こんにちは。神戸メンタルサービスの平です。
日曜日・恋愛心理学講座を原カウンセラー と隔週で担当しています。
恋愛相談を受けていると、恋愛に臆病な人、恋愛の苦手な人には、ある共通のことがあることに気がつきます。
それは、「こんなことをしたら、相手に迷惑に思われないかしら‥‥?」とか「相手の負担になりませんか?」という言葉がよく出てくるということです。相手の事情を深読みしすぎて、身動きがとれなくなっているわけです。
相手の立場や気持ちを配慮するというのは、とても素晴らしいことです。しかし、相手はあなたとはまったく違うものごとの見方や考え方をする人かもしれませんよね。
つまり、配慮もいきすぎると、相手がどう思うかを相手に委ねることができなくなってしまいますし、自分の意思を伝えることも、甘えることもできなくなってしまいます。すると、恋愛は一歩も前に進まなくなってしまいます。
恋愛上手な人や甘え上手な人は、「先輩、また飲みにつれていってくださいよ!」とか「先輩、ごはん、行きましょうよ」などと気楽に言うことができます。
すると、先輩も、「ムリ言うなよ、給料日前で金ないよ」となどと言いつつも、「しょうがねえな、じゃあ、いつにする?」などとあなたの思いにこたえてくれたりするものです。
こんなとき、相手の反応を気にするタイプは、「給料日前で金ないよ」と言われた瞬間、ものすごく悪いことをしたような気がしてしまいます。そして、「私はきっと嫌われる」と思い、「ごめんなさい、すいません! いまのはなかったことにしてください!」などと言ってしまいがちです。
じつは、この言葉こそがいちばん重いわけです。先輩からすれば、「おいおい、そんなにマジになるなよ。もっと気楽にしゃべらせろよ」というかんじなのに、深刻に受けとめてしまうと、気楽な感覚などどこかに行ってしまいますよね。
言い換えれば、その場を深刻で重いものにしてしまうのは、ほかでもない、あなたのほうだということになるわけです。
心理学の基本の一つに“自己重要性”というものがあります。これは、人は「だれかの喜びになりたい」、「だれかにとっての重要な人物でありたい」とたえず考えているということです。
たとえば、「おごってあげることで相手を喜ばせてあげられるなら、おごってあげたい」と先輩も思うわけです。
そんなとき、お小遣いが少なくいために、喜ばせたくても、愛してあげたくても、それができないとしたらつらいものです。でも、ゆとりがあるときは、喜ばせてあげたい、愛してあげたいと思います。
どうも、人は人を愛したがっているようなのです。
ですから、相手に上手に人に愛させてあげる人、言い換えれば“受け取り上手”な人は恋愛上手であることが多いようです。
とくに男性は基本的に、「女性をどう愛してあげよう」、「どこに連れていって、喜ばせてあげようか」などとつねに考えています。ですから、あなたが愛され上手、受け取り上手になることができたなら、恋愛上手にもなれるといって過言ではありません。
しかしながら、気を遣いすぎる人や自己評価が低い人は、ついつい「こんな私」とか「相手の時間を奪ってしまう」などとへりくだってしまいがちです。そして、それが、流れを止めてしまうのです。
もしも、あなたが「迷惑をかけてしまう」と感じることがよくあるなら、次のことをチェックしてみてくださいね。
それは、「ほんとうに迷惑なのか、愛されているということなのか」ということです。
たとえば、あなたは子どものころ、夜中にしょっちゅう熱を出し、おかあさんにおぶられて病院に行っていたとしましょう。
ひょっとして、あなたはこの経験について、「おかあさんにはほんとに迷惑をかけた」と感じているかもしれません。
しかし、もし、あなたのおかあさんに「夜中にお子さんがしょっちゅう熱を出し、そのたびに病院に連れていったそうですね。さぞや迷惑だったことでしょうね?」とインタビューしてみたら、どうでしょう? 「迷惑なんて思ったこともないですよ。親なんだから、あたりまえ」と、たぶん、おかあさんはおっしゃるでしょうね。
ということは、「私は子どものころ、夜中にしょっちゅう熱を出し、おかあさんにおぶられて病院に行った。おかあさんには迷惑をかけた」ではなく、「私はおかあさんに愛されていた」が正解ですよね。
どうも、心がなかなか愛を感じられず、受け取れなくなっているとき、私たちは「迷惑をかけた」と思うことが多いようなのです。
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