していることは、とても多くあるんですね。
ここで、よくお話しさせて頂いていますが、私は父親の暴力やいじめで学生時代を過ごしていますから、
人への不信感
男性、大人、教師への怒り
女性であることの不快感
自殺願望 など、
・・・・あー、数えたらきりがありませんね(-"-;A
男女関係では、父親に愛されたかった分、年上の男性ばかりに興味を持ち、その相手に女の私ではなく、子供のように可愛がられたい自分を出し、求めることばかりして相手を疲れさせていた・・・・のを、気付くことなく繰り返していました。なので、
「どうして彼が出来ても、いつも捨てられるのか・・・!」
という怒りを持っていました。
我慢して我慢して、相手に合わせて尽くして尽くして尽くして来たのになぜなのかって。でも尽くすことで、相手に見返りをすごく求めていたのだということは気づかなかったんですね。
そんなふうに私たちの恋愛には、傷を抱えているゆえに、同じことを繰り返してしまう場合が多くあります。
こういったサイトを読んで下さる方はもちろんのこと、今は自分の痛みのルーツをインターネットで自ら探して気づく人も多くなってきましたね。カウンセリングに来られても、それ以前に自らとても勉強されているなぁと思うことが多いです。
でもね。
それは分かったけど、じゃあ、その後どうしたらいいの?
ここですよ、ここ!!!
ここで皆さんつまづいてしまうと思うんですね。
なぜなら、ここを乗り越えていく、癒していく方法は、その人の生き方、そして今の心理状態によって、それぞれ違うからなんです。マニュアルがないんですね。
『・・・ということをしていきましょう。』
『・・・なふうなことを、やっていきましょう。』
というような、一般的な話はたくさんありますし、ハウツーも書いてあると思います。これをすんなりストレスなく出来る人はいいのですが、しんどすぎていたり余裕がないと、
今そんなんやれないよ・・・。
だから、それが出来ないんだってば・・・。
と感じてしまうと思うんですね。
こころの癒しはオーダーメイドです。みんなひとりひとり違うのだから、皆これで解決しますなんて方法は、なかなかありません。
だから過去の痛みや、恋愛パターンに気づいたら、本来はここからは私たち専門家の出番なので、お話をお聴きたいところなのですが、ここまで読ませておいて、それはないやろ(-"-)という小川のこころの突っ込みもございますし、そう簡単にカウンセリングというのもなかなか人によっては勇気がいることですよね。私もカウンセリングを受けるまでに、1年かかりましたしぃ(^^;;
なので、これらのことに一度チャレンジしてみて下さいね。
全てをやるのではなく、自分に一番合うなと思う方法を、一つでも二つでも、あればやってみて欲しいと思います。
一般的に書いてあるハウツーの前の、準備運動のようなものです。ストレスがかかったまま、苦しいままハウツーに手を出してしまうと、”やらねばならない!”になってしまうので、まずはあなたのこころを休ませてあげることが大事です。
①意識すること。
これが私の恋愛パターンだったんだ。。。それは・・・・という痛みが私のこころの中にあるからなんだなー。
(自分のパターンを意識するようにして下さい。気づかなければつい繰り返してしまいますが、気付いたら、辞めることはすぐに出来なくとも、ブレーキはかかるようになります。)
②痛みを抱えている今の自分を受け止めること。
こういうことがあったな。これはすごくしんどかった。辛かった。悲しかったな。
(ただただ、その感情を受け止めてあげて下さい。反省やダメだしはしないこと!)
③認める、褒める。
よくやって来たな。頑張ってたな私。子供なりに、分からないなりに、私は私で必死だったんだ。本当に頑張って来たんだ。
(どんな過去があったにせよ、あの頃のあなたは考えられる限りの努力は必ずしています。それが上手くいかなかったとしても、本人が一生懸命考えて行動したことです。それは褒めるに値します。)
これらはすべて、何かをする・・・という行動療法のようなものではなく、
感じてあげる。
という、しんどさや苦しさを解放して、癒してあげるやり方です。
あなたの普段なかなか動かす機会がない、感情という部分を解放してあげて下さい。これは同時に自己評価を高めることにもなり、自己嫌悪を癒すことにもなります。
こころを緩めてあげて、感情を外へ出してあげて、自分がその自分の感情をちゃんと見てあげて感じてあげるというのは、自分で出来る大事な癒しです。
今まで皆さんがどんな経験をして来たのだとしても、それは人と比べるものではないし、経験や苦しみに大きい小さいはありません。
でも辛い時や苦しい時は、ついつい人は比較してしまいます。そして自分の方が苦しいと感じると、周りに対して怒りを持ってしまうことがありますし、自分の方が大したことないと感じると、こんなことで・・・と自分を責めてしまいます。
でもそれだとどんどん自分を追い込んじゃう。
そして、もう立ち直れないんじゃないかと思う程、しんどくなってしまうんです。
だから、悲しくて、辛くて、苦しくなった時は覚えていて。
①自分の傷を意識すること。
②痛みを感じてただ受け止めること。
③今の私を認める、褒めること。
本当に本当に大事なことです。
どんな問題を抱えていても、とても大事なことです。
まずは、ここからなのね。
そして、
私頑張って来たのかな。そう言えば確かに必死で一生懸命だったな。あんな辛さを生きて来て、今こうしてまた自分に向き合ってることって、すごい力なのかもしれないな。
そう思えるようになったらね。
その後今までは抵抗があった、自分が乗り越えたいと思うことに手を出してごらん? その時は今までよりもずっと楽に進めるよ。
少なくとも、ここに来られる方は、前向きな人だから♪
”この状況を何とかしたい” という気持ちを、僅かながらでも持っている人たちです。
先程も書かせて頂きましたが、今の時代は、私の時と違って多くの方がカウンセリングに来られる前に自分のことをある程度把握しています。なので、それを前提に書かせて頂きましたが、そのパターンが分からない方は、それに気づくことがもちろん最優先です。
あなたがどんな生き方をして来たか、どんな辛さを今日まで抱えて来たのか・・・。そういう過去と向き合うことになりますが、それが一人ではあまりにも辛すぎる場合も私たちを頼って下さいね。カウンセラーって、皆さんと同じような辛さを自分も抱えて来て、何年もかけて向き合い続け、今に至っている人がほどんどですから、共感したくなることはたくさんあると思います。
また、これらのことを、それでも感じることさえ、受け止めることさえ出来ないほど疲れてしんどくて・・・という方は、私たちに丸投げして下さっても結構です(*^▽^*)。
あなたがどれだけ頑張って来て、一生懸命に毎日を生きていたか、思い知らせてあげる自信は、小川にはあります( ̄へ  ̄ 凸
小川も長く、自分がカウンセリングを受けていたお客様の一人ですから♪
この文章が、皆さんのこれからの楽な生き方のヒントとして、少しでもお役に立てれば幸いです。
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の、小川のりこの次回記事は、
9月4日
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