こんにちは。カウンセリングサービスの池尾昌紀です。
土曜日の「魅力UP術」は、小川のりこ と池尾昌紀の二人が、隔週でお届けしております。
今週も、どうぞよろしくお願いいたします。
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本文に入る前に、ご案内をさせていただけたらと思います。
＜近日中の池尾昌紀のトピックス＞
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カウンセリングで、仕事や恋のご相談を伺う時。
直接お会いするのが初めての方でも、その雰囲気やお話の様子から、その方の状況を感じ取ることができることがあります。
一番多いケースは、
弱音が吐けない
という方。
具体的に例をあげますと、
・周囲から、隙がない、と言われる。
・弱音を隠すのがうまいので、周囲からは、強いと思われてしまう。
・いつも笑顔で振る舞うので、周囲からは、悩んでいるとは思われない。
こんな感じの方です。
こうした方は、せっかくカウンセリングに来て下さっているのに、
私の前でも、隙をみせることがなかったり、弱音をはけなかったり、笑顔が絶えなかったり。
頭ではわかっているんです。
カウンセリングに来たんだから、辛い気持ちを伝えたい、と。
でも、いつも、あまりに自分の本心を隠すことに慣れてしまっているので、
こうしてご相談に来ても、それがつい、表に出てしまうんですね。
◎自分で自分のことはわからない。
また、「我慢している」「弱音が吐けない」ことに、気がついていない方も
とても多くおられます。
例えば、
「弱音が吐けないんじゃないですか？」とご質問すると
「いえいえ、いつも同僚に愚痴を言ってます」とのお答えがあったり。
主婦の方の場合は、「ママ友といつも愚痴をいって発散してます」というお答えになります。
でも、「愚痴」と「弱音」って別なことが多いんですね。
ここで言う「弱音」とは、
「本当の気持ち」のことです。
もっと言えば
「普段は隠している弱い私」
ということなんです。
ここまでお話すると、ピンと来る方もおられます。
また、それでも、わからない、という方もおられます。
こうした、「本当の弱い私」を隠すことに慣れている方は、
それこそ、物心ついた時から、ずっとやってこられているので、
「弱音を吐かないことが板につきすぎている」
ことが多いんです。
あまりに当たり前すぎて、自覚できないケースも多いんですね。
まずは、「自分では気がついていない」かもしれないと思うこと。
そして、「それに気づいていこう」と思うこと。
その視点を持ってみよう、
そう思ってみることがスタートになります。
◎あなた自身が、助けを拒んでいませんか？
これは、本当に大切な視点です。
なぜなら、自分でこのことに気づいていないから、
今の問題が起こっているかもしれないのです。
誰も助けてくれない、と苦しんでいる時。
孤独で、寂しさに苦しんでいる時。
もしかしたら、それをできなくしているのは、あなた自身かもしれない。
長く「我慢」や「弱音を吐けない」ことを積み重ねていくと
それが当たり前になって、自分で気がつくことができなくなる、というお話を
書かせていただきました。
そうすると、そもそも、
「誰かが自分を助けてくれようとしている」
という視点が生まれにくくなります。
そうすると、最初から誰もあてにできない、ことになったりします。
そこで、ますます、
弱音が吐けなくなる。
隙をみせられなくなる。
笑顔でそれを隠してしまう。
そんなことが生まれているのかもしれません。
そうすると、周りの人は、あなたの心の声を聞くことができません。
どれだけ、助けて、と心が叫んでも。
どれだけ、本当の私を見つけて、と心が叫んでも。
そして、実は、
もしかしたら、あなたが気づいていないだけで、
あなたを助けようと思っている人
あなたを心配している人
あなたを応援してくれる人
そんな人が周りにいるかもしれないのです。
でも、もし、それに気づいていないとしたら。
それは、あなたにとっても、周りの人にとっても
辛い状況なんです。
◎まず弱音を吐く練習を積み重ねていきましょう。
それを変えていきましょう。
まずは、自分のことを知って、気づいていくこと。
そのために、自分の心に質問してみることをオススメしています。
「もし、私が普段、弱音が吐けていないとしたら、どうだろう。」
「それは、どんな弱音なんだろう」
「私の中に弱い私がいるとしたら、どうだろう。」
「その私の声が聞けるとしたら、何と言っているだろう。」
このように自問自答してみます。
最初は、うまくいかないことが多いかもしれません。
なんせ、慣れていないことですから。
でも、繰り返し、続けていってみてください。
そして、「弱音を吐ける場所」を見つけていこうと思ってください。
あなたが自分で練習をしていく「弱音」。
それを誰になら、話せると思いますか？
あなたを応援してくれる人。
あなたの幸せを願ってくれる人。
そんな人を探してみましょう。
そんな人いない！と思われる方もおられるかもしれません。
今は見つからなくても、必ず、いるはずです。
そう、私はカウンセリングを積み重ねていき、たくさんの方のお話を伺う中で
感じるようになりました。
もし、今すぐ見つからないような時。
そんな時は、カウンセリングを使ってみてください。
あなたの「弱音を吐く」練習のお役に立てたら、幸いに思います。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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次週、１２月１４日（土）は、小川のりこ が担当します。今度はどんな素敵な「魅力UP術」を届けてくれるのでしょうか。楽しみにしています！。
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池尾昌紀のプロフィール＆ブログ
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06-6190-5613 ・ 06-6190-5131（受付：12：00～20：30・月曜休）
☆名古屋地区を中心に面談カウンセリングをしていますが、
１～２ヶ月毎に東京・大阪にも出張しています。
【出張面談カウンセリングについて】
＜東京＞２０１４年１月１４日（火）～１５日（水）
＜大阪＞☆ただいま調整中です。もう少々お待ちください。
スケジュールの詳細は、池尾昌紀のブログにて、ご案内いたします。
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「本当は弱い私。なのに周りからは強い人と思われてしまう時」
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