こんにちは。カウンセリングサービスの池尾昌紀です。
土曜日の「魅力UP術」は、小川のりこ と池尾昌紀の二人が、隔週でお届けしております。
今週も、どうぞよろしくお願いいたします。
*・・・・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・・・・*
【名古屋・心理学ワークショップのご案内】
テーマ:「愛するということ・愛されるということ~《名古屋版》男と女の心理学Part2~」
☆6月7日(土)夜、池尾昌紀・池尾千里の夫婦カウンセラーが講師を務める講座が再び!
★詳細・お申し込みは>>>こちらへ!
【名古屋カウンセリングサービスのブログ&Facebookがスタート!】
名古屋を中心とした東海地方の方のために、心理学講座を中心に、様々な情報を発信していきます。
どうぞご覧ください!
>>>「名古屋カウンセリングサービス・ブログ」
>>>「名古屋カウンセリングサービス・Facebook」
*・・・・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・・・・*
例えば、こんなご相談。
最近、彼が冷たい。
そっけないし、忙しいといって、なかなか会ってくれない。
メールの頻度も少なくなってきた。
最近、夫の態度がおかしい。
わたしの顔をあまり見なくなったし、
夕食後にすぐに自分の部屋に入ってしまう。
こんな時は、誰もが不安に思うものですよね。
そして、こんなことを思うようになる場合もあります。
「まさか、わたしへの愛情が冷めたとか?!」
「もしかして、浮気してるんじゃないの!」
もちろんケースバイケースですし、詳しい状況を伺ってみないと判断できないのですが、
こうした心配に悩んでいるとき、「自分の思い過ごし」である場合もあるのです。
◎心配や不安の最大の敵は「自分」
私たちは、パートナーに対して、自分で思っている以上に気を使っている場合があります。
例え、普段は、相手にずけずけモノを言えるタイプであっても、いざ、肝心な話になると言えなくなる、という方も結構多い。
普段の自己イメージが「ずけずけモノが言える」と感じているだけに、そのギャップを自分が受け入れられない場合もあります。
冒頭の例のように、パートナーが、自分に対して愛情がなくなったのでは、他の誰かに気持ちが動いているのでは?という疑いが出てきた時には、心配や不安になるのは自然なことです。
ところが、厄介なのは、「適正な大きさの心配や不安」ではなくなる場合が多いということ。
どういうことかというと、「必要以上にわたし自身が不安を大きくしてしまっている」ということなんですね。
特に、過去に相手が去っていってしまった、とか、裏切られたような体験があると、心理的には、目の前のパートナーに対して感じる不安だけでなく、過去の全ての不安が、どーんと乗ってくることがあるのです。
これが無意識に起こる場合が多いので、目の前の相手にすべての不安をぶつけてしまいやすくなるのです。
すると、不安をぶつけられた相手は、必要以上の不安をぶつけられたように感じるため(もちろん無意識ですが)その大きさに驚いたり、引いてしまったりする場合もあります。
これを和らぐ方法というのは、「今、目の前の相手に感じている不安」と「過去の不安」を区別してみよう、と意識することです。
たったそれだけのことで、不安の大きさはとても小さくなります。
(繰り返しになりますが、ケースバイケースですから、実際に何かしらの問題を抱えている場合もあります。)
◎男性は感情のコミュニケーションが苦手であることを知っておく
また、男性心理を知っておくことも、不安を減らすのにとても役に立ちます。
先の例で言えば、相手が冷たく感じたり、態度がおかしい理由をきちんと聞いてみたら
「仕事で大きなプロジェクトを任されて、余裕がなくなっていた」
という答えだった、なんてこともあります。
理由を聞いてみれば、
「なんだ、私への愛情と関係なかったんだ」、ということになりますが、
一方で
「だったら、なんで最初からそういってくれないのよ!」
という怒りが出てくることも。
個人差がありますが、男性はこうした自分の状況や感情を口に出さないタイプの人も多い。
感情を感じるのが苦手だったり、慣れていなかったりしますので、そもそも「今の自分の状況や感情を話す」という発想がなかったりします。
あるいは、あなたが心配していることが全く見えていない、ある意味「天然キャラ」みたいに、なっている男性もいます。
すると、女性の側が、「こんなに心配してたのに!」と詰め寄っても、
「え?俺って冷たい態度なんかしてた?」みたいに、「のれんに腕押し」状態になって、その態度に腹が立ってしまったり。
女性としては、腹が立って当たり前の状況が起こったりします。
でも、「感情のコミュニケーションで言えば、男性は小学生で女性は大学生」という言葉があるほど、男性は、感情のジャンルは苦手な人が多いんですね。
(このテーマについては、現在連載中の記事をご覧ください
>>>「小学生の男の子と女子大生の恋」がうまくいく方法を考えてみよう)
この男性心理の特徴を知っていると、最初からそういうものだ、と思えるので、自分の感情に対処できやすかったりします。
その上で、しっかり相手とコミュニケーションを取ってみる。
「きちんと伝えないと伝わらない」ものだと思って、具体的に不安について伝えてみる。
そのやり取りの中で、不安が解消することもたくさんあります。
◎「わたしは、どうしてこの人を好きになったのだろう」と自分に聞いてみましょう。
そうは言っても、不安になる気持ちを抑えられない!と思われる方。
そういう場合だってたくさんありますよね。
そうした時の対処方法のひとつは
「わたしは、どうしてこの人を好きになったのだろう」と自分に聞いてみる、ことです。
心配や不安になっている時は、ネガティブな気持ちになりやすかったり、最悪のケースを想定しやすくなります。
もちろん、何もかも楽観的でいい、というわけではありませんが、二人が付き合った原点に立ち返って、パートナーの魅力、才能、良いところ、に戻ってみると、気持ちが落ち着くことがあります。
あなたは、どうしてこの人を選んだのでしょう。
あなたは、この人の才能を応援したいですか?
あなたが、この人とずっと一緒にいたいと思った理由はなんでしょう。
そのことをしっかり自分自身に確認することで、
「わたしが選んだ人だから」という安定した思いに戻ることができたりします。
わたしがパートナーに感じている愛情を思い出すことができます。
そして、その上で、やはりコミュニケーションを具体的に取っていきましょう。
このやり方がうまくできると、その時のあなたは、パートナーのいいところを見ながら、自分が相手に感じている愛情を持ちながら、話ができるので、そのエネルギーが相手に伝わって、会話がしやすくなります。
ポジティブな思いを向けられている時は、誰もが相手に心を開きやすくなるもの。
なかなかすぐにはできないかもしえませんが、このやり方を意識しながら、コミュニケーションを取る練習をしていくと、だんだんと習慣として心が身につけていってくれます。
今回の記事が、少しでもお役に立てたら幸いです。
* * * * * * *
「幸せなパートナーシップ」のための講座を開講します!
【名古屋・心理学ワークショップのご案内】
テーマ:「愛するということ・愛されるということ~《名古屋版》男と女の心理学Part2~」
☆6月7日(土)夜、池尾昌紀・池尾千里の夫婦カウンセラーが講師を務める講座が再び!
★詳細・お申し込みは>>>こちらへ!
*・・・・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・・・・*
次週、5月17日(土)は、小川のりこ が担当します。
次回はどんな素敵な「魅力UP術」を届けてくれるのでしょうか。楽しみにしています!。
*・・・・・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・・・・*
池尾昌紀のプロフィール&ブログ
◆池尾昌紀のカウンセリングを受けるには?
弊社カウンセリング予約センターにお問い合わせください。
06-6190-5613 ・ 06-6190-5131(受付:12:00~20:30・月曜休)
☆名古屋地区を中心に面談カウンセリングをしていますが、
1~2ヶ月毎に東京・大阪にも出張しています。
【出張面談カウンセリングについて】
《東京》2014年6月8日(日)~9日(月)
《大阪》☆次回の出張は決まりご連絡いたします。
今後のスケジュールの詳細は、池尾昌紀のブログにて、ご案内いたします。
【近月のトピックス】
◎『ダウンロードサービス・きくまる』にて池尾昌紀の心理学講座&講演を配信中!
4月配信:「価値観の違いを越えて~相手を、そして自分を尊重する~」
詳しくは>>>コチラへ
◎6月7日(土)夜、池尾昌紀・池尾千里の夫婦カウンセラーが講師を務める講座が再び!
『愛するということ・愛されるということ~《名古屋版》男と女の心理学Part2~』
詳細決定次第、こちらでご案内いたします!
>>>「心理学ワークショプ」
【講座等の池尾昌紀のスケジュール】
☆池尾昌紀が講師・トレーナーを務める講座等のご案内です。
◎5月11日(日):無料説明会(名古屋)&恋愛心理学講座『役立たずの男性心理をパートナーシップに活かそう』(名古屋)(注2)
◎5月30日(金)カウンセリング講座『カウンセリングQ&A』(名古屋)(注2)
☆今後の名古屋講座については>>>こちらをご覧ください
(注1):神戸メンタルサービス主催講座で、参加条件があります。
(注2):神戸メンタルサービス主催講座のため初めて参加される場合には別途入会金3,150円が必要です。
↧
彼とギクシャク、それって私の心配しすぎ?〜相手を好きになった私の原点に戻ってみよう〜
↧