こんばんは。カウンセリングサービス の大塚統子 です。
木曜日に大門昌代 ・大野愛子 とともに「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに書いています。今回は大塚が担当です。
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「男友達とは普通に接するのですが、好きな人になると奥手になってしまいます。」
「前から気になっていた人に食事に誘われたのですが、急に嫌なところばかり目につくようになってしまいました。」
「どうでもいい人には結構好かれるけれど、私から好きになる人はみんな私のことを好きになってくれません。」
など、好きな人に近づいていけないというご相談をうけることがあります。
これらの状況を「もし、好きな人との間に距離をとる必要があるとしたら?」という視点から見てみると、次のような心理が考えられます。
○ 嫌われるのがこわい ~邪魔をしているのは自己嫌悪~
「本当の私を知られたら、きっと嫌われてしまうに違いない。」と思っていないでしょうか。これは、いわゆる自己嫌悪がある状態です。
「本当の私」が悪いものだと思っていると、隠しておきたくなります。二人の間に距離があれば隠しておけることも、一緒にいる時間が長くなったり、接近したりしたらばれてしまいます。
それがこわくて、相手の嫌なところを見つけて、自分の気持ちがこれ以上のめり込まないようにブレーキをかけることがあるようです。
また、自己嫌悪ゆえに「こんな自分なんかが愛されるはずがない。」と思っていて、それでも「誰かを好き」ではいたいので、あえて自分を選ばないような相手に恋をすることがあるようです。
○ 相手を壊すのがこわい ~邪魔をしているのは罪悪感~
「私が傍に居たら、彼に迷惑をかけるのではないか。」「彼には私よりももっとふさわしい人がいるだろう。」などと思っていないでしょうか。こちらは、いわゆる罪悪感がある状態です。
自分を罪悪のある毒のように感じていると、自分を「腐ったミカン」のように扱います。腐ったミカンが1個あると、周りのミカンも腐らせてしまいます。それが申し訳なくて、人の輪の中に入っていけなかったり、大切な人やものに近づけなくなったりすることがあるようです。
これは、自分が相手と距離をとることで、間接的に相手を守ろうとしている行為なのかもしれません。自分には相手の幸せを祈るほどの愛情があるのに、自分に愛情が向けられることをブロックしていないでしょうか。
○ 「与えられるもの」は何でしょう?
自分の悪いところ・自分ができていないところを見つけることは得意なのに、自分のいいところ・自分ができているところを見つけることは苦手になっていませんか。
好きな人に対してしてあげられること・与えられるものを見失い、自信が持てなくなって、相手との距離を縮められなくなっていませんか。
好きな人に与えられるものは何か考えてみましょう。あるいは、好きな人に与えたいものは何でしょう。
例えば、「一緒にいて楽しんでもらえるように、できるだけ笑顔でいよう。」とか。「彼が凹んだ時に、とことん話を聴いてあげたい。」とか。「彼の素晴らしいところをたくさん伝えたい。」とか。特別なことでなくてOKです。
自分のいいところ・自分ができているところが見つけにくかったら、これまでに誰かから「ありがとう」と言われたのはどんなことだったか、誰かに褒められたのは自分のどんなところだったかを思い出してみましょう。
「与えられるもの」「与えたいもの」がハッキリしたら、自己嫌悪や罪悪感からのオソレを超えていけるのではないでしょうか。
*☆*:;;;:*☆*:;;;: お礼
10月12日東京開催の「罪悪感を癒す」のワークショップにご参加くださった皆様、ありがとうございました。
仙台開催 ワークショップのご案内
講 師: 大塚統子
テーマ: 自己嫌悪からの解放~自分を癒すことは周囲を癒すこと~
日 時: 2014年10月25日(土) 18:30~20:30
会 場: 仙台市民会館 和室2
料 金: 3,240円
ゲスト: 濱田よし乃カウンセラー
ワークショップ詳細は >>> こちら
お申し込みは >>> こちら
リーフレットは >>> こちら
自己嫌悪から自分を解放して、穏やかさや朗らかさを取り戻しませんか。
みなさまのご参加をお待ちしております
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「好きな人に近づけない」2つのオソレ
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