あなたを愛させることもしてあげられる愛情

こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。

当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

●何かをしてあげる側と何かをしてもらう側

あなたは、
パートナーの為に何かをしてあげる側でいるのと、
パートナーに何かをしてもらう側でいるのと、
どちら側でいる時のほうが心地よいと思うほうですか？


パートナーの為に何かをしてあげるというのは、

例えば・・・

・困ったことがあったら助けてあげたい
・相手の役立つことをサポートしたい
・悩みがあったら聞いてあげたい
・喜ばしてあげたい
・疲れてたらマッサージしてあげたい
・どこかに行く用事があったら車で送ってあげたい
・楽をさせてあげたい
・安心させてあげたい
・美味しいものを食べさせてあげたい
・楽しめるところにつれていってあげたい
・健康を守ってあげたい

などなどのようなことです。


パートナーの為に何かをしてあげる側を違う言い方でいうと、与える側という言い方や、愛する側という言い方をしてもいいでしょう。


パートナーに何かをしてもらう側は、逆にこれらをしてもらう側でいることですね。
これも違う言い方をするとしたら、受け取る側、愛される側という言い方ができます。


何かをしてあげる側でいる時もあれば、パートナーに何かをしてもらう側でいる時もあるというように、どちらか一方の立場で固定ではなく、どちらの立場でもいると思いますが、どちら側でいる時のほうが心地よいと思うほうですか？


●何かをしてもらうのは苦手というタイプの人

パートナーに何かをしてあげる側の立ち位置でいる方が心地良い！そう思われる方は、きっと愛したい気持がたくさんあるのでしょうね。
このタイプの方のすてきところです。


そんな方の中には、
何かをしてあげる側でいるのは心地良いけど、何かをしてもらう側でいることは苦手とおっしゃられる方が、中にはいらっしゃいます。


何かしてもらう時に申し訳ない気持になってしまったり、
迷惑かけている気持ちがしてしまったり、
負担をかけているような気持になってしまったりなどなどで、
してもらう時に落ち着かなかったり、
抵抗感がでてきたりで、
何かしてもらうことは苦手という方がいらっしゃいます。


すると、パートナーが何かをしてくれることを受け取れない現象が起きてしまうことがあります。


例えば、
パートナーがマッサージをしてくれていると（何かしてもらう側の立ち位置でいるわけです）、
『もう5分も肩を揉んでくれているけど指が疲れてきてないかなぁ・・・。私の為に疲れさせてたら申し訳ないなぁ』というような気持が働いて、本当は肩がまだまだ凝っているのにもかかわらず、
「ありがとう。もう大丈夫よ」
と言って、マッサージをしてもらうことを切り上げたり、


パートナーが朝早く起きてお弁当を作ってあげると言ってくれると（何かしてもらう側の立ち位置でいるわけです）、
『僕の為に早起きさせるって、なんだか悪いなぁ･･・』
なんていう気持が働いて、
「いいよ、いいよ。コンビニでお弁当買うから」
と言っちゃたり、


などのように、
してもらっていることを自ら切り上げてしまったり、断ってしまったりと、パートナーが何かしてくれることを受け取れない現象がおきることがあります。


あなたには、そういうところはありませんか？


『少しそういうところがあるなぁ』と思った方は、
（もちろん、たくさんそういうところがあるなぁと思った方も（笑））
パートナーにあなたのことを愛させてあげることを、あなたの成長のテーマにしてみるといいかもしれません。


●愛せる喜び

パートナーの為に何かをしてあげる側の立ち位置でいる時のほうが心地いい人は、文字通りパートナーに何かしてあげたい気持があります。


そして、何かをしてあげれた時にご自身の喜び、嬉しさ、幸せになります。

・困ったことがあったら助けてあげたい
→助けてあげれた
→嬉しい

・相手の役立つことをサポートしたい
→サポートできた
→喜び

・悩みがあったら聞いてあげたい
→聞いてあげて役にたった
→嬉しい

・喜ばしてあげたい
→喜ばせてあげれた
→幸せ

などなどのように、

してあげれた時に喜び、嬉しさ、幸せになるんですね。


●愛せない寂しさ

逆を言うと、してあげれない時は、喜び、嬉しさ、幸せを感じることが少なくなると言えます。
それどころか、さみしかったり、悲しかったり、つらかったりすることもあるようです。


例えば、
何かをしてあげる側でいる立ち位置のほうが心地いい人のパートナーが悩んでいたとします。

パートナーが悩んでいて苦しそうに見えたので、助けてあげたいと思い、手を差し伸べたとします。

ところが、パートナーからは「一人で何とかするから大丈夫」と一人で悩み続けて、苦しそうな様子はそれからも継続していたとします。

そんな助けさせてもらえない時に、さみしかったり、悲しかったり、つらかったりしちゃうんです。

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でも、これは逆も同じなんです！


何かしてあげる側の時は心地良いけど何かしてもらうのは苦手の人は、悪気があってパートナーがしてくれることを切り上げたり、断ったりしているわけではないのですが、パートナーからしては何かをさせてもらえていないことになるんですね。


その為、何かをしてあげれた喜び、嬉しさ、幸せを感じるシーンが少なくなることになってしまいます。
もしかしたら、さみしかったり、悲しかったり、つらかったりする気持になることもあるかもしれません。


●あなたを愛させる

逆に、
普段だったら、切り上げたり、断ったりするシーンを、
パートナーに何かさせてあげることができたとしたら、パートナーはそれだけ何かをしてあげれた喜び、嬉しさ、幸せを感じるシーンが増えることになります。


喜び、嬉しさ、幸せを感じることを増やしてあげれるんです。


あなたのことを愛させてあげることも、パートナーにしてあげれることと言う見方もできますね。
あなたのことを愛させてあげることも、パートナーへ何かをしてあげられ愛情になれるんですね！


そんな理由から、
何かをしてもらう側でいることは苦手な方は、あなたを愛させてあげることをテーマにしてみるといいかもしれませんよ〜。

あなたの幸せが増えていくヒントになれれば幸いです

文：心理カウンセラー　原裕輝（はらひろき）

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