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こんにちは
カウンセリングサービスの村本明嬉子です。
3月23日(日)に、女性性をテーマに講座を開催します!
****心理学講座のご案内******
「あなたの女性性を見つけよう ~あなたの中の小悪魔力と女神性~」
日時:2014年3月23日(日)13:30~15:30
会場:五反田・ゆうぽうと
交通:各線五反田駅徒歩5分、東急大崎広小路駅1分
料金:3,150円
詳しくはコチラ>>>
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さて、今日は、女性なら誰もが煩わされた経験があると思われる、「嫉妬」について
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ふと誰かを見て、羨ましく思うあの気持ち。
切ないような、悲しいような、いたたまれない気持ちになる事もあれば
ドロドロとした、怒りにも似た感情がわき上がって来て、相手へぶつけたくなってしまうような気持ちになることも。
女性なら誰もが、扱いに困って悩んでしまう、こんな感情に悩まされたことがあるのではないでしょうか?
できればお会いしたくはない感情の一つですが、実は、嫉妬は、心があなたに発している、とても大切なサインなんですね。
そのサインの一つが、
「とっても欲しいのに、自分には手に入らないと諦めているもの」
を教えてくれているパターン。
このパターンに関しては、以前に詳しくお話をしていますので、こちらを参考にしてみてください。
「嫉妬の正体 ~嫉妬を味方につけて魅力を手に入れる~」
この、「自分には手に入らないと諦めているもの」を教えてくれているパターンを
「あきらめ系嫉妬」と名付けましょう。
今日お話したいのは、もう一つの嫉妬のパターン
「空洞系嫉妬」のパターンのお話です。
<その嫉妬、いつもあなたの周りにありませんか?>
空洞系の嫉妬とは、あなたの心の中のポッカリ空いた穴を埋めたい気持ちから起きている嫉妬のことなんです。
この嫉妬の特徴は、
「いつも形を変えてつきまとう」
こと。
もし、あなたの中に、
ご自分の中にやっかいな嫉妬があるなぁ。。。
いつも、この嫉妬に振り回されているなぁ。。。
と感じているものがあるなら、ちょっと振り返ってみて下さい。
あなたの人生の中で、いつもそんな「気持ち」やそんな「感覚」が、つきまとっていたりしませんか??
もし、そういった嫉妬がつきまとっているなら、あなたの場合は「空洞系嫉妬」なのかもしれません。
<心は、いつもあなたにサインを送っている>
私たちが、自分で自分を把握している部分、「意識」と呼ばれる部分は、わずか3%~1%だと言われています。
残りの97%~99%は、「潜在意識」や「無意識」と言われる、自分では把握できない心の部分なんですね。
その、自分ではわからないココロの動き、自分では知れないもう一人のあなたを、カウンセラーは分析して、探し出しているんですね。
私たちは、自分にはわからない自分がたくさんいることをどことなく知っていて、そして知りたいと思うから、占いや過去世を知りたくなるんですよね。
そんな私たちの「潜在意識」や「無意識」は、いつも私たち自身に気づいてもらいたくて、いろんなサインを送っているんです。
夢も、そのサインの一つ。
空洞系の嫉妬は、そのサインの中でも「あなたのココロの中に空洞がありますよ~!」っていうメッセージなんです。
30代女性のLさんが「幼稚園のママ友に、いつも嫉妬してしまって、苦しいんです」とご相談にいらっしゃいました。
「どんな嫉妬を感じるんですか?」とお聞きすると、
経済的に余裕があって、羨ましい。
いつも子供に余裕を持って接している感じがして、羨ましい。
旦那さんも子育てを手伝ってくれてる姿が羨ましい。
はては、子供もいい子で羨ましい。
そんな所まで行き着いてしまうようです。
そこで、聞いてみました。
私「お子さんが幼稚園に入るまでは、「羨ましい」って気持ちはなかったんですか?」
Lさん「ありました。子供が小さいときは、お母さんに子育てを手伝ってもらってる人が羨ましかったし、妊娠する前は、子供がいる女性が羨ましかったんです。
そういえば、その前は、結婚している女性が羨ましかったし、その前は、彼氏がいる男性が羨ましかったです。」
私「いつも形を変えて、『羨ましい』気持ちを抱えているようですねぇ。」
Lさん「本当に、そうですねぇ。。。」
Lさんは、ここでふと、自分について、立ち止まって考えている様子でした。
そこで、こんなお話をさせていただきました。
私「あなたのココロは、なぜかいつも嫉妬を『感じたい』みたいですね。ですから、状況に合わせて、いつも『嫉妬出来る何か』を探しているんだと思いますよ。
ココロの声を代弁するなら、『嫉妬の対象は何でもいいから、とにかく嫉妬していたい』って感じかもしれませんね。」
Lさん「は~。。。確かにしっくり来ます。でも、何でなんでしょう???」
そうですよね。不思議ですよね。
そこで、こんなお話をさせていただきました。
<整形を繰り返した女性のお話>
「私、整形を繰り返してしまうので、やめたいんです。」
そんなご相談をしに来て下さったのは、20代の女性Mさんでした。
お話をお聞きすると、昔から自分の目が嫌いで、目を直せば、自分の事が好きになれるんじゃないかと思って、整形に踏み切ったそうです。
手術の後、しばらくはとてもハッピーで、自分の事が好きになれた。
でも、しばらくすると、次は口が気になって。。。
今度は、だんだんと口の事で悩むようになったそうです。
目の手術に踏み切った後、またしばらくはハッピーなんだけど、次は鼻、次は胸、とどんどんと違う場所が気になって、
「このままじゃ、一生満足することなんてないんじゃないだろうか?」
そう思うと、自分に恐怖を感じて、相談に来て下さったそうです。
お話をお聞きして行くと、中学生の頃から、自分の容姿が嫌いで仕方なく、何かうまく行かない事があると、自分の容姿のせいだと思うようになったんだそうです。
そう思った原因も、彼女はわかっていて、彼女の父親は彼女に「お前はブサイクだ」と、言っていたそうです。
Mさん「『父親は、仕事でとても苦労した人で、女でもいい大学に行って、いい職業に突かなくちゃダメだ』っていう思想の人なんです。
私に、チャラチャラせずに勉強してほしいっていう思いでそう言っていたのは、わかっているんです。」
そうMさんはおっしゃっていました。
私「そうですよね。お父さんはあなたを傷つけたくて言ったんじゃないんでしょうね。
でもね、女の子としては、とくに中学時代って女性としての変化の時期ですから、たくさん不安を抱えている時期にその言葉は、とても傷ついたでしょうねぇ。」
Mさん「そうなんです。」
そこまで話すと、Mさんは泣き出してしまいました。
そうですよね。
同じ女性として、その心の傷を思うと、私も胸が痛みます。
私「整形をして自分を変えたかったのではなくて、『中学の時に傷ついた女の子』を満たしてあげたかったのかもしれませんね。」
Mさん「今思うと、そうなんだなって思います。」
そうお伝えすると、また、Mさんは涙していましたが、方の力が抜けたような感じでいらっしゃいました。
そうして、中学生の傷ついた女の子をたくさんほめてあげて、彼女の中にあった傷をいたわり、空洞を埋めて上げるためのセラピーをしました。
帰りにお見送りした時の彼女は、小さな可憐女の子のような様子でいらっしゃいました。
何ヶ月か後に、整形したい気持ちが収まって、本当に自分でいいなと思えるようになったとお話してくれた際に、
「空洞が埋まると、こんなに柔らかくて新鮮な気持ちでいられるんだなって、感動してます。」
とおしゃってくたんです。
「柔らかくて新鮮な気持ち」という表現がとても印象的だったことを覚えています。
<原点の空洞が埋まるまで>
Mさんは、小さい頃のお父さんに言われた言葉でできた心の「空洞」が、始めは『目』に投影(映し出す事)されていたんですね。
ですが、目を治したところで、心の中の空洞はそのままなので、口へ、鼻へ、と投影される場所が、転々として行ったんです。
同じように、Lさんも、何かしらの心の空洞が満たされない「私にはない!」という気持ちになって、その感情を感じられるものに投影されて出て来ていたんです。
ですから、心にしてみたら、「対象はなんでもいい、空洞を投影できるなら」という感じなんですよね。
そんなMさんのお話から、「Lさんの空洞はなんでしょうね?」って話して行くと、Lさんの中には強烈なお母さんへの我慢があったんです。
実家が商売をしていた彼女のお家では、彼女は赤ちゃんの頃から一人でいた記憶しかなく、だっこしてもらった覚えがないんだそうでうす。
そんな「愛されない。満たされない」気持ちが、嫉妬となって出て来ていたんですね。
つまり、嫉妬は、あなたの中に抱える「足りない、満たされない」気持ちを教えてくれるサインだったんですね。
こんなふうにして、謎掛けのように心は私たちに、いつも何かを語りかけています。
時に、わずらわされるサインだったりもしますが、ひもとかれた向こうには、必ずいい気分、幸せなあなたが待っているものなんですよね。
そんなクライアントさんを見ると、いつも私のほうが幸せな気持ちにさせてもらいます。
だから、この仕事は辞められません^^
さて、あなたの嫉妬が教えてくれるサインってなんでしょうか??
「この空洞だな」
って、それが分かるだけで、嫉妬の感情はおさまってきます。
そうしたら、後は自分を大切にしてあげるだけです^^
あなたの中の「足りない!」が「満たされる」に変わる、そんなヒントになれば幸いです
村本明嬉子
*文中のクライアントさんのお話は、承諾をいただいて掲載しています。
「皆さんのお役にたてるなら」と、快く承諾してくださったクライアントさん達に、心から感謝しています。
隔週金曜日担当村本明嬉子が、みなさんのご相談にお答えします
◆会場案内
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いつも誰かがうらやましい 〜私の中の嫉妬心〜
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