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あなたの扉を開くカギ

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恋愛テクニック

こんにちは。神戸メンタルサービスの平です。

日曜日・恋愛心理学講座を原カウンセラー と隔週で担当しています。


女性のみなさんがパートナーに魅力を感じるとき、その心の裏側にはどんな思いがあるのでしょうか。


よくあるものの一つが、「もし、私が男性だったとしたら、こんなふうに生きたい」という思いを実践しているような男性に心惹かれるというパターンです。


女性の場合、「女性である」ということが制限を作っていることは少なくありません。ひゃ~・・・


たとえば、おにいさんは何時に帰っても怒られないのに、「私にはいつも門限があって、遅くなると両親に怒られる」とか、いつも「あなたは女の子なんだから」という言葉でいろいろなことを制限される、などなど‥‥。


すると、「もし、自分が男だったら、ああ生きてみたい、こう生きてみたい」という思いが湧いてきたりもしますよね。そして、それをそのまま実践しているような男性がいたとしたら、「この人をパートナーにすれば、その生き方を共有できかもしれない」という心理が働くわけです。


一方、自分とは正反対のタイプのパートナーとなぜかおつきあいすることになる場合もあります。


こんなときは、渋々、そのパートナーの趣味や好みにつきあったりしますよね。ところが、意外にも、自分のほうがそれにどんどんそれにハマッていき、その趣味に関する立場がいつのまにか逆転してしまった‥‥、というような話もよく聞きます。


心理学でよくいわれることの一つに、「パートナーはあなたの潜在意識を表す人である」というのがあります。


つまり、「生き方を共有したい」という思いも、正反対のタイプのパートナーに惹かれる気持ちも、自分では抑圧したり、禁止したりしていることをやって見せてくれるパートナーに魅力を感じているからこそ湧いてくるわけです。


別の角度から見ると、あなたがパートナーに魅力を感じるのは、パートナー自身よりも、パートナーが見せてくれるそれらの要素に惹かれるからという言い方もできるわけです。自分には許していないけれど、その要素には強い興味をもっているわけです。にこ。


私の古いクライアントの一人に、お嬢様育ちの女性がいました。性格はとても内向的で、運動音痴で体力もなく、もちろん、アウトドアなどにはまったく縁のないような女性でした。


その彼女がつきあうことになった彼氏がスポーツマンで、そして、そのころ、彼はゴルフにハマッていたのです。


ゴルフというスポーツには、ハードなイメージはあまりないかもしれませんが、とにかく歩くスポーツなんですね。そのぶん、かなりの運動量が要求され、夏の暑い時期などはとくにハードさが増すわけです。


で、陽に当たるだけでもバテるような彼女だったのですが、彼といっしょにいたいがために、無理やりゴルフをはじめたわけです。


すると、人生で初めてといってもいいこのスポーツに、彼女はどんどんハマッていきました。上達するたびに喜びも感じられるようになり、そして、「もっともっと、上手くなりたい!」と思うようになっていったのです。


スポーツをしている人にとっては、「続けていれば、それなりに上手くなる」というのは、あたりまえといえるでしょう。しかし、彼女は自分が運動音痴で、「どんなにがんばったって、上手くできるはずなどない」と思い込んでいたので、上達するということがうれしくて楽しくて仕方がなかったようなのです。


で、スキあらば、ヒマあらば、「ゴルフ行こう、ゴルフ!」と彼に言うぐらいになり、平日の夜のデートも、ゴルフの打ちっぱなしかゴルフ用品店‥‥。たかだかゴルフと思う方もいらっしゃるでしょうが、彼女にとっては、「人生で初めて、やればはるほど自分が成長できると実感できるもの」が見つかったわけです。


それに伴い、内向的な性格もどんどん変わり、いちばんびっくりしたのは彼女のご両親でした。で、彼が両親のもとにあいさつに行くころ、彼はもはや“恩人”のように思われていました。


おとうさんからは、「きみとおつきあいを始めてから、うちの娘はどんどん明るくなり、外向的になり、あんなに青白い顔をしていたのに、日焼けして健康的になった。きみには感謝してもしきれないよ」などと言われるほどだったといいます。


私たちのだれもが、「自分はこういう人間である」という思い込みに支配され、その思い込みの外側に行くことはほとんどないといわれます。


そして、「自分で作っているその制限を外せるのは、唯一、パートナーである」ということもできそうです。パートナーの影響によって、あなたが大きく変われることもあるのです。キラキラ


私は最近、山登りが趣味なのですが、愛読書である登山雑誌によく出てくる女性に四角友里さんという人がいます。


この人のご主人が変わった経歴の持ち主で、音楽のプロデューサーとして有名な人だったのですが、しっかり稼ぐだけ稼いで、大好きな登山やアウトドア生活のために仕事をスッパリ辞めてしまったのだとか。で、現在は日本とニュージーランドに家を持って、行ったり来たりして暮らしているそうです。


友里さんは着物の着付師だったのですが、そのだんなさまの影響で、まったく経験のなかったアウトドアの世界に導かれ、いまや山ガールの代表格といえる人になってしまったのです。


登山には縁のなかった彼女が、人の何倍もかけてちょっとずつ登れるようになったそうで、「どんな人にも、山には登れますよ。私にも登れたのですから」という彼女の言葉には説得力があります。


さらに、新しいスタイルの登山を提案していて、昨今のファッショナブルな山ガールファッションを作った人といわれているわけです。まさに、パートナーによって人生そのものが変わった好例といえますね。


そして、あなたのパートナーも、あなたの秘められた無意識のカギを開いてくれる人かもしれませんよ。テレ



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