こんにちは
カウンセリングサービスの村本です。
寒い日が続きますが、風やインフルエンザなど、大丈夫ですか??
私の家の小さな庭に、1週間ほど前から一斉にいろんな草花の芽が、すっっっっごく小さいですが、芽吹き始めています
種類は違うのに、皆同じタイミングなんだなぁと思うと、なんだか感動です。
もしかしたら、春はもう到着し始めているのかも知れません。
さてさて、今日は、恋愛のお悩みで多くお聞きする、不安と恐れの対処法についてです。
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恋愛中って、お付き合いする前の段階では、相手が自分に興味があるのかとか、自分のことどう思ってるんだろう?とか、気になりますよね。
勇気を出して話しかけてみたり、飲みに誘ってみたりしするのにも、すごく勇気がいるし、返事がそっけないなと感じたり「その日は仕事があって。。。」と断られたりするだけで、ひどく心が痛んだりします。
次のアクションは無理かも。。。って思ってしまうくらい心折れてしまったりすることもありませんか??
めでたくお付き合いが始まったとして、始まったら始まったで、安心できる関係になるまでは彼のちょっとした言動やしぐさに不安になってしまったりするものです。
「今の行動はまずかったかな?」
「怒らせるようなこと言っちゃったかな?」
嫌われてしまうんじゃないか、お付き合いが終わっちゃうんじゃないかって。
不安や恐れにさいなまされる時、私たちは自分を落ち着けたいので、理由を知りたくなります。
だけど、相手の気持ちは聞いてみないと分からない。
でも、直接聞くって、とっても勇気がいることなんですよね。
聞いたところで、本音が返ってくるかもわからないと感じることもあるでしょう。
何より、聞いてみて、自分が一番聞きたくない類の返事が返ってくることを思うと、相手とコミュニケーションすること自体が怖くなります。
そうなると、理由を知りたいのに、知るすべがないわけです。
人は、「わからない」ことに恐怖を感じる本能があります。
ただでさえ、恋愛の初めはドキドキしながら綱渡りのような状態であることが多いのに、「彼の気持ちがわからない」という状態はものすごいストレスなんですよね。
そして、私たちはついつい「想像する」という手段に出ます。
「彼のあの時の態度は、きっと私のあの言葉が嫌だったんだ」
「この前は私のほうに気持ちを向けてくれてる感じだったけど、あれは間違いだったに違いない。」
「彼は、きっと私に気持ちはない。」
「彼は、私のこの部分が好きじゃないんだろう。。。」
Etc,Etc ・・・
ですが、この想像が曲者だったりするんですね。
カウンセリングでもよくお聞きする、こんな風景。
「この前会った時の彼の態度が、今までと全然違うんです。
あまり目を合わせてくれないし、そっけない感じがしたんです。」
「そうですか。そのあなたが感じる「感じがした」はとても大切です^^
大切にしてくださいね。
じゃあ、その前後で彼の様子や状況について何か聞きましたか??」
「彼は○○の仕事をしていて、この時期忙しいとは言っていました。
そういえば、仕事の愚痴をふと漏らしていたこともありました。」
「じゃあ、前回の前の態度はどうでしたか??」
「前回の前は、すごくいい感じだったんです。
うまくいくかもって思いました。」
「彼と何回くらい会っているんですか?」
「かれこれ2カ月です。2ヶ月間は、いい感じだなぁと思うことが多かったです。」
さて、皆さんは、この会話をどう分析しますか???
とても簡潔にわかりやすくデフォルメして書いたものですが、こんな感じの風景はよくあるんです。
客観的にみると、それまでいい感じだと感じていた度合いや二人の関係性を考えた時、「彼のほうに何かあった」可能性が高いんです。
仕事で落ち込んでいたり、体調が悪かったり、何かあった可能性ですね。
でも、私たちは不安や恐れに巻き込まれてしまうと、極端に自分に不利な発想をしてしまいます。
それまでどれだけいい感じだなぁと感じていても、たった一回の彼の態度、メール、言葉で、最悪の状況を想像してしまうんですよね。
そして、不安が不安を呼び、恐怖がさらなる恐怖を作りだし、自分から自滅してしまうこともあります。
それは、自分があまりにも傷つかないようにと、自分を守ろうとする無意識の防衛機能なんですが、これが恋愛を邪魔してしまうことも多いんですよね。
そこで大切なのが、客観力です。
不安と恐れは、意志に関係なくやってくる感情です。
それに飲み込まれている時は、もう、本当大変ですよね。
(私も昔は、仲のいいお友達でした)
不安と恐れベースの考えしか浮かばないんですから。
そして、自分のその考えに、さらに不安に追い込まれたり。。。
最悪な状況に備えようとする態度は、相手との間に壁と距離を作り出してしまうものなんです。
それを感じると、相手も不安になって距離を置こうとしてしまいますよね。
不安だらけになって、彼の前で笑顔がなかなか作れなかった。
そんな心の距離が、彼は「あまり好きじゃないのかな?」って感じさせてしまったり。
でも、不安が少し過ぎ去って、ちょっと冷静になれた時に、ふと立ちかえってみること。
本当にそうなんだろうか?
今までの私たちの関係性はどうだったろう?
彼は、どんな人だったっけ??
彼の今の状況って、どうなんだっけ??
不安をちょっと心の端に避けて、客観的に考えてみるんです。
不安が心にいる限り、すんなりとスッキリ晴れ晴れにはならないものですが、「本当は、こういうことなのかも。。。?」みたいな答えが出てきたりするんです。
「こういうことなのかも?」
を心のどこかに置いておくだけで、不安や恐怖から、自分から恋愛を壊してしまうことも少なくなってきます。
不安があったとしても、「本当はどうなのかな?」って、彼を見る気持ちが生まれてきますから^^
中には、冷静に考えてみてもなお、心が痛む答えになることもありますけどね。
たくさんの方にお会いする仕事をしていてお会いする恋愛上手さん達の多くが、「客観力」が上手!
感情豊かなのに、恐怖や不安に対する耐性が強いというか、ここぞと言う時に冷静さを持っているというか。。。
そんな感じの方が多いんですよ。
「私の不安と恐怖は手強くて、とても太刀打ちできません!」とおっしゃる方。。。
自分でできなくてもかまいません!
そんな時のために、私たちには女友達という強い味方がいるんです
お友達に相談して、「ねぇ、どう思う?」って。
聞いてみましょ
それぞれのお友達が自分の経験でアドバイスをしてくれると思いますが、きっとあなたの心にピンとくる答えを誰かがくれます。
心理学の成長モデルでは、パートナーシップの前にフレンドシップというプロセスがあるんです。
恋愛を助けてくれるのは、同性のお友達ってことですね。
そんな友達がいない!と言う方は、実はそれがカギなのかも知れません。
本来、恋愛って、ハッピーでエネルギッシュでキラキラしているものです。
不安や恐れに邪魔されず、そんな恋愛に出会っていけますように
村本明嬉子
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