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■自立の女性の心理(4) ~競争というワナ~

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恋愛テクニック-いつも、ありがとうございます

東京地区で、面談カウンセリング・心理学講座・講演を行う。恋愛・夫婦など男女関係、家族の問題、アダルトチャイルドの問題など、感情を癒すセラピーが人気で、その実績は東京地区ダントツNO1(全国では3番目)。コラージュをとりいれたマインドマップカウンセリングも好評。資格は日本産業カウンセラー協会認定、産業カウンセラーとキャリアコンサルタントをもつ。(コラムの最後にQ&Aと、カウンセリング体験談、連絡先などカウンセリングのご案内があります)


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こんばんは、清水です。お盆真っ只中ですね。ご実家でスマホでこのブログを読んでいるという方、実家は嫌いなので一人暮らしの部屋で読んでいるよという方、旅先で読んでいるという方、夏休みはすでに済ませた、または、これからなので仕事をしていますという方などいらっしゃることと思います。

さて、いつも清水のコラムを読んでいただきありがとうございます。地味に書いているつもりなのに、平日なのに、どういうわけか読者さんの多い清水の担当回なのですが、前回はなぜか怒涛の4万アクセスをいただきました。ありがとうございました。

前回、依存をテーマにしましたので、今回もまたひたすら地味に、自立をテーマにしたいと思います。タイトルは自立の女性とありますが、自立の男性や、恋愛相手や結婚相手、上司など、周りの人が自立という方など幅広くヒントにしていただけると思いますので、読んでみて下さい。


イライラ、怒り、嫌悪感、攻撃の感情


自立とは一言であらわせば人に頼らずにがんばる様子です。(詳しくはこれまでの自立の女性の心理を読んでくださいね)

自立には前向きにがんばり結果を出すといった、プラスの面もありますが、

・仕事ややるべきことを多くつくり、さらに一人で抱え込みやすくなる。
・周りの方に頼られすぎたり、周りに仕事を任せられないため、周りがあまり成長してくれなくなる。
・自分よりももっと自立的な方から叱咤されてさらにがんばらないといけない状況に追い込まれる。

といったマイナスな面が出てきやすいです。

その結果、ストレスを感じて、イライラしたり、怒りや、嫌悪感、攻撃の感情に支配されることもしばしばあります。頼りすぎる方、つまり依存的な方を嫌ったり、避けたいけれど、頼られすぎて余計にストレスを感じ、
一方で、さらに自立的な方から叱咤されてさらにがんばろうとしたり、がんばれないと負けてしまうという思いからハードワークにおちいり、その果てに無気力状態におちいるといった感情的にもマイナスな面が出てきてしまいやすいです。


具体的には、職場の勤務時間が長すぎる、仕事量が多い、部下が成長しない。家庭では家事をすべて完璧にしようとしすぎてやるべき事が多い、ときには子供に八つ当たりしてしまう。メールやSNSで友達やパートナーの相手をするのに忙しすぎる。パートナーが依存的な状態におちいってしまい、自分を少しも助けてくれない、むしろ世話をしなければならず、イライラや怒り、嫌悪、攻撃を感じるといった状態です。



自立の方の心の奥にあるものとは?

さらに深くみつめていくと、イライラや怒りといったアグレッシブな感情の奥に、敗北感や惨めさ、屈辱さ、悔しさ、絶望感などの、いわば「負けの感情」があることが多いです。


この感情は、自分が依存的だった頃、親や教師、仲間、先輩などに叱られたり、バカにされたりして、依存的であったことに対して「負けの感情」を体験していることに由来します。多くの方がもっている感情だと思います。

例えば、甘えてばかりな子はダメな子よ!もっとできるでしょ?がんばりなさい!○○ちゃんはもっとできるわよ!もう新人じゃないんだからそれくらいわかるだろ!毎日毎日メールや電話、重すぎる・・・・前の彼女はそうじゃなかった。など親や教師や上司や彼やご主人から、誰かと比較して競争意識を植えつけながら、叱られる場面のようにです。

大人はすべて過去に子供であったように、自立的な方も過去には依存的な時代があるのですが、この依存的だった時代に、「負けの感情」という嫌な体験するので、依存=負け といったイメージをもちながら、これをある意味ではバネにして人は自立へと向かいます。


そのため、自分が何かができないとあきらめること、人を頼ること、競争からおりること、休息を得ること、のんびりすること、人と親密になること、心や行動に遊びを作ること、つまり健全に依存するという行為が、負けの行為のように感じてしまい、なかなかすすんで実行しにくくさせてしまうんです。

例えば、男女関係では、依存的な様子があらわれている男性には頼りなさ、だらしなさ、子供っぽさを感じてしまって、ダメ男のレッテルを張って遠ざけてしまったり、交際していたり、結婚していても、いつもケナしてしまったり、どこかでバカにしていたりという態度になり、男性側=依存=負け、自分側は自立=「勝ち」の立場に君臨してしまったりしやすいです。

その結果、うちの彼は・・・うちの旦那は・・・と依存的なパートナーの負けぶりに焦点をあわせて、自分がいてこそ成り立っているといったような自立的な自分の勝ちぶりに焦点をあわせた状態にとどまり、より高い幸せへと成長しにくくなってしまいます。



どうしたらいいの?

いろんな解決への道がありますが、読んでいただいてすぐとりくみやすいところでは、自分にとって負けと思い込んでしまっている健全に依存するという行為のに偉大な価値があることを理解してみるとよいです。

自分が何かができないとあきらめること、人を頼ること、競争からおりること、休息を得ること、のんびりすること、人と親密になること、心や行動に遊びを作ること、ごめんなさいと謝って許しをこうこと、などつまり健全に依存するという行為ですね。

具体的には、仕事や家事が完璧にできないことを認めて、少しでもシンプルに工夫する視点をもってみたり、部下や同僚、友人、彼やご主人、家事サービスなどを頼ったり、競争して勝つということをやめて幸せを選ぶことや、思い切って長期休暇をとって自分をみつめる時間をつくるとか、友人や仲間の輪に入れてもらうとか、ケンカ中の相手に謝ってみるといった行動ですね。

かっこわるいとか、負けだとか、情けないとか、恥ずかしいとか、屈辱的な感じがするけれどもそれは実は勇気ある偉大な価値ある行為なのです。ひとりよがりかもしれない心の衝動にしたがうことよりも、幸せへのあるべき道を選ぶ偉大な自分への一歩を進んでみませんか?



最後に

自立的な強い意志をもってすれば、できることではあるのですが、それがなかなか難しい、理屈はわかるけど・・・・、ストレスがあるのによけいまた負荷をかけるつもりか!と感じる方はカウンセリングを使ってみて下さい。まず心にゆとりを持てるようになり、過去の傷を癒し、自立的にがんばってきた自分を認めていくことで偉大な一歩へ進む準備になります。カウンセリングすら負けの行為だと感じるかもしれませんが、そんなときこそ、勇気をもって踏み出してみてください。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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