みなさん、こんにちは
カウンセリングサービスの桑野量です。
毎週火曜日の『モテオーラ養成講座』を、
那賀まきと三好成子と服部希美と一緒に担当しています。
どうぞよろしくお願いします!!
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恋愛には「親密感」というものが重要になってきます。
簡単に言えば心の距離のことですが、
そばに居るから心の距離が近いわけでもないし、長年連れ添っていても心の距離が遠い場合があります。
遠距離のカップルでも、ちゃんと親密感を感じられていれば上手くいきますからね。
物理的な距離が離れているので、お互いの気持ちを素直に伝え合う工夫や時間はより大切になっていきます。
親密感をもっと紐解いていきましょう。
なぜ、親密感を恋愛においてとても大切なのか?
それは「私のことを分かってくれる人がいる。(私のことを想ってくれている人がいる)」という安心感をもたらしてくれるからです。
例えば、夫婦やカップルのすれ違いで多くあるのが「仕事が忙しい」です。
彼が忙しい時に、彼の心の中(頭の中)が90%以上仕事で占められてしまっていると感じて、そこに寂しさを感じてしまいます。
彼の心の中に自分がいないような気がして、親密感を感じられない。
安心感を感じられないので不安になってしまいます。
よくカウンセリングで、彼が仕事で忙しくて連絡をくれないので不安になってしまうという相談を受けます。
相手が何をしているのか?分からない状況は心理的にも負担がかかります。
でも、これ一緒に住んでいても不安になることも多いんですよね。
そばに居ても彼の心の中(頭の中)が仕事で占められている。
物理的な距離が近くても、心の中に自分がいない気がするのです。
心の中、気持ちをコミュニケーションする時間がないからです。
うまくいっているカップルや夫婦は、単純にコミュニケーションの量が多いんですよね。
コミュニケーションする時間そのものが、相手が自分のことを考えてくれる時間として受け取れますからね。
仕事が忙しいという問題が彼の問題だけではなくて、2人の問題として共有していけるのです。
共有すること、つまりコミュニケーションして、「ひとりごと」にしないことで親密感を感じられるのです。
しかし、
コミュニケーションが大切と分かっていても、それが上手く出来ないことがあります。
(1)モデルがいない。
これが一番多いかもしれませんね。
お父さん、お母さんがコミュニケーションしているのをあまり見てこなかった。
モデルがいないからどうしたらいいか分からないんですよね。
この場合は、自分から積極的に自分の理想のモデルを探すことがポイントになります。
「両親がああだったから、、、」と落ち込む必要はありません。
親がサッカー選手じゃなくても、プロサッカー選手になれますよね。
恋愛がうまくいくには、「あんな風になりたい!」と理想のカップル像を持っておくことです。
サッカー選手になるにも、好きなサッカー選手の背中を追いかけることから始まりますからね。
でも、エゴの声はブレーキをかけたがるので、注意してくださいね。
ラブラブなカップルを見るとイライラしてしまう現象が起こることがあります。
でも自分が望んでいるものを遠ざけても、何もいいことはありません。
エゴの声に打ち勝ってくださいね。
(2)自分の気持ちを言わないことがコミュニケーションだった。
これちょっとややこしいんですけどね。
家族の中で自分が意見や気持ちを言わないことで、家族の仲やバランスを調整することがあります。
例えばですね。
友達何人かで、ランチに行くときに、それぞれ食べたいものを提案しますよね。
「パスタがいい!」「和食がいい!」とか。
その時にたくさんの意見が出ても混乱するだけだから、「なんでもいい」という風に周りに合わせることがありますよね。
つまり、自分の意見を言わないことによって、その場を円滑にさせているわけですね。
これを家族や兄弟姉妹の間でずっとやってきた人って少なくないんですよね。
お父さんやお母さんなど、複数の人がその間のバランスを取る為には、役に立ちますが、
一対一でのコミュニケーションでは、自分の意見や気持ちを言わないことが親密感を作りづらい状況になってしまうことがあります。
それは優しさなんですよね。
自分としては相手の気持ちを聞いてあげようと思っています。
だけど、相手からすれば気持ちを言ってくれないので、信頼されていないように感じてしまいます。
優しさから相手の合わせているつもりなのにすれ違ってしまいます。
自分の気持ちをいう練習をしていくことがポイントです。
まずは「自分が何を考えているのか?」言語化していくことから始めていきましょう。
周りに合わせている時は、他の人が発して言葉を使えばよかったので、自分の気持ちを言語化しなくてもよかったんですよね。
「自分の気持ちが分からない」のは自分の気持ちを言語化せずにコミュニケーションすることで家族や友達とのバランスを保っていたからです。
そんな自分を責める必要はありません。
自分の気持ちを誰かに話したり、紙に書いたりして、まずは気持ちを言葉という形にすることから始めていきましょう!
(3)許せていない人がいる
「いやいや!私はコミュニケーションしたいけど、相手がしてくれないんですよ!」
そんなパターンもありますよね。
相手が今まであげた(1)(2)のようにコミュニケーションに慣れていないケースもありますからね。
その場合は自分がお手本になって相手にコミュニケーションしていく必要があります。
「私が頑張っても、相手が、、、」
と言いたくなることがありますよね。
基本的には自分が安心感とゆとりを持って相手とコミュニケーションしようとすれば、
相手がどれだけコミュニケーション苦手でも、少しずつ和らいでリラックスしていきます。
傷付いた動物が最初は警戒していたのに、少しずつ人間に慣れていくように。
でも、動物の場合が分かりやすいと思いますが、人間側が不安や恐れを感じているとその動物も警戒を緩めることがありません。
緊張が共鳴していきますからね。
動物の扱いがなれている人の方が早く動物が懐くのは、経験から恐れや不安がないからです。
人間も一緒です。
自分の中にある緊張や不安が相手に伝わってしまいます。
その状態では相手もその緊張を緩めることが出来ませんからね。
カウンセラーが「なんでも話してくださいね!」って言いながらもめちゃくちゃ緊張してたら、話しにくいですよね。
なぜかあなたが親密感を感じることに抵抗しているのです。
その抵抗する理由に「怒り」があります。
誰に対する「怒り」なのか?
それはケースバイケースでたくさんあります。
離婚して会えなくなった父親かもしれませんし、過干渉だった母親かもしれません。
元カノかもしれないし、離婚した元旦那かもしれません。
怒りは相手と距離を離すのには役に立つエネルギーですからね。
イライラしている人には近づきたくないですよね。
無意識に抑圧している怒りが、そのイライラのエネルギーのように相手を遠ざけてしまうのです。
怒りを手放して気持ちを緩めることです。
誰に何を怒っているのか?
まだ許せていないことは何か?
あなたの中に眠っている怒りを見つけて手放していきましょう。
あなたが「怒り」を手放してリラックスすることが相手のリラックスに繋がっていきます。
(1)〜(3)まで攻略方法を見ていきましたが、
どれか一つが原因の場合もありますし、複合的に重なっていることもあります。
自分にやりやすいものから取り組んでみてくださいね。
複雑に見えるパズルでも、一つ一つ進めていけば、どんどんクリアになっていきますからね。◇◇◇◇◇◇◇◇
来週は服部希美カウンセラーです!
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