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どんなあなたであったとしても

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恋愛テクニック

こんにちは。神戸メンタルサービスの平です。

日曜日・恋愛心理学講座を原カウンセラー と隔週で担当しています。


世の中には、ものすごく激しいケンカをしながらも、うまくやっているカップルや夫婦もあるものです。ビックリマーク


ケンカなどほとんどせず、静かに暮らしている両親のもとで過ごした人ならば、なぜ、あのようなケンカをしながらやっていられるのか理解できないことでしょう。


しかし、激しいケンカをするカップルとは、言い換えれば情熱的なカップルともいえます。恋の矢


おたがいをぶつけ合い、受け入れ合い、そして、たがいにどんなに「ひどい自分」を見せても別れるようなことはなかったという歴史が二人の絆になっていることも多いようです。


また、まわりの人が思うほど、二人のケンカは悲惨なものではないようです目


私どもの古い受講生に、ものすごくケンカっぱやくて、まるで瞬間湯沸かし器のように感情的になりやすい女性と、まったく怒ることなどないのではないかというぐらい温厚で物静かな男性のカップルがいました。


多くの人は、なぜ、あのおとなしい彼が、あんなに怒りん坊の彼女を選んだのかということがまったく理解できません。


で、彼のような人は、同じようにおとなしい女性とつきあったほうが幸せじゃないかと思うわけですが、当の彼はそのようなタイプの女性を好まないのです。


彼のおかあさんは、とてもおとなしく、献身的な女性でした。「いいのよ、私は。あなたたちが好きなものを食べたらいいのよ」と口ぐせのように言っては、いつも自分は後回しにして、子どもたちを優先するような人だったらしいのです。


そして、彼はそれがいやで仕方なかったのです。


おかあさんも好きなものを食べればいいのにとか、おかあさんも好きなことをすればいいのにとか、いつも心の中で思っていました。


彼は、お母さんに似て遠慮深く、いつも他人のことを優先してしまう自分のことも好きじゃありませんでした。自分を表現するということが、彼にはなかなかできないのです。そんなとき、自己主張をどんどんする彼女に彼は出会ったのです。


自分にはけっしてできないことを彼女は平気でするわけです。


いままで見たこともないようなタイプの女性であり、そこに彼は魅力を感じたのです。


彼女はいつも彼に、「なに遠慮してるのよ! 言いたいことがあったら、言いなさいよ!」と言います。そのセリフこそ、彼が昔、おかあさんにずっと言いたかったことだったのです。


彼女にそう言われ、ようやく彼は「うん、じつは‥‥」と少しずつ自分を表現しはじめます。彼女はそんな彼に「もう、めんどくさい男ね! さっさと言いなさい!」などと言いながら、彼の本音を引っぱりだしてくれるわけです。


「もしも、まわりの人が言うような謙虚な女性を選んでいたとしたら、たぶん、自分は感情とつながれず、それを表現することもなく生きていかねばならないだろう」と彼は思っています。


また、「自分には、彼女のように本音で生きている人が必要なのだ」とも彼は言います。それは、あるいは彼にしかわからない彼の事情によるものなのかもしれません。


客観的には、「なんで、あんないい人が、あんなわがままな女とつきあってるんだ?」としか見えないかもしれません。でも、人それぞれの事情があり、ある人は「ただのわがまま女」としか感じない女性のことを、別の人はたいへん魅力的に感じる場合もあるわけです。


なにが言いたいかというと、つまり、いまのあなたがどのような人であったとしても、そのあなたに魅力を感じる人はきっといるということです。


あなたじゃないと二人の関係が成立しないということだってあるのです。


「こんな私なんか‥‥」とあきらめる前に、「この私にも必ず真実のパートナーがいるはず」と思い込み、キョロキョロしてみてください。それだけでも、パートナーと出会う確率はものすごく上がるのですよ。音譜


では、次回の恋愛心理学もお楽しみに!!


恋愛話はありませんが、よかったら読んでください>>> 平準司のブログ


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