こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。

ZOOMでのオンライン面談カウンセリング始めました
ZOOMを使ってのオンライン面談カウンセリングを始めました。移動することなく、面談カウンセリングを受けられるとお客さまから大変好評をいただいております対面形式の面談カウンセリングも再会しました
よろしければお使いくださいね。
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試し行動
〜愛の選択ができたら自分を褒めてあげよう〜
●不安な時にしちゃう試し行動
不安な時に試し行動をしてしまうというお話をカウンセリングでお聞きすることがあります。
どんな話かというと・・・。
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「どうせ、 私のことはもう興味がないと思っているんでしょう?」
パートナーの自分への愛に関して不安な時に、 このようなことを言ってしまうという お話をお聞きすることがあります。
これは、パートナーが本当にそう思っている ことを証明したくて言っているわけではなく 、このような言葉をけしかけて、「そんなことないよ」 と否定してもらうことで安心感を得たくて、このような言葉をいうことがあります。
これは、「本当に好きならこのハードルを飛び越えてきて」という意味合いの 試し行動なわけですね。
不安な時はそんなことを言いたくなるのはわかります。
「そんなことないよ」
というパートナーからの一言を聞きたくなる気持ちもわかります。
聞きたくなっちゃいますよね〜。
しかし、 あんまり多くやりすぎてしまうのは得策では無いのかもしれません。
●試し行動が現実化に!
ちょっと話は変わりますが、
あなたの知り合いが(例えば、職場の同僚やクラスメイトが)、あなたに対して、
「私のこと嫌いなんでしょう?」
と、言ってきたとします。
この人はAさんという人だったとします。
「 そんなことないよ」
あなたは、そう答えたとします。
しかし、相手はその言葉を信じずに、
「 本当はそう思ってないでしょう。 本当にそう思ってるなら証明してごらんなさい」
など、証明できるはずもないことを、あなたに突きつけてきたとします。
そうやって何度も、何度も「私のこと嫌いなんでしょう?」という
話が繰り返されるとします。
3回目・・・5回目・・・10回目・・・と 繰り返されていく。
その時の、あなたの気持ちはどんな気持ちになってるでしょうか?
心が疲れていませんか?
うんざりしていませんか?
その人への好感度が薄れていっていませんか?
もしかしたら関わりたくない! という気持ちになる人もいらっしゃるかもしれませんね。
もし、そうなったとしたら、
「本当は私のこと嫌いなんでしょう?」
と言ってたAさんの思いは現実化に近づいていっていることになっていると思いませんか?
そうです!
現実化に近づいていますね。
あまり言い過ぎちゃうと現実化しちゃうということがあるんですね。
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前述した、
パートナーの自分への 愛に関して不安な時に、
「どうせ、 私のことはもう興味がないと思っているんでしょう?」
ということも、
「 そんなことないよ」
と、言ってもらうことで ほっと一安心するという良い効果があります。
良い効果もあるのですが、やりすぎちゃうとそれが現実化しちゃう可能性がでてくるという意味で、多くやり過ぎちゃうのは得策とは言えないかもしれません。
●気づき、そして愛の選択へ
ある方が
「不安だったから、どうせ、 『どうせ、 私のことはもう興味がないと思っているんでしょう?』と言い続けてきたけど、あることに気づいたんです!
言われている彼は、 とても傷ついていたと思うし、嫌な思いをしていたと思うし、 ずっと責められていて怖かったと思う。これ以上彼につらい思いをさせたくないし、 もっと彼を大切にしたいなと思います」
ということを言われていました。
これって私はすごいことだと思うのです。
試し行動をとっていたりしている時は、なかなかこれに気づけないものです。
気づくって難しいです。
だから、これに気づける人は、すごい人だと私は思うんです!
これに気づける人は、 自分の不安を超えて、 パートナーを大切にしようと選択がしていくこともできます。
(気づけないと選択のしようがないですものね)
もし、あなたが試し行動をとることがあり、 それをしていることに気づき、気づいた後に不安な自分を一安心させるために彼を試すことよりも、 パートナーを大切にすることを優先しようと思うことができたとしたら、それはすごいことだと思うんですよね。
愛の選択をされたということなんだと思います。
そんな時は私やるじゃん!
などなど、 自分を褒めてあげて欲しいなと思うのです。
●できなくてもいい、その選択をしたことを褒めよう
そうは思ってみたものの、また試し行動をしてしまった!という時は、私ってダメだなぁと思わなくていいです。
実際できたかどうかよりも、パートナーを大切にすることを優先しよう と思えたことがすばらしいと思うのです。
そうは思ってみたものの、また試し行動をしてしまった!
ということがあっても、また再チャレンジすればいいのですから。
そして、再チャレンジしようとした自分をまた褒めてみてもらいたいのです。
●良い循環を作る
愛の選択を取れた自分を褒めれると、前より自分に自信が持てたり、自分のことを前より好きになれたりする、きっかけになるのかもしれません。
試し行動をする時は、自分に自信がなかったり、自分のことを好きじゃ無かったりする心理が裏にあることは少なくありません。
愛の選択を取れた自分のことを褒めて、前より自分に自信が持てたり、自分のことを前より好きになれたりすると試し行動をしたい気持ちも緩くなっていくという良い循環がうまれたりします。
自分の不安を超えて、愛の選択をしようと思えた時は、そんなご自身を褒めてみてくださいね
原裕輝の本あります
感情をひとやすみ。(王様文庫)三笠書房
『感情をひとやすみ。』という本がでました。
自分を大切にできる43のヒントが書いています。
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「つい「気にしすぎる自分」から抜け出す本 (青春文庫)」
つい気にしてしまう自分から卒業して気にしなーいあなたになってみませんか?

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