こんにちは。
まずは、お知らせから。2013年3月9日開講!『幸せを呼ぶパートナーシップ道場』。半日かけてパートナーシップスキルを集中的に磨いてみませんか?嶽きよみ、村上ハル代、みずがきひろみの3人のカウンセラーがそれぞれの個性を活かしながら、幸せなパートナーシップを作るコツをお伝えします。きっと何かが変わる、そんな実践的な講座を仕込み中です!

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毎日、寒いですね。寒さの苦手な私は、怠けゴコロとの戦いに明け暮れる毎日です。それでもちょっぴり陽が長くなるのを感じては、春がそこまで来ていると心強く思います。
さて、今日はコンプレックスのお話です。

よく「彼は自信家なんです」「私ばかりバカにして、彼は自信まんまんなんです」というお話を伺うことがありますが、そうなると私はつい「そんなぁ。逆に自信がないからそう見せているんじゃないかしら?」とイジワルな突っ込みをしたくなります。だって「彼」だって人間でしょう?コンプレックスの一つや二つ、いえ十や二十は心の押し入れに隠しているはず。(こういうことを言うから嫌われるんですけどね。

人にはオモテの顔もあれば、ウラの顔もあるーいえ、マフィアの話ではありません。自分が他人に見せたいオモテの自分もいれば、絶対に見せたくなくて隠し通したいウラの自分もいるでしょう?ということ。
そしてスマートな大人というものは、相手のウラ面がチラと見えても、武士の情けとばかりに見なかったフリをするのではないでしょうか。(私もずいぶんとこの「情け」に助けられてきたような気がします。

ところがパートナーシップが長くなればなるほど、どうにも自分のウラ面も隠しきれなくなるし、相手のウラ面をスルーできなくなってきます。パートナーのオモテ面とウラ面のギャップが大きければ大きいほど、つまり自立的で社会的によさげなスーパーマンやスーパーウーマンが相手であれば、ウラ面を見ることになるパートナーは、次第にそのギャップが苦しくてしかたがなくなり、つい相手に「本当のあなたはこのウラ面なんじゃないの?

見た目もかっこいいし、仕事もデキるし、人当たりだっていいという男性の奥様ほど、「彼を尊敬していますし、彼に依存しているんです」と言いつつも、衝動的に、脱ぎ散らかした靴下のこととか毎朝鏡に向かって「バカヤロウ!」と叫んでいることとか、奥様のちょっとしたミスをネチネチいじめるところとか、その他もろもろのワガママぶりを暴露したい誘惑にかられるのではないでしょうか。
「そんなエラそうにしているけど、本当のあなたはこんなにちっちゃくて情けないじゃない!」って。
これ、自立人間にとっては結構キツいです。
だって、自分も実は自分ってしょうもない存在かもしれないって不安だったのを、一生懸命に頑張って「そんなことないはず」と思い込もうとしていたのに、一番近い人に「あなたの真の姿は、オモテじゃなくてウラ!」と指摘されると痛くて痛くて、つい「そんなことはなーい!そういうあなたの方がオカシイ!」と逆襲する人が多いのではないでしょうか、特に男性は。

逆に、女性の場合は、自分のウラ面が相手にバレたと感じると自虐的になることが多いように思います。「どうせこんな私なんて、、、」と言って自分のウラ面を見てしまったパートナーの罪悪感をツンツン突いて困らせてみたりします。

コンプレックスはお互いの心の中に埋め込まれた地雷のようなもので、お互いの距離が近づくにつれて踏み合う危険性が高くなります。

「私のココに地雷が埋まっていますから気をつけてくださいね」と相手に前もって伝えられればケンカは少なくてすむのでしょうけれど。
そんな気持ちがあるということさえ認めたくないくらい嫌いな自分を相手にさらけ出すのはとんでもなく勇気がいりますよね。私がこれほど嫌っている自分をあなたが愛せるわけないじゃない、と思いますもの。

でも、そんな「自分が愛せない自分」だからこそ、相手に「そこ」を愛してもらいたいなんて密かな野望をもっていたりするのもまた「人間らしい」ところなのかもしれません。

だからこそ、自分とパートナーの、この「コンプレックス」という隠し通したいウラ面とどう関わるかが、絆作りのキーポイントになることが多いです。

自分が拒否して押し入れに隠そうとした「自分」を相手にさらけ出して愛してもらう。それって卒倒したくなるほど怖いし、もしも万が一そんなことが起きたなら自分が溶けて無くなってしまうほど幸せだと思いませんか。
不思議なことに、目につき、鼻にもついていた相手の「ウラ面」を愛おしむほどに、まるで氷が溶けるようにそれが小さくなって、相手がどんどん魅力的になるものだからどぎまぎしてしまうことだってあります。
「コンプレックス」が「本当の自分」ではありません。
オモテとウラの両方があって「本当の自分」を感じられるのだから、両方を愛されて初めて「本当の自分」が愛されたと思えるのでしょう。
だからこそ、パートナーのオモテとウラの両方を慈しみたい、そんな心のゆとりが欲しいと思う教この頃です。


『幸せを呼ぶパートナーシップ道場』
日時:2013年3月9日(土)
13:30~ 嶽きよみ 『モテ・コミュニケーション編』
16:00~ 村上ハル代 『夫婦ゲンカにも愛はある。編』
18:30~ みずがきひろみ 『セクシャリティ編』
場所:東京五反田・ゆうぽうと
料金:1本・・・3,150円
2本・・・5,775円
3本・・・8,400円

「自分を知り、自分を好きになれれば、人生はもっと楽しい♪」をモットーに、人との対話を通して自分自身との対話を深める【心理学サロン】。第2回目は、「インナーチャイルド」と呼ばれる、人の心の中に棲む子供ゴコロにフォーカスします。「インナーチャイルド」は人の心の中の一番無邪気な部分で、この子供ゴコロがハッピーだと好奇心がムクムクして、日常にワクワク、ドキドキが溢れます。そして、そんな無邪気さの中にこそあなたの才能のタネが眠っています。あなたの人生にワクワクをもたらす「インナーチャイルド」とのつき合い方を考えてみませんか?
第2回 『インナーチャイルドという名の宝物~無邪気さを取り戻す~』
日時: 2013年3月21日 13:30~15:30
場所: 渋谷区文化総合センター大和田 学習室2
受講料:3,150円

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