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ついケンカしちゃうけど・・

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恋愛テクニック-大野愛子


みなさん、こんにちは!カウンセリングサービス 大野愛子 です。

木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに、大門昌代・大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。


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恋愛というのはお互いの「好き」があって成り立つものなのですが、時にこのバランスが崩れたように感じることがあります。


たとえば、
「わたしが思っているほど彼はわたしのことを思ってくれていないような気がする」
「彼からアプローチしてきたからお付き合いしたのに、今じゃ追いかけているのはわたしの方!?」
「以前ほど大切にされていない気がする。もうわたしに飽きたの?」など。


上記には、共通点があることにお気づきですか?


それは、自分の思いだけが「一方通行な感じがする」ということです。
もっとハッキリ言えば、「わたしばかりが好きな気がする」ということです。


「わたしは彼が好きだけれども、彼からの愛情はあまり感じられない」ということですよね?
彼からの愛情があまり感じられないがゆえに感じる感情は、「不安・怒り・嫉妬・哀しみ・焦り」だったりします。


それは、いわゆるネガティブな感情ですよね。ネガティブな感情を感じるのは誰にでもあることです。
おそらくこの感情が全く無くなるなんてこともありません。

それらも、あなたの感じる感情なのですから、嫌わないで下さいね。


じゃぁ何が問題なのかといえば?


「わたしばかりが好きって、なんか損しているみたい・・。」
というようなネガティブな感情にふりまわされた結果、ふたりの関係をこじらせてしまうことが問題なんですよね。


「彼とすぐケンカになっちゃう」「彼と言い合いになることが多い」という方、ぜひ参考にしてみて下さいね。


◆ネガティブな感情にふりまわされると? がーん


そもそもどういう時に、不安や怒りなどの感情が生まれるのでしょうか?
それは恋愛に限らずですが、自分自身の欲求や期待が満たされない時です。


わたしはもっと会いたいと思っているのに、仕事が忙しいと言ってなかなか会ってくれない。会いたいって言うのはいつもわたしの方から。彼はわたしに会いたいと思わないのかな?


「わたしはこれだけしているのに・・・」「わたしはこんなに我慢しているのに・・」という気持ちが大きすぎる時ほど、過度に期待してしまうものです。


今一度見直してみたいのは、「付き合っているのだから、これぐらいしてくれて当然なのに!」という発想(過度な期待)が大きくなり過ぎていないかどうか?です。


でもそれが大きくなり過ぎているのだとしたら、心が苦しいからですよね?それだけの理由がありますよね?


◆それをどう表現していますか? 怒る


苦しい時、よくよく心の中(感情)を観察してみると、こんな怒りの炎が燃えていることがあります。


「わたしにこんな気持ち(怒り・嫉妬などの嫌な感情)を感じさせるあいつが悪い!!」という炎です。
この発想は、「あいつ」すなわち「相手」がどうにかしてくれない限り、あなたの怒りの炎が消えないということです。


自分ではどうにも出来ないから(どうにかして欲しいから)、相手が出るまで電話をかけたり、詰めよったり、悲しさのあまりに泣きだしたり、なんてことが起こるわけです。


人間ですから感情的になってしまうことはある、とわたしは思います。
むしろ、あってもいいんじゃないでしょうか?


ただ問題なのは、そうした行動が「どんどん増えること」なのだと思います。
どんどん増えた結果、「またかよ・・」「重いんだよね」と相手に感じさせるから、関係をこじらせてしまうのではないでしょうか?


◆ケンカをすることに目的がある場合があります。 うさぎ


「彼とすぐケンカになっちゃう」「彼と言い合いになることが多い」という方、ぜひ参考にしてみて下さいね。

・・・と、最初の方に書きました。


これはどうしてかといえば、ケンカをすることに無意識的に「目的」がある場合があるからです。


目的があるとこんなことが多くなります。


・ケンカのたびに別れ話を持ち出す。
(別れないことでまだ自分が必要とされていることに安心をする。)


・怒りという感情に乗せて欲求をぶつける。
(どれぐらい自分が愛されているかどうか知りたいので、相手の反応を試してしまう。)


・ささいなことでケンカを売る。
(ケンカでもいい。とにかくこっちを向いて欲しい。)


どれもこれも無意識的なものなのですが、本当の目的というのは、もっと別のところにあるのです。


◆ホントの目的って? 縁


ケンカしたり、仲直りしたり、またケンカしたり、またくっついたり。
いろいろありますが、そんなあなたが求めているのは、「繋がり」「絆」なのでしょうね。


本当は、「繋がりが欲しい」のです。なのに、つい自分から切ってしまったり。
切りたいわけではないんですよね、本当は繋ぎたい人なのです。


だからこそ、何度でも繋がり直す、繋ぎ直すようなことが起こります。
それは、あなたが求めていることだからです。


わたしは繋ぐ人である。
本当は何を求めているのか、きちんと自分の心にとめておくことが、ネガティブな感情にふりまわされない秘訣なのかもしれません。


もしかしたら、繋がりを拒絶するだけの心の痛みがあるのかもしれません。
むかし昔、繋がりたかった誰かとの別れがあったのかもしれません。
繋がりを失ってしまった悲しみがあるのかもしれません。


本当に欲しいと望んでいるものは、繋がりから得られる、親密感や安らぎや平和的な感覚なのでしょう。
ケンカの後の仲直りで、この感覚を感じようとしていませんか?


ちょっと感覚的なお話ですが、心に響いたらいいなと思います。
お読み頂きありがとうございました。night*



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