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「いい妻」なのに「残念な妻」になってしまうとき

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こんにちは。みずがきひろみです。


カウンセリングをお受けしていて、いつも「残念だ」と悔しさを噛みしめるのが、ものすごく頑張っていて、「いい妻」「いい嫁」をやっているのになぜだか夫に浮気をされて、場合によっては「離婚」まで迫られるご相談をお受けしているときです。自分の離婚と重なるところがあるからかもしれませんけれど。

 

とても頑張っている奥さまたちなのです。

家事もしっかりするし。

子供の面倒もよく見るし。

お舅さん、お姑さんともちゃんとお付き合いするし。

食卓には、夫の好きなおかずを揃えて。

夫は自分の下着のありかがわからなくても毎日がまわるくらいしっかりと世話をしてもらっていて。

これが自営業だったりすると、商売のお客さまあしらいや帳簿付け、資金繰りまで支えていたり。

家族に病人がいれば、その看病や介護も肩にのしかかってきます。

まさに八面六臂の活躍ぶりなのです。

 

「なのに、どうして夫は私を裏切るんですか?!」

 

と憔悴した様子でおっしゃるのを聞くと胸がしめつけられます。

 

そうなんです。

やる「べき」ことは、ちゃんとやっていらっしゃるのです。

 

では、なぜ?って思いますよね。

 

とても多くの場合、答えは単純で、

 

「楽しくないから」。

 

「そんなの、ひどい!」って思われるかもしれませんね。

 

「私だって、大変なのを頑張っているのに」。

「子供っぽいことを言わないでよ」。

 

そんな声が聞こえてきそうです。

 

全部ごもっともなのですが、もし、あなたも、つまらない、しんどいと毎日思っていらっしゃったのだとしたら、「ウンザリ」していたのは一緒かも。

 

あなたも「楽しくなかった」かもしれません。

こんな毎日の出口を探していたか、探さないまでも待ちわびていたかもしれません。

 

最初は、彼のことが好きだから、尽くすのも楽しかったけれど、それが当たり前になるにつれて犠牲感が強くなっていませんでしたか?いつの間にか、あなたから笑顔が消えていたかもしれませんね。

 

「私はこんなに頑張っているのよ!」と歯をくいしばった姿で、自分の好物を食卓に並べられても、彼は美味しくいただけないかも、です。「いいよ、卵かけご飯で」って言いたくなっちゃう。

 

頑張っている方はそういうつもりはないけれど、あなたのそこまでの頑張りを「ありがとう」と受け取るのも、案外度量のいるものなのです。「僕なんかのためにすみません」と罪悪感を感じてしまう。

 

奥様の方は、とにかくあれもこれも「やらなくっちゃ」と必死の形相で、思い通りに周りが動かなかったり、自分も動けなかったりするとイライラしますよね。

 

そんな奥様を見れば、「僕がもっと甲斐性があれば彼女も幸せなんだろうになぁ」と暗い気持ちになる夫族も少なくありません。

 

男性がどれだけ女性に「笑顔」でいてほしいと思っているか、女性はつい忘れがちです。

 

そんなに自分の「笑顔」に価値があるとは思っていないから。

 

だから、自分を後回しにして相手に尽くそうとするのだけれど。その尽くすのが楽しいうちはそれでいいのだけれど。

 

「笑顔」が消えたとき、「与える」方も、「受け取る」方も楽しくなくなります。

 

「どうせやってもやっても」という無価値感と、

「自分なんかでごめんなさい」の罪悪感が、

二人の間にむくむくと湧き上がってきちゃう。

 

この辛い感情から逃げたくなると自己破壊的な言動が増えます、男も女も。

 

処方箋としては、決して「すぐ効く」という頓服ではないかもしれないけれど、

 

私は、「笑顔をさがそうよ」と言います。

だって、それがないから関係性がしんどくなっているんですもの。

 

まずは自分から。

それは自分の意思で始められるから。

あなたの「笑顔」を取り戻すために出来ることを探しましょう。

もちろん、彼の愛が特効薬なのはわかっていますよ。

でも、どうあなたを愛したらあなたが笑顔になれるのか、彼だってもうわからなくなっているんです。

だから、あなたの取り扱い説明書をあげるところから始めます。

 

頑張りすぎている自分に、どんなご褒美をあげたいですか?

「いい妻」の「残念」なところは、自分が後回しになっていること。

 

あなたが本当に言いたいことは何かしら?

あなたが本当にやりたいことは何かしら?

そろそろ、それを自分に許してみませんか?

 

 


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