こんにちは、カウンセリングサービスの成井です。
今日もご覧頂き、ありがとうございます！
4月から火曜日の執筆者がプチリニューアル！
第1週目は秋葉秀海に変更になり・第3週の阿部純也とともに『モテオーラ養成講座』をお送りしています。
村本明嬉子は金曜日の『大人の恋愛術』にお引越しになりますので、これからもどうぞよろしくお願いします♪
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突然のカミングアウトですが、
私、とっても意志が弱いんです。
私、結構ヘタレなんです。
私、あんまり根性ないんです。
私、あっさりなくらい打たれ弱いんです。
私、めちゃめちゃ緊張しぃなんです。
私、すぐ居場所をなくしちゃうんじゃないか？と思っておどおどしちゃうヤツなんです。
私のことをよく知っている人は
「あぁ～そうだね。、成井は結構手がかかるヤツだからな（笑）」
と納得して貰えるでしょうが、普段私の態度がふてぶてしいのか？はたまた声が高いからなのか？多くの人は
「成井さんって、堂々としてますよね」とか、
「いつも楽しそうですよね？」とか、
「前向きで、ハートが強そうですよね」
と言われたりします。
なので上のようなカミングアウトをした所で「ほんとに～？」と信じて貰えなかったりすることも多々ありますし、仮に信じてもらえたとしても「きっとそれは過去の話で今はもうそこを抜けているんですよね！？」とキラキラした目で見つめられる事があります。
でも残念ながら、上のカミングアウトは現在進行形なんですよね。
別に「あぁ、なんだ成井はそんな感じなんだ。がっかり」と自分への期待値を下げる為に知ってもらいたいのではないのです。
そんな意志の弱い私がこうして今、好きな事を仕事にしていたり、
ヘタレで根性のない私が自分の人生や問題と向き合って来れたり、
打たれ弱い私がこうして何かを自分から表現し続ける立場に立てるまでになったり、
居場所のなさに不安を感じる自分が今度は人の居場所を作るサポートをしていたり、
緊張しぃな私が、人からは「楽しそうにやってますよね」と言われるのには、ちゃんと理由があるからなんですよね。
それが、今回のタイトルにもなっている
『「今、出来ること」以外で自分を責めない』
です。
私達には、誰しも”向上心”があります。
こうしてブログを読まれているあなたにもきっと「もっとこんな自分になりたい」という理想の自分像であったり、「今のこの状態から抜け出したい！」という前に進む意欲だったり、「もっと幸せになりたい！」というより良いものを望み、受け取ろうとする気持ちがあるのではないでしょうか？
時にその向上心は、目の前の問題の大変さの中で「ただ救われたいんだ」「ただこの状況を終りにしたいだけなんだ」と、痛みや苦しみの中に隠れてしまう事がありますが、それでも怪我をした時に私達の体が治そうという治癒力を発揮するように、死を意識した時に私達は「生きたい！」とより強く望むように、この”向上心”というのはある意味私達の本能に近いものなのかもしれません。
しかし時に私達はこの”向上心”の矢印を自分の内側へと向けてしまって、自分を責める道具にしてしまう事があります。
「こんな私になりたい！」という理想の自分がいる。
「こんな風になっていたい！」という理想の未来像がある。
それはとても素晴らしいことです。
でも時にその理想の自分像と今日の自分を比べてしまって、今の自分が出来ていない事、足りていない部分、持ってないものを見つけ、その不足している事を責めてしまったり、理想の自分との隔たりを感じて絶望してしまう事があるのです。
でもこの”向上心”の矢印は本来は自分の外（憧れとする人や状態などの目標）や前（未来）に向くはずのものなんですよね。
その自分の外や前に向いた時に、理想の状態と比べて今不足しているように思う部分に対して
「どう出来たらいいのか？」
「何があればいいのか？」
という発想が持てます。
世の中の発明や技術の進歩が「なんかこれ不便だな」「もっとこうだったらいいのにな」から始まるように、私達自身を成長させてくれる向上心も同じ様に「不足感」や「不十分さ」を感じる所からスタートするんですよね。
でも多くの場合私達はその不足感や不十分さを感じた時に、自分の価値と直結してしまう事が多いので、不足感を感じると「自分がそれだけ価値がないんだ」と思ってしまったり、不十分さを感じると「自分がダメなんだ」と思ってしまったりする訳です。
でも、これは全くの誤解なんです。
そして、ここで大切なのは『「今、出来ること」以外で自分を責めない』こと。
私自身が打たれ弱いから特にそう思うのかも知れませんが、こてんぱんに自分にダメ出しをされて「ナニクソ！」と頑張れたり、「いや～逆になんか目にもの見せてやる！って感じで燃えるわ～」という人って少ないと思うんです。
それこそよほどハートが強くないとそう思えないかも知れません。
例えどんなに自分に自信があっても、「なんかそれ違うんじゃない？」とか「全然なってない」とダメ出しされ続けると、段々と不安になってきたり、自信をなくしていくのが人間というもの。
きっと誉められて育つタイプって、私だけではないと思うんです。
でも私達はよく自分に対してマシンガンの様にダメ出しを連発してしまうんですよね。
特に自分は弱いとか、自分は怠け者だと思っている人ほど、「自分を甘やかすとほんとに何もしなくなるから」と必死になってダメ出しをすることがあります。
でもそれって本当に今のあなたにとって「できること」への反省なのでしょうか？
いきなりハードル高い事で自分を責めてしまったりしていませんか？
いきなり今日の自分とかけ離れた理想レベルの仮定で自分を責めて居たりしませんか？
いきなりうまくできている他の人と比べて自分を責めてしまったりしていませんか？
例えば今日のあなたにも当たり前にできることなのに、あなたがちょっと手を抜いたとか、ちょっと誘惑に負けちゃったということであれば自分を戒めてもいいかもしれません。
でも今日の自分からするとちょっとしたチャレンジだったり、結構エネルギーがいる作業だったり、はたまた未知の領域の事だったとしたら、それは責める必要はないことなんですよね。
むしろ「なるほど、今回はこうだったか～」というリサーチとしての経験値のようなもの。
ポイントは「あの人だったらこうできたのに」とか「絶好調の自分だったらこうできたのに」とかではなく”今日の自分”を基準にすること。
例えばあなたが元気な時には徹夜してでも仕事の資料をまとめる事ができたとしても、高熱が出ていたら無理ですよね？
例えばあなたの気分が前向きになっている時に立てた計画があったとしても、今日落ち込んでいる自分がいたら計画した通りのペースではできないことだってあるでしょう。
だからこそ、「今、出来ること」以外は自分を責めない、自分にダメだししない、自分を嫌わない。
反省点はいっぱいあっていいんです。
後悔だっていっぱいしていいんです。
その時に私達は自分を責める事をやめると「自分の何がダメなのか？」「自分には何が不足しているのか？」と自分の中の不足や不十分さの中に答えを探すのではなくて、「どう出来たらいいのか？」「何があればいいのか？」と自分の外側に答えやヒントを探す事ができます。
「いやいや、その自分を責めるのをやめるのが難しいんだよ」と思う方もいるでしょう。
私も今も昔も自分を責めるのは上手ですから（苦笑）
そんな時にはまず「これって今の自分が、当たり前に出来ることなのだろうか？」を見極める練習から始めてみて下さいね。
お知らせ
今年もやります！
カウンセリングサービス大阪感謝祭
カウンセリングサービスを支えてくださる皆様に感謝の気持ちを込めたイベントを開催します♪
日時：2012/4/22（日） 10:00～19:30
（出入り自由のフリーパスです）
会場：江坂・サニーストンホテル北館４Ｆ、５Ｆ
（まずは４Ｆの総合受付に起こし下さい。）
料金：￥３，１５０－
成井も11:50から講演をさせて頂きます。
講演あり、ワンポイント相談会あり、公開カウンセリングあり、景品をGET出来るクイズ大会あり。
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