■カウンセリングサービス
の浅野寿和
です。いつもご覧いただきありがとうございます。
さて、前回にご紹介しましたが・カウンセリングサービスの名古屋地区ブログ「名古屋カウンセリングサービス
」
もうご覧いただけましたでしょうか?
Facebook とも連動しているこのブログ、名古屋地区のカウンセラーが様々な記事を更新中なんですね。
僕自身、このブログに隔週で「心理学講座」と題した記事をアップしております。
Facebookも神出鬼没で?つぶやくこともあります。ぜひ一度チェックしてくださいね。
■さて今日のテーマはコチラです。
「いい人」な彼の禁止
今回は前回の記事と似たような内容ですね。
例えば、
「優しかった彼、あるときのケンカをキッカケに連絡がとれなくなった」
「ケンカして優しかった彼を怒らせてしまって、それ以後、今までに見たことのないような彼になってしまった」
そのようなお話をお伺いすることがあります。
「本当にゴメンね」と彼に伝えても音信不通。
時に彼にメールを沢山送ったり、すごい数の着歴を残したり。
そうでなくとも、例えば、Lineの既読表示をずっと気にしてしまうことがあるようですね。
また、しばらくして彼から連絡が来たとしても、「しばらくそっとしておいて欲しい」なんて連絡しか来ないこともある。
そんな時、あなたが彼のことを好きだと思う度合いだけ、そこで感じる不安を解消したくて、彼に戻ってきて欲しくて、たくさんメールしたり、着歴をたくさん残してしまったり。
■もちろん、誰しも好きなパートナーとの関係がこんな状況になれば、不安に駆り立てられることもあると思うんです。
時には焦りも感じるかもしれません。孤独感に苛まれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
コレってほんとうに辛い状態だと思うんですね。
ただ、この状況、心の側面から眺めて見ると
「相手に本気でゴメンねと伝えたい」という気持ちの他に
「彼に私のことを許して欲しい」=「今のこの不安を取り除いて欲しい」
と心が感じているケースのほうが多いようです。
もちろんそうなってしまうのは好きだからこそ。
という意味合いにおいては、致し方ないことなのかもしれませんね。
だからこそ、彼の答えやリアクションに振り回される感じになってしまうこともあるようですね。
そして余計に苦しくなることもあるかもしれません。
■ただ今回の想定・・・「彼がそもそも優しい人、気を使う人」である場合。
彼があなたに向けてとっている態度は、きっと彼にとってのタブー(禁止してきた部分)であるケースって十分考えられるんですよね。
優しい人が豹変した、彼から今までに聞いたことがない辛辣な言葉が出てくるなら、尚更その可能性は否定しにくくなってきます。
そして、彼のあなたを拒絶するような態度や、表面化している気持ち。
実は昔から彼の中に「無かった感情」ではないことが多いものです。
むしろ、何かしらの理由があって、彼が我慢していたり、強く禁止していただけ、ってこと、十分に考えられます。
もちろんその禁止や我慢をしようとする意思は彼の判断。
だから、あなたが相手を我慢させていたかどうか?と必要以上にご自分を疑う必要はなく、自分を必要以上に責めることもしなくていいんです。
ただ、あなたの前で見せている彼の態度が、彼にとって「タブー」だったとしたら。
彼は、あなたの前で悪い態度をとってしまった自分自身を許せるのか?
という問題がつきまとうということなんですね。
彼があなたに対してとっている態度を肯定できず、むしろ自分を責めてしまっていたり、あなたに罪悪感を感じている場合。
だから、このような状況で、あなたが不安にかられて「ゴメン」という気持ちを、彼にガンガンメッセージを送ると。
彼はあなたに「許して」「私を見て」と執拗に迫られているように感じる可能性があります。
また同時に、彼に「自分のことはいいから、とにかく私の不安を消して」という風に捉えられてしまう可能性もあります。
この場合、男性は少し女性と距離をとりたくなるもの。
理由は、あなたを見た時に、悪い態度をとったことに対する「罪悪感」を感じてしまうからですね。
このあたりが、優しい人・気を使う人のパターンでやってしまったことを悔いるのですが。
これ、普段の優しい彼なら受け止めてくれるかもしれません。ただ、このようなピンチの場面では、スルーされる可能性は否定できないですね。
ここで不安ゆえに相手に許しを求めると・・・
彼としては「自分の禁止を破ったことに対する自己嫌悪や、あなたを傷つけた嫌悪感が強い時に、その嫌悪感を超えて私を見ろ」と言われている気がする。
恋愛で、そしてこの状況で誰かに依存されるって少し抵抗感を感じやすいと思うんですね。
だから、こんな時は少し時間が必要であることって少なくありません。
もちろんお互いに。
その時間を使って、まずは自分を理解し、そして許す。
あなたの不安を彼に取り去ってもらう流れではなく、自分で一度受容し理解することがよりベターな選択肢だと考えます。
その上で、相手を許すことが必要になりますね。
「どうしてあんな風にケンカしちゃったんだろう?」と自分の心に興味を持ったり。
「まぁ私も寂しかったし、好きだからこそ彼とケンカしてしまった部分もあるし。」と自分を理解したり。
「ミスは訂正するだけでいい」と、自分を許して、彼を待ってあげよう、彼も苦しんでいるはずだから、私が彼を理解し、許してあげようといったスタンスでいることがベターな選択です。
だから不安に支配されている状態からゆっくりと抜け出すことが重要、とも言えるわけです。
この辺りはカウンセリングで扱うテーマであったりもしますね。
今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
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