こんにちは
カウンセリングサービスの村本明嬉子です。
暑い日が続きますね!
さて、いきなりですが、パートナーシップのカウンセリングで一番多い、ボタンの掛け違い的なコミュニケーションの例をいくつか。
その1:
彼は「彼女は自分のことを好きじゃないんだろうなって思います。」との訴え。
それを聞いて、彼女は「こんなにいろいろやってあげてるのに、頑張ってるのに、何でそんな事言うの?」とのお答え。
その2:
彼に、「君には僕は必要ないといって、別れを告げられた。」
こんなに彼の事、必要としているのに!?
その3:
夫婦でカウンセリングにいらっしゃって、夫が冷たいと涙ながらに訴える奥様。
ご主人の話を聞いてみると、彼女は自分から何かをされることを必要としていないと思っていた、とのお答え。
どの例も、掛け違っている最大のポイントは、「彼女の喜びが、彼の存在意義となる」という点ですれ違ってしまっているということ。
そもそも、男性は承認欲求が女性よりも強い生き物です。
承認欲求というのは、「存在を認められたい」「価値を認められたい」という欲求のこと。
男性が、「もっとも承認されていると感じるのは、パートナーである女性に喜んでもらっている時」なんです。
カップルカウンセリングの中で、「どんな時に、幸せだなって感じますか?」という質問をすることが多いんですが、最も多い答えが、
「彼女が、喜んでいる時。」
「安心して家でゴロゴロしている時」
「お笑いとかみて、笑っている時。」
という答えが圧倒的。
自立的な男性ほど、こういった答えが多いんです。
(ちなみに、第2位は「一緒にくつろいでいる時」「一緒に楽しいと思えるとき」など、一緒に幸せを感じる瞬間!なんです^^)
どちらも、
「彼女を安心の中で笑顔にさせてあげられている!」と感じたときに、「自分は彼女を守れているんだな」って思える。
そんな瞬間が幸せなんです。
と言っているんです。
つまり、「彼女の幸せが、僕の幸せなんです」と言っているんですよね。
(ステキです!)
とあるセックスアンケートで、男性が女性に望んでいるものを見てみると、一位は「感じてほしい」なんです。
これも、パートナーが気持ちいいと感じてくれることが、喜びであるということです。
自分が彼女を喜ばせることができている、そんな時に、男性は承認欲求が満たされるんですね。
男性は、あなたが喜んでいる姿を見て、愛されていると感じるんです。
男性は、つくづく、与えたい生き物なんだなぁと思います。
さて、最初の掛け違いの例に戻りますが、女性のほうの気持ちを見てみると、
「自分は愛されているはずがない」という無価値感が邪魔していたり、親密感が怖くて受け取れなかったり。。。
中には、受け取るという概念がないので、彼の愛情表現に全く気づいていない方もいらっしゃったりして。。。
女性側は、自分が愛されている(愛される存在だ)と信じていないので、男性が喜んでほしいと差し出している愛情に気づいていないケースが多いんです。
カップルカウンセリングで、こういったすれ違いを通訳してみると、二人ともに「え!?そうだったの?」という気づきが訪れ、二人の間の空気が突然、安らいで柔らかい感じになったりします。
さて、あなたは、彼の差し出してくれている愛情に気づけているでしょうか?
「どうせ、~だからやってるんでしょ!?」とか、
「これが愛情のはずがない」とか、
はたまた、「ふーん」って流していたり。。。
していませんか??
もちろん、自立的な男性はシャイなので、とてもわかりにくい表現をしていることも多いんです。
だから、そういう目で見てみよう!と思わないと、わからないこともあります。
あなたの喜びが彼の喜びになるのだとしたら、あなたが、愛情を受け取る力が、二人の間の愛情のパイプになって行くんです。
そして、愛情を受け取るためには、あながた、あなた自身に、心地よさや喜びを許してあげないといけません。
そのためには、日々、喜びを感じる練習が大切です。
毎日、苦行のように過ごしていませんか?
毎日を、辛い事を数えて生活していませんか?
ぜひ、あなたの毎日を喜びで満たしてあげてください。
ちょっとしたことからでかまいません。
おいしい物を食べる。
綺麗なものを見る。
ゆっくりお風呂に入る。
そんな、あなたを大切にする作業が、大切なパートナーの喜びとなっていくんです。
そう思うと、女性って幸せだなって思えるはず^^
さて、あなたは今日、どんな喜びを自分にプレゼントしましょうか?
村本明嬉子
◆会場案内
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あなたの喜びが男性を承認する
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