木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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よくあるご相談のうちの一つに
「付き合っているものとばかり思っていたら、実は付き合っている訳ではないと言われた」
「私は、ただの遊び相手としてしか、彼に見てもらえてなかったんて・・・」
と言うのがあります。
周りから見れば恋人同士。
女性も当然2人は恋人であると思っていたら・・・
「えっ?俺達付き合ってる訳じゃないよね?」
「俺、付き合うなんて言ってないよね」
「へ???」
「毎週うちに泊まりに来てるよね?」
「こんな関係になって、もうすぐ半年になるのに、私達付き合ってないの??」
「俺、特定の人と付き合うつもりないからさっ」
「ええええーーーーっっ!!」
実はこういうお話して、少なくないのです。
女性は、すっかり付き合っているものだと思っていたのだけど、よく考えると確かに「お付き合いしましょう」とは、どちらも言っていない。
「でも、でも・・・でもーーーっ!!」
「毎週泊まりにくるし、もちろん身体の関係だってある」
「それでも、付き合ってないの?」
「私はあなたのなんなの?」
そう言いたくなる気持ちもわかるのですが、これは女性側にも、少し問題があったのかもしれません。
どうして確かめなかったのでしょうか?
もちろん、こういう男性は、言葉たくみに女性を良い気分にすることは、達人クラスですから、すっかり付き合っているものと思い込んでしまうかもしれません。
でも、彼が初めて泊まりにくるとき、少しは思ったのではないでしょうか?
「私達付き合ってるのかな?」
「私は、彼の彼女になったのかな?」
聞くのが怖かった。
聞いて、俺はそんなつもりじゃないと言われるのが怖かった。
と言う女性は多いです。
怖いので、彼が泊まりにくると言うこと、周りから見れば恋人同士に見えることで、私達は付き合っているのだ。
と思い込もうとしてしまうのです。
彼が付き合おうと言わなかったとしても、女性から言ってもいいんです。
でも、自分から言って、付き合うつもりはないといわれるのが、やはり怖い。
人間、怖れからは逃げたいものなので、怖れを感じることから目をそらしたくなるのです。
2人が恋人ではないこと。
それは、女性にとって、とっても怖いことです。
その怖れから逃げる為に、彼の言動に疑問を抱くことがあっても、そこから目をそらします。
彼は毎週泊まりにくるのだから、そんな怖ろしいことはない。
きっとそうだ。
そう思いこもうとしてしまうんですよね。
怖れは、見ないふりをして逃げても、実はどこにもいきません。
心の奥底では、ずっと怖れがあるのです。
怖れをなくす方法は、ただひとつです。
怖れと向き合うこと。
彼は私とは、遊びなのかもしれない。
そんな怖れがあるのなら、怖れと真正面から向き合いましょう。
「私とつきあって」
「私達付き合ってるのかな?」
その答えを聞くのが怖れなので、聞くまで怖れは消えません。
後で、大きな大きな痛み抱えるよりは、早めに怖れと向き合って下さいね。
結果、怖れている状態であったと判明しても、この場合だと、彼は遊びで、付き合うつもりはなかったと言うことが判明しても、先延ばしにしているよりも、傷は、はるかに軽くてすみます。
もし、彼の言動に疑問を抱いているのなら、怖いですが、早めに向き合っておきましょうね。
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