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こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日のブログをお届けしています。
ムシムシと鬱陶しいですね。いかがお過ごしでしょうか？蚊に愛されやすい私は、あの「ブーン」という音とも格闘していて、なかなかの神経戦を強いられています。皆さまもどうそご自愛くださいませ。
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お知らせ！７月１２日は横浜で「やきもちを撃退する」講座＆ワークショップです！
仕事の成功もパートナーシップも欲しいあなたのためのやきもち撃退講座です。ご自分のやきもちのパターンをご存知ですか？すべてを手にいれていいって思えるといいですよね。そんな欲張りさんのためのワークショップです。
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Clik here to view.7月の心理学サロンは男性性と女性性のお話です。お互いの優しさを慈しみ合いたいですね。
７月１６日（木）の【心理学サロン】は、「やさしさこそ強さ～男性性と女性性の物語」と題して、心の中の男性性と女性性のバランスを見ていきます。心の男性的な性質と女性的な性質が協力しあうと、あらゆる対人関係が楽になります。心の中の男と女の戦争を終わらせませんか？
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Clik here to view.今年は名古屋の感謝祭にも伺います！東海方面の皆さま、お会いできるのを楽しみにしていますね。
さて、本題。
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「パートナーが、私の気持ちをわかってくれないのです」。
これ、とてもよくあるご相談です。
一番大切で、一番自分の気持ちをわかってほしい人と想いが通じないと辛いですよね。本人にしてみれば、こんな風に優しく応えてほしいという思いがあったりもするので、つい、
「私のこと見ていてくれているなら、わかるはず！」、
「わからないなんて、きっと私に関心がないんだわ」、
「関心がないって愛情がない、ってこと？」
という、とても強引な、でも本人的には納得感満載の、三段論法で、
「彼が私を愛してくれているかどうかわかりません、、、」
という不安も悩みにくっついてくることが多いです。
特に、ここにパートナーの浮気があったりすると、
「愛されていない」が事実によって裏付けられたように思うし、でも、そんなこととても受け入れられないし、
で、食べ物も喉を通らなくなる方も多いです。頭の中で、さまざまな妄想が駆け巡り、いてもたってもいられないけれど、何も手につかず、ただクタクタになるばかり。
しんどいです。
そんなときに、私が、
「でも、パートナーというのは同じ気持ちを感じているものなんですよ」
なんて申し上げると、皆さま、
「まさか！」
とびっくりなさいます。
「いえいえ、そんなはずはありません。彼（女）が、苦しいなんで嘘でしょう？楽しく他の人と過ごしていますよ！」
と「ありえな～い！」反応が返ってきます。
そう。自分は、驚き、悲しみ、怒り、自分が悪いのか、いや、やっぱり相手が悪いだろう、と頭と心でこねくり周り、ごはんものどを通らない状態だというのに。
どう見ても、相手はのほほんとしているように見えます。百歩譲ってそうだとしても、だとしたら、なぜ相手は無頓着なのか、なぜまだ浮気を続けるのか、さっぱりわからない！ですよね。
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それは、一番近いあなたに「自分の気持ちをわかってほしい」から。
会社で、（上司とかに）理不尽に怒鳴られていると、家で、（奥様や子供に）理不尽な当たり方をします。
会社で、一方的に（上司や取引先に）振り回されるような経験をしていると、家で（奥様や子供を）よく説明もせずに振り回すようなことをしてしまいます。
子供の頃に、（母親などに）なんの脈絡もなく不機嫌になられ無視されるようなことが繰り返されると、自分が結婚してから（パートナーに対して）急によそよそしく距離をとるようなことをしてしまうことがあります。
子供の頃に、（親に）放任され、かまわれずに寂しい思いをした人は、（自分のパートナーや子供に）近づけずに、寂しい思いをさせてしまったり、逆に構い過ぎてしまい、相手の気持ちを結果的にないがしろにすることで、寂しい思いさせてしまうこともあります。
よく、親に虐待を受けた被虐待児は、「あのようにだけはなりたくない」と思いながらも、自分も子供にカッとなって怒ってしまったり、手をあげてしまい、そのことで自分をさらに責めるようになると言います。
自分がひどい思いをしたのであれば、普通は、他人にそんな思いをさせたくありません。意識的には、そう思っているのです。
なのに、知らず知らずのうちに、自分も。一番自分が忌み嫌うようなことをしてしまう、もしくは、自分が感じたみじめな気持ちを一番大事な身近な人に感じさせるようなことになるというのは、とても皮肉な話です。
とても残念ですが、本当に日常的によく見られることなのです。
そして、ほとんどの場合、ご本人は、まさか自分がやられてイヤな、まさにそのことを他人に対してやってしまっているということに気づいていません。
暴力や暴言のような激しい表現の場合、最初はともかく、繰り返されるうちに、本人も「これはおかしい」と思います。そして気づいては愕然とします。すごく自分を責めます。罪悪感が深まる分、（パートナーに）近づけなくなり、（パートナーから見たら）冷たくなったように感じられます。
でも、その「距離」を作っている気持ちが、「申し訳ない」という罪悪感だとしたら、その下には、
「本当は、もっと大事にしたいのに」
「本当は、もっと愛したいのに」
という想いがあることになります。
「浮気をしているアイツが、悪いなんて思っているはずなんかなーい！！！」
と怒る気持ちはわかります。
罪悪感なんかないようなすました顔をしていることが実際に多いです。
でも、人って、
「自分は許される」
と思えないと、
「ごめんなんさい」
が言えないものなのです。
だから、もう開き直って、
「どこが悪い！」
と逆ギレするしかないように感じるようです。
この法則を知ってから、
私は、なんだかよくわからないけれど傷つくような態度をとられたり、言われたり、されると、ひょっとして、相手は（私かもしれないし、私でない誰かから）こんな風に扱われているのか、扱われたことがあるのかもしれない、
と考えるようになりました。
「今の私が感じているこの気持ち、実は、彼が感じている気持ちなのかもしれない」。
そう思ってみることで、今までは見えなかった相手の姿が見えてくることがあります。
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もし、相手も同じ気持ちを感じているのだとしたら、どう接したらいいのでしょう？
相手が自分のしていることに気づいていないこともありますから、
私は、まず、
「私は、怒られていて悲しい（寂しい、腹立たしい、悔しい、など）」
と自分の気持ちを伝えます。
その上で、
「あなたは、わかってもらえていない、と思っていないかしら？」
「あなたも、自分の気持ちに気づいてもらえていないと腹立たしく思っていない？」
と聞いてみます。
「ひょっとして、もう自分ではダメなんじゃないか、って思っている？」
「助けたいのに助けられないって残念に思ってくれている？」
「私はそう感じているけれど、同じようなことをあなたは思っているかしら？」
と自分の気持ちと似たような想いを相手ももっていないだろうかと尋ねてみます。
ドンピシャリでないこともあります。
でも、勇気を出して聞いてみると、相手の深い想いと出会えたりします。
一気に解決とまでいかなくても、絆の一端を感じることができます。
それほど、私たちは、自分たちが思っている以上に、パートナーのような大事な人とは想いを共有しているんですね。
だからこそ傷つけ合ったりもするんです。
一番、気持ちをわかってほしい人だから、その人の気持ちをわかる人でありたい。
そう思えたら、素敵だな、と願っています。Image may be NSFW.
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ココロを学んでバージョンアップしたいあなたのために、、、
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みずがきひろみが仕事やパートナーシップについて日頃思うことを書いています。
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Clik here to view.みずがきひろみの毎日、好きなものについてつぶやいています。