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100%頑張ろうとしていませんか?

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ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-渡辺晴美

担当:渡辺晴美


こんにちは。カウンセリングサービスの渡辺晴美です。

毎週土曜日は「婚活」をテーマにお届けしています。

小川カウンセラー と一緒に隔週で担当しています。今週は渡辺が担当です。


いつもたくさんのコメントありがとうございます。

今日は友人の結婚式に行ってきます。

かつての私は結婚式と言う幸せな場が苦手でした。幸せに縁遠い人間だと思っていたんでしょうね。

幸せを受け取れるようになってからは、あの光り輝くような場がとても素敵だなって思います。
幸せの輝きを楽しみに行って来ますね。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

~幸せの可能性~


私達は、何かに傷ついた時に、自分を嫌ったり罰したりしてしまいます。

自分の目の前に問題が生じたとき、少なからず自分に原因があるって感じてしまうんですよね。


例え100%相手に非があるように見えたとしても、激しいまでに怒っている相手や落ち込んでいる相手を見たときに、ごめんなさいって思ってしまいますから。


でも、自分に非があるように感じているときは、100%自分が悪いって思ってしまうんですけどね。


そして、その時に、自分の幸せの能力に関しての許容を90%や80%に小さくしてしまうんですよね

だって、悪い自分は幸せになる資格なんか無いって思ってしまいますからね。



*



そうなると、次にまた傷ついたり傷つけたりする出来事が起きると同じように、90%に減った幸せの可能性の中からまた、10%ほど小さくしてしまいます


傷ついた出来事が大きければ大きいほど、可能性が減らされていきますよね。


*


こんな風に、私達は幸せの可能性をどんどん小さくして、幸せになる価値が無い自分を作り上げてきました。


時には、傷付けた誰かへの 『復讐』として、「あんたのせいで、自分は幸せになれないんだから」と言うことに自分を使っている場合もあります。


いずれにしても、自分を幸せにする可能性を自分自身で奪い取って、幸せになることから遠ざけてしまっているんですよね。


自分生の中でたった1つだけそういった出来事が生じるのならまだ良いほうなのですが、生きていればそういった出来事はたくさん起こってきますよね。


*

~可能性を取り戻す~


 幸せになろうとするとき。私達は100%頑張ろうとしてしまいます。

でも、100%頑張ろうとすると言うことは、見方を変えれば、自分の100%がダメな存在だとしているようなものなんですよね。


確かに、幸せになりたいって思うときには、全力投球って必要ではあるんですよね。

ただ、この時の全力投球の中身は、今まで自分がやろうとしなかったことや、やっていたけど手を抜いていたことに関してなんです。


「いやいやいや。手なんて抜いてないよ!」と思うかもしれませんね。


実は、人は幸せになることに恐れがあったり、先ほどのように、幸せになる資格が無いとか、幸せになんてなれるはずが無いって思い込んでいる分、実は自分を制限してしまっていたりするんです。


*


そういった全力投球とあわせて、今までの自分に関して、幸せを掴もうとするときには、その小さくした10%や20%の自分を取り戻していく事が大切なんですよね。

でも、長い人生を生きていると、たくさんの小さくした自分がいるように感じてしまいますよね。

時には、

「私なんて何度も100%その可能性を失ってきたわ。」

と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

100%失ってしまったと感じるからと言って、100%自分を否定して頑張らなければいけないと言うことではないんです。


そう感じる今の自分と同じように、その当時の誰かも、自分のことを嫌っていたり、認めていなかったのかもしれません。


小さい頃の経験であれば、その分無力だったでしょうし、無力だった分、周りの人が完璧に見えて、自分に問題があるって思ってしまったのかもしれませんよね


本当はその人を助けたかったのに出来なかったからかもしれませんよね。


もし、100%幸せになる可能性を失ってしまったと感じるのであれば、『その時の出来事が本当はそうではなかったとしたら』と言う見方をしてみてくださいね。


*


例えば、

子供の頃、ちょっとでも騒ぐと父親に怒られた。


お父さんは、楽しい気分だったのでしょうか?

そうではないですよね。

お父さんもそのまたお父さんであるお祖父ちゃんに同じ事をされていたのかもしれません。

仕事や夫婦間、親戚などで問題を抱えていたのかもしれません。


だからお父さんは悪くないとか、許せと言うことではないんです。

(もちろん、許せればもっと良いのでしょうけど)


あなたは、悪くなかったということなんです。

問題を抱えていたお父さんが、あなたにだけはネガティブな自分を見せられたのかもしれません。


他の人にもそうしてしまうくらい、いっぱいいっぱいだったのかもしれません。


あなたの中にある優しさに甘えていたのではないでしょうか。


そんな優しさがあるからいけないんだ。だと、傷ついただけで終わってしまうかもしれませんね。


それは、自分の才能を小さく見ているからなんです。

あんなお父さんでさえ変えられるくらいの優しさや愛情を持っていたのかもしれませんよね。

あの時は小さかったから耐えるだけで出来なかったのかもしれません。



こういった自分が否定されたり、いじめられたり傷つけられる事がある場合、他の人からの無意識的な助けを求める声の場合があったりするんです。

ネガティブな表現なんですけどね。


自分が100%幸せになる可能性を失ったあの出来事に関して、他の視点で見てみたり、あの出来事から幸せになる鍵(メッセージが隠れている)を見つけるとしたら、何を受け取ったら良いんだろう。


そんな目で一度眺めてみてくださいね。

自分の才能や愛について気が付くことがあるかもしれませんよ。

幸せになる鍵を見つけてみてくださいね。


*


人生の中で同じように繰り返し傷ついた事もあるでしょうし、違った事で傷つく事もあるでしょう。

目の前に起こる出来事は違うように映っても、心の中で感じている事は同じである場合が多いんですよね。


こういった場合は、心の傷を深くえぐっているような感じですよね。

間違って作られた自己概念をどんどん固定しているようなものです。



ジグソーパズル博物館があるとしたら、世界で一番素晴らしいパズルの1ピースが剥がれ落ちてしまった状態です。


この1ピースがなくなったばっかりに、次は台に穴が開き、展示してある壁にも穴があいて、その穴がどんどん深くなって、地球の裏側まで穴が開いてしまったのかもしれません。


見に来た人はがっかりですよね。

その深い穴のせいで、パズルが完成した感じがありませんし、穴が気になって作品など目に入らないかもしれませんよね。


ついついこの穴をふさごうと思ってしまいますが、パズルの1ピースをはめてあげて、違う場所に飾ってあげても良いと思いませんか?


同じ場所に飾ったままでも、パズルが完成していれば印象は違いますよね。


*


幸せになるために、100%自分を頑張らせるのではなく、今ある自分を認めてあげて、ほんの少し違うことにチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。


そして、


ダメだから頑張って自分を変える


のではなく、どうせ努力をするならば、


もっと素敵な自分になりたいから何かにチャレンジしていく方が、幸せの近道になると思いますよ

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~







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