残念なのですが、つくしすぎると恋愛がうまくいかないのです

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木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。

担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。

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彼につくして、つくして、つくしまくっているのに、彼が浮気した！
なんてことがあるとショックです。
まして、その浮気相手がワガママな女性であたっりすると、「どうしてっ！！」と叫びたくもなります。

浮気に発展しなくても、彼につくしているのに、どんどん彼が横暴になってきて、ちっとも私を大切にしてくれないなんてこともあります。

また、絶賛彼氏募集中なのに、なかなか彼ができない。
自分で言うのもなんだけれど、私はつくす女なので、私とつきあうと男性はお得なんだけどなと思っている。
でも、彼ができない・・・

あっさり彼を作るのは、ワガママ系の女性であったり、まったくもってつくすタイプではない女性。

どうしてだっ！

なぜなんだっ！

そんな思いをしている人は、少なくないかも？
実際にカウンセリングにお寄せいただくご相談でも、「どうして私は彼ができないのだろう・・・」「こんなに彼につくしているのに、ワガママ女と彼は浮気していた！」というのが少なくありません。

ワガママがいいと言うのではないのですが、つくしすぎるというのは、実はモテないのです。

どうしてつくしすぎるとモテないのか？

一般的に、つくすタイプの人は、自分のことはさておき、相手のことを一番に考えて行動しますよね。
自分の気持ちや欲求は、放置している状態。
それよりも、相手が何を欲しているのか？を常に考えています。

いわゆる痒いところに手が届くサービスをするわけですので、つくされている側は非常に居心地はいいようです。
ただ、気をつかうタイプの人にとっては、つくされればつくされるほど、お返しをしなくちゃいけないような気持になるものですし、気をまったく使わないタイプの人は、「もっとサービスしてください」とばかりに、どんどん横暴になっていってしまいます。

痒いところに手が届くわけですから、居心地はいいのですが、つくすタイプの人は、自分の気持ちや欲求は放置しているので、何が好きで何を求めていて、何をしてあげたら喜ぶのかわからないのです。

ワガママタイプの人は、欲求をハッキリと伝えます。

「私、あのバッグがほしいの」
という具合に、欲求を表現するので、「あのバッグをプレゼントしたら彼女は喜ぶのだな」ということがわかります。

「今度、食事に連れて行ってほしいな」
なんてことも、ワガママタイプの人はサラッと言います。

言われた側は、食事に連れて行ったら彼女は喜ぶだろうなとわかります。

ものすごくわかりやすいとも言えるんですよね。

つくすタイプの人は、相手からすると「どうやったら喜ぶのか？」が、ものすごくわかりにくいのです。

わかりやすい人は、好感を持たれますが、わかりづらい人は、警戒されてしまうんですよね。

人間、わからないことは怖いですからね。

「このプレゼントあげたら彼女喜んでくれるかな？いや・・・もしかしたら他のもののほうがいいのかも・・・」
そんなことを考えているうちに、正解がわからないので、プレゼントしても喜ばないかもしれないから、もうやめておこうになってしまうことだってありますしね。

プレゼントなどの物だけに限らず、気持ちなど相手に与えてあげるということは、素晴らしいのですが、自分を横に置いてつくしすぎてしまうと、わかりにくい人になってしまいますので、恋愛がうまくいかなくなってしまうことが多々あります。

つくすことが大好きな人もいますが、つくすのもほどほどがいいのかもしれませんよ。

それよりも、あなたという人が相手にわかりやすいように表現するほうが、恋愛がうまくいく秘訣になりますよ。