みなさん、こんにちは!カウンセリングサービス の大野愛子 です
木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代・大塚統子と
共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。
たとえば、A子さん。
お付き合いが長続きしないんですよね。
だいたいが3か月~半年ぐらいなんです。
「ごめん。なんか違うんだ・・」って言われちゃったんです。
これって、わたしに問題があるんでしょうか?
たとえば、B子さん。
今まで長く続いたことがないんですよね。
自分から好きになることもあまりなくて、
わたしには恋愛向いてないのかもって思っちゃうんです。
このA子さん、B子さんのような経験は、次なる新しい出逢いを求めようとした時に、ちょっとした心の重荷になってしまうことがあるんです。
◆曖昧な理由ゆえに
いい子だとは思うんだけど・・
なんかちょっと違うなって思って・・
嫌いになったわけじゃないんだけども・・
彼からこんな曖昧な理由でふられてしまった場合、
こういう曖昧さって、じわじわとしたダメージになることもあるんです。
え?なんで?
わたしの何が間違っていた?
あんなことを言わなければよかったのかな?
わたしのせいでこうなったんだと、
どうしても自分に理由があるように思うのです。
◆でも、ホントにその理由?
最初は彼からアプローチされて、
わたしは彼のことはそんなにタイプじゃなかったんです。
でも何回かデートするうちに、こういう人もいいかなって思うようになって。
なのに三ヶ月後。
「なんか違うんだよね、ごめん。」って、彼から言われた時はショックで・・・
その頃には私の方が別れたくなくて、追ってしまったんですよね。
こういうケース、それなりに多いんですよね。
でも、「わたしのせいでダメになった」と思うのは、ちょっと待って欲しいのです。
どちらがが悪いとか、あなたに魅力がないからとか、そういう問題じゃないこともたくさんあるんです。
◆何となくの違和感
最初はそれほどいいと思っていなかった。
でも、だんだんと惹かれていったあなた。
それに対し、
最初はいいなと思った。
でも、気持ちがなんとなくついて来なくなった彼。
ちょっと考えてみて下さいね。
こういうのって、どちらの立場だってありうるわけです。
タイミングが違えば、あなたが彼の立場になっていたのかもしれないんですよ。
なんとなくの違和感。なんとなくのズレ。なんとなくの温度差。
どっちが良いとか悪いとかではなく、こういうのは、「合うか、合わないか」ということなんです。
そういう時って、自分でもうすうすわかっていたりするんです。
「ホントに彼でいいのかな?」って。
ただ、相手からふられたことがショックなので取り戻したくなったり、
必要以上に自分が悪いんだと悩んでしまったりするのです。
(こういう時って、彼を取り戻したいのか、愛されていた頃の自分を取り戻したいのか、実に曖昧です。)
◆愛されなくなることを恐れるあまりに・・・
相手のことをよく知らないままで、とりあえずお付き合いを始めてしまったような場合や、相手の表面的な雰囲気が好みでお付き合いが始まった場合、こういうことが起きやすいようです。
なぜか合わなかった。なぜか違った。
こういうのって、あくまでも「イメージとの違い」な部分ってあるんです。
そういう意味では、「わたしってどんな雰囲気、どんなキャラに見えているんだろう?」って見直してみてもいいかもしれません。
外見と中身のギャップがある女性、けっこう多くいらっしゃいますから。
(あまりタイプではない男性には好かれるという方、いらっしゃいませんか?)
ここで大切なことは、「またふられるんじゃないか」「また続かないんじゃないか」って臆病になっているのだとしたら、もうそんなに自分を責めないでくださいね。
愛されなくなることを恐れるあまりに、顔色を伺うようになったり、心を開けなくなったり、のびのび出来ないことこそが、あなたらしくないのですから。
終わった恋への反省のし過ぎには、くれぐれもご注意くださいね!
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