Quantcast
Channel: 恋愛テクニック
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4744

人から好かれたいと思っているのにうまくいかないのはナゼ?(8)

$
0
0
恋愛テクニック-成井裕美
こんにちは、カウンセリングサービスの成井です。
今日もご覧頂きありがとうございます。

火曜日は今年も秋葉秀海阿部純也とともに『モテオーラ養成講座』をお送りしています。


。・ ゚・。* 。 +゚。・。* ゚ + 。・゚・

シリーズでお届けしています、
「人から好かれたいと思っているのにうまくいかないのはナゼ?」

”人に好かれたい”
”人から好感を持たれたい”
これは私達が多く持つ自然な欲求だと私は思っています。

だからこそ私達は相手に気配りや心配りをしたり、
遠慮や我慢をしてみたり、
時には自分の気持ちを抑えこんで好かれるであろう人物像を演じてみたり・・・なんて事もあるのだと思います。
そんな風に人から好かれたいと思っているのに、何故だかうまくいかないということが起きてしまう事があるのです。

そこで、その"理由(わけ)”と、じゃあそこからどんな風に考え方や気持ちを切り替えていけばいいんだろう?という”対策”についてお届けしているのがこのシリーズ。

シリーズ1回目は『「好き」「嫌い」以外の距離感を自分に許す』
シリーズ2回目は『気疲れしない「気がきく人」になろう』
シリーズ3回目は『「して欲しくないこと」を意識してあげよう』
シリーズ4回目は『「居心地のいい距離感」を知ろう』
シリーズ5回目は『褒め上手さんに人は集まる』
シリーズ6回目は『お断り上手な人は、人に信頼される』
シリーズ7回目は『「自分の発している態度」を知る』

今回はようやく(?)最終回の第8弾。
これは前回の続きにもなるのですが、『「自分の見られ方」をプロデュースする』です。
(長いシリーズにお付き合い頂いたみなさん、ありがとうございましたm(__)m)


前回のお話の中で、こんな事を書きました。

・「自分が知っている私」と「周りが知っている私」が違っている場合に、相手から誤解されやすい。
・対人関係や特にパートナーシップの中では、こうした「あなたがどのような”態度”を発しているのか?」はとても大切になってくる


前回は、何故だか相手からとっつくにくいと敬遠されたり、
1人でも平気だと強く見られすぎたり、
なんでも引き受けてくれると思われて頼まれごとが次から次へやってくる、など、
自分が望んでいる相手の反応や態度が得られなかったり、自分の思いが伝わりにくい時などの、”誤解されやすい”がテーマでした。

今回のお話はその発展版。
新しく関係を築く時にも使えますし、もちろん1度出来てしまった相手があなたに持っている印象やイメージを上書きして変えていくのにも効果的です。

それが『あなた自身が自分自分をプロデュースする』です。



よく「人の印象は第一印象で決まる」「第一印象は3秒でおおよそ決まる」など言われる事があります。
なので清潔さや爽やかさを見せたかったら、それだけ服装や姿勢に気をつけるとか、元気に見せたかったらハキハキと話すとか、明るく見せる為に笑顔でいるとか、面接のマニュアル本にも書いてるような、多くの人が知っているこうした基本的な態度を変えるだけでも相手に与えるあなたの印象は大きく変える事ができます。

こうした外見や態度などの変化が見えやすいもの以外でも、
例えば引き寄せの法則などでよく使われる、
「ツイてる!」「ありがとう」という言葉を使うようにしてみるとか、
自身のセルフイメージをより良いものに変えていく、
というものもあります。
これは例えば「言葉を変える」という、あなたに新しい習慣を作ることで、結果としてあなたの物事の見方や受取り方を変化させていき、自分に自信をもったり、よりよいものを受け取る事を自身に許可できたり、という風に、内面の変化から、あなたが外に発する態度を変えていく、という作業なんですね。


「じゃあ、やっぱり今のままの自分ではダメってことなの?」とは思わないでください。
大切なのは「別の誰かに気に入られる為の私になる」のではなくて、『あなた自身が「見せたい私をプロデュースできる力を自分に許可する』ということなんです。

私達は多く、自分自身の評価を周りの人の基準や判断に委ねがちです。
なので服装やメイクもそうですが「今年の流行はこれ!」と紹介されると、それが自分に似合うかどうか?自分にとって居心地がいいかどうか?は別にして、誰かがいう「いい!」という基準に右にならえしてしまうことがあります。
それは「私らしさ」というものも似たようなところがあって、誰かが好む私の姿が、本当に自分にとっても心地がいいか?好きかどうか?というのを無視して、「これがいいとされるんだから」という枠組みの中に自分を押し込めてしまうことがあります。

しかし、いくら周りの人が「いい」と評価しても、やはり自分自身がその自分を好きになれなかったり、楽しめずにいると、そこでは「どうさせられている」「そうするしかない」という犠牲感や義務のような感覚が出てきてしまって、苦しくなってしまうんですよね。

私達はよく、自分の短所を隠す形や、そのマイナス分をカバーする形で自分をプロデュースするということはよくやっています。
でも、今回の私からの提案は、プロデュースするそのベクトルを変えること。
あなた自身の長所や、あなたが楽しい、嬉しい、面白いと思う、そんなあなたのプラス面を周りの人に知ってもらう為のプロデュースです。



もしあなたが内弁慶な人で、家族や仲の良い友達の前ではよく笑うし明るいのに、職場では物静かだったり、引っ込み思案のようになってしまって、本当はもっと職場の人や新しい人と打ち解けたいのにうまくいかない。
ということがあったとしたら、そこで必要なのは「家族の前の私の感覚」を職場にも持ってくる、ということなのかもしれません。

家族や仲の良い友達の前で笑っている時の私って、どんな表情をしているんだろう?
その時の私は、どんな風に発言しているんだろう?
どんなテンポで話しているんだろう?
その時の私はどんな風にリラックスしてるんだろう?

そんな風に、「その時の私」を少し離れや所からもう1人のあなたが見るような感じて、客観的にイメージしてもらいたいのです。


あくまでもイメージですから、正確でなくてもOKです。
もしイメージがうまくいかない場合には、家族や仲の良い友達など、あながそのモードの時に接している、信頼出来る人に、「私ってどんな風に見える?」と聞いてみるといいかもしれませんね。

人によっては、それを「私自身」と思うよりも、何かそういうキャラクターだとイメージした方が受け入れやすい場合もありますね。
例えば、明るくてニコニコしてて、相手に心を許しているキャラ、みたいな感じです。
好奇心満載なキャラクターかも知れませんし、冗談が好きなキャラクターかもしれません。
人によっては、嫌われない毒舌キャラかもしれませんし、笑いの沸点が低くてなんでも楽しめるキャラかもしれません。

そして、『そんな家族の前のようなこの私(キャラクター)だったら、あの職場でどんな風に振る舞うだろう?』とイメージしてもらいたいのです。

そんな私(キャラ)だったら、自分から話かけるかなぁ?とか、
そんな私(キャラ)だったら、笑顔でみんなに挨拶しているかなぁ?とか、
そんな私(キャラ)だったら、あの部長の寒いギャグに突っ込んでるかなぁ?とか。

ここでも正解はありませんから、あなたのイメージの中で、あなたの良さを最大限に自由に解き放ってあげてください。

そして、そのイメージの中で出てきた「こんな風に振る舞うんじゃないかな?」というその態度や行動を、実際に行なっていくのです。
職場でだったらあなたが話しやすい人だったり、まだ親密感を感じるかなぁ?と思う人から始めてみてください。
「いやいや、まったく初対面の人の方が出来そうかも!?」という場合は、今のあなたを知らない人との間で試してみるのもいいでしょう。

ポジティブな面での『本当のあなた』が外に出てきやすいように、あなた自身があなたをプロデュースしてみてくださいね。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4744

Trending Articles