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毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案をさせていただいています。
恋愛・夫婦問題で悩んでいらっしゃる方、パートナーをみつけようと思っている方、現在の、また将来の結婚生活に、役立つご提案を発信してまいります。
担当は、池尾昌紀・池尾千里の夫婦カウンセラー。毎週交代で発信していきます。
今週は、池尾昌紀が担当です。どうぞよろしくお願いします。
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お待たせしました。
本日の記事をお届けします。
夫婦円満には4つの秘訣(「会話」「ふれあい」「感謝」「思いやり」)があります。
ある意味当たり前のこの話、秘訣というのも大袈裟なんですね。
しかしながら、秘訣と銘打ったのは、この4つを維持していくのが難しいものだからです。
特に結婚生活が長くなると、夫婦の間にはいろんな出来事とそれに付随する感情の積み重ねがあって素直になりにくくなってきます。
しかし、この4つを「あきらめる」必要はないと私は思っています。
例え今、おこなうことが難しい状況だったとしても、それを変えていくことは可能です。
そのために役に立つのは「あきらめ」の正体を知ることです。
その一つが「今と過去を整理して誤解を解く」という視点。
*この視点については以前の記事「夫婦円満の4つの秘訣を実行できない「あきらめ」の原因を知り越えていく」を参照ください。
今回は、さらに別の視点として、夫婦関係の「あきらめ」の正体が、相手に対して「あきらめ」ているだけではなく、自分自身のことを「あきらめ」てしまっているとしたら、という視点でお届けします。
◇パートナーを「あきらめ」ているのではなく、自分を「あきらめ」ているのだとしたら
「あきらめ」の正体は、実は「自分自身へのあきらめ」です。
例えば、
「夫(妻)がいつも不機嫌で、いくら話をしようとしても聞く耳を持ってくれない」
というような場合。
相手の悪い態度が止まらなかったり、相手が謝ることができても同じことを繰り返したり、そんなことが続けば、相手の態度が変わることをあきらめてしまう。
それは当然のことです。
しかし、あなたは今、この記事を読んでくれています。
それは「あきらめていない」「あきらめたくない」証拠です。
あなた自身のことを信頼し、今までとは違う新しい視点を持つことにチャレンジしてみてください。
◇「あきらめ」の理由が「相手が嫌いなわけじゃない」としたら
あきらめるのは、何度同じ努力をしても相手が変わらないから、が理由の大きなひとつ。
そこにはパートナーへの怒りがあります。
あきらめに至るまで、何度もがんばり続けても相手が変わってくれなければ、そこにはどうしても怒りが出てきます。
怒りの大きさや質はケースバイケースですが、パートナーに対して「怒りで話す気にもなれない」と感じることにもなりますよね。
こうなると、心は怒りとあきらめとを同時に持っていることになります。
こうした状況では「夫婦円満にする大切な4つ」をやる気には、なかなかなれません。
しかし、それでも夫婦関係を良くしていきたいという思いがあるのなら、怒りと、そしてあきらめを越えていくアプローチが必要になってきますよね。
この嫌な気持ちを越えていくために役に立つ視点があります。
それは
「夫(妻)のことが嫌いだからやりたくない」
のではないことを知っておくこと。
相手の態度が嫌なのは本当なんです。
しかし、実際の心理は、相手そのものが嫌いな感情よりも
「自分の中にある嫌な気持ちを感じたくなくて、相手を遠ざけたくなる」
という気持ちのほうがずっと大きいのです。
この話は、私がカウンセリングの中でご相談者によく解説させていただく心理です。
しかしながら、「全然、ピンときません!」と言われる方も多いです。
それはそうですよね。
目の前に嫌な気持ちをさせる相手がいるのですから。
そうした気持ちを大切にした上で、
「納得できるかどうかは一旦置いといて、もしそうだとしたらと仮定するところから始めてみましょう。」
そう私はお伝えしていきます。
◇「あきらめ」の正体は自分を責めていること
あきらめは、相手への怒りが次第に「やっても無駄」「どうせ変わらない」に変わっていくことから感じる感情です。
しかし、あきらめは、実は相手ではなく、自分自身へのあきらめ、なのです。
今回の例でいえば、夫(妻)がいつも不機嫌で、それを改善しようとがんばってきたけど、相手が態度を変えてくれる様子がない時。
表面意識の上では「相手が悪く、自分は悪くない」と感じていても、心のどこかでは
「どれだけがんばっても変わらないのは、わたしに力が足りてないからだ」
と感じている場合がとても多いのですね。
また、こうした時には、客観的にみて、明らかに相手が悪かったとしても、どれだけがんばっていたとしても、結果が出てないことによって自分の価値を感じられなくなってしまうのです。
なかなか気づきにくい視点ですが、そんな時は、私がご相談者に向けて
「もし、あなたじゃない人と彼(彼女)が結婚していたら、今のように悪い態度になってないのでは?と思ったことはありませんか」
と伺います。
すると、
「そう思ったことがある」
「そうかもしれない」
と言われる方がかなりいるのです。
このことは、相手ではなく、自分を責めていることを表しています。
「自分のせいで相手はこんな悪い態度を取るようになってしまったのだ」
「こんな自分には価値はない」
「どうせ何をやっても彼(彼女)は私を受け入れてくれない」
こんな風に感じてしまっているのですね。
これは「自分自身の価値をあきらめてしまっている」ということなのです。
◇本当にあなたには価値がないのでしょうか。
新年1月は去年のあなたのがんばりと学びと成長を振り返って、今年の叶えたい願いを立てるのにぴったりの時期です。
*この詳細は以下の記事を参照ください。
>>>「2020年のがんばりを振り返って新しい2021年のビジョンを描こう」
まずは、去年のあなたのがんばり、学び、成長を振り返って、認めてあげましょう。
そのことで、あなたは自分の価値を取り戻しはじめます。
その上で、あなたが自分をあきらめる必要があるかどうかを感じてみましょう。
決してそんなことはありません。
夫婦関係を良くしたいと願う気持ちを持っている時点で、そこにはあなたの価値があります。
あきらめたくない、あきらめてない、そんなあなたの気持ちを大切に感じてあげてみてください。
自分に厳しい人ほど、自分の価値をあきらめてしまいがち。
昨年の自分の価値を振り返って、その上で、今年の願いをリストにしてみてください。
このことが、あなたが「あきらめ」を手放してく力になります。
*
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次週、2021年1月11日(月)は妻、「池尾千里」が担当します。
どうぞ、お楽しみに。
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