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さて、本題です。
よく「飽きっぽい」のが悩みなの、というご相談をいただきます。
「熱しやすくて冷めやすい」という言葉があるように、「惚れっぽいんだけどねぇ」「すぐに飽きちゃってねぇ」「パートナーシップが長続きしないんですぅ」と疲れた顔でため息をつかれます。
こういう方は、「恋する」ことはできるんです。ロマンスはあるんです。でも、ロマンスから恋愛が先に進まなくて、パートナーシップの真骨頂である「持続可能(sustainable)な幸せ」を掴めそうで掴めません。
本当は、あの「安心感」が欲しい。あの「充実感」が欲しい。そう思うのに、なぜか最初のあの集中力、あの情熱は、急速に鎮まり、ふと気づくと現実と夢の間の中二階にいるような頼りなげな世界にいて、ずっと寝ていたいような気持ちになっていたりします。どこか虚しい感じもあるのですが、気にしないことにしよう、って思います。
このちょっと現実から一歩引っ込んだようなところは、どこか落ち着く、安心できる感じもあるから、まどろんでいたいと思うけれど、でも、空気が淀んだような、止まっている感じは、「それで本当にいいの?」「本当にこのままでいいの?」と問いかけてきます。
気がつくと飽きちゃっているんです。
現実との接点が欲しいから、「生きている」って感じたいから、またワクワクを求めてキョロキョロしてみると、あるんです、ロマンスは。楽しそうな人、面白そうな人、は目に入ってきます。
何気にふら~っと寄っていくと、一気に虜になって、夢中になります。あぁ、楽しい。なのに虚しい。きっとまた飽きるよね。そんなあきらめ感もあります。
気がつけば、花火のような刹那的な恋愛が数珠繋ぎになっていたりして。本当に欲しいのは「永遠」なのに。
「飽きっぽい」ことを悩む方は、夢中になることが大好きな「夢中になりたがり」さんであることが多いです。それなのに、夢中になったものにずっと夢中でいられないのが悔しいんです。
本当は、大好きで、夢中になれる人にずっと夢中でいたい。永遠を求めるロマンチストさんだったりしますね。
なのに、なぜ「飽きっぽく」なってしまうのでしょう?
なぜ、ロマンスの先に行けないのでしょう?
なぜ、こんなに「夢中になること」に執着してしまうのでしょう?


こういう方とカウンセリングを続けていると、とても頑固な思い込みに突き当たることが多いです。
それは、
「私はここにいてはいけない」
という思い込みだったりします。
真面目にお仕事をされていたり、頑張り屋さんだったり、多彩な才能に恵まれていらっしゃる方が多いのですが、不思議と
「自分なんかいない方がいい」
ってどこかで思っていらっしゃるんですね。
そして、
「頑張ってもモノにならない」、
と、これも、根拠なく頑なに信じていらっしゃる。
だから、
「継続する」という名の道を歩けないようなのです。
というか、
「継続する」という道を、素面で歩くのがすごくしんどいみたいなのです。
だから、よそ見、寄り道、迷子になるし(多くは浮気ですが。だから飽きっぽいと思っていらっしゃるのです。でも、それが仕事や趣味ってこともあります。)、
場合によっては、アルコールなどを使って、神経をちょっと鈍らせて「なんとなく」やったり、夢や幻想の世界に引きこもる時間を長くとったり、
とさまざまに「夢中にならない」、「継続にしくい」状態を作り出すのです。
もったいないなぁ
って私は思います。
だって、見るからに魅力的な方たち、なんですよ。
私の太鼓判でいいなら、何度でも押します。魅力的です!
でも、そういう方たちは、必ずおっしゃるんです。
「みずがきさんはカウンセラーさんだから、そういうことを言うんでしょう?」って。
まったく。
カウンセラーですけれど、チョピットも思っていないことは言わないですよ、私は。



そんな風に自分の存在に自信がなくなってしまうキッカケは人によりイロイロです。
でも、それこそ子供の頃に、
「自分はお父さんとお母さんをこう愛そう!」って、
とても意欲をもって生まれてきたのに、自分では太刀打ちならないと感じるハートブレイクを経験しています。
「私ではダメだった」と思っちゃったみたいです。
それは、誰が聞いても「それは酷い」と思うような事件や環境の場合もありますが、一番多いのは、
下の子が生まれた
というようなどこのおウチにもありそうなファミリーイベントだったりします。
子供にとっては、家庭が世界ですから、家族の生死は一大事件ですものね。
大人の私たちにとっては、当たり前の風景であることを、子供時代の私たちは「自分はいらなかった」「役に立たなかった」と思い込むほどの衝撃をもって受け止めていたりします。
「夢中になっても、(自分には価値がないから)絆は結べない」
という頑固な思い込みが下敷きになって、
好きになっても、夢中になっても、ロマンスが進むと怖くなってしまい(この怖いという感情がわからないことが多いです)、親密感を感じられる絆を作り出すまで「継続」できないのです。
でも、こういう方の一番の才能は、
「純愛」
なんです。
そんなピュアな愛を親にプレゼントしたくて、この世に生まれてきたんです。
それが価値がないと思い込んだところから「問題」が生じているとしたら、いったいどれほど
愛したい人
なのでしょうね。
カウンセリングは、そんな本来の自分ともう一度出会うチャンスをくれるものだと私は思っています。

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