こんにちは。
カウンセリングサービスの原裕輝です。
当社の平準司と隔週交代で日曜日に恋愛心理学を執筆しています。
そう思われるかもしれない気持ちをコミュニケーションできない男性のお話です。
お楽しみに
原裕輝の心理学ワークショップのご案内
『自己肯定感をあげる、そして自分をもっと好きになるワークショップ』
自己肯定感をあげる体験、自分をもっと好きになる体験、そんな時間をすごしていただくワークショップです。
【東京開催】
日程:2020/04/26(日)
昼の部13:30-17:30 夜の部18:30-20:30
内容詳細内容のページはこちらをクリック>>
【大阪開催】
日程:2020/06/07(日)
昼の部13:30-17:30 夜の部18:30-20:30
内容詳細内容のページはこちらをクリック>>

原裕輝の癒やしの1DAYワークショップのご案内
『癒やしの1DAYワークショップ
~自分を癒やして、許して、肯定して、自分をもっとすきになる、自信をつける1DAYワークショップ~』
1日じっくりかけて自分の心と向かい合い深い癒やしを体験していただくワークショップです。
自分をもっと好きになって、自信ももっとつけましょう!
【大阪開催】
日程:2020/05/24(日)
10:00〜20:00
内容詳細内容のページはこちらをクリック>>
【名古屋開催】
日程:2020/05/31(日)
10:00〜20:00
内容詳細内容のページはこちらをクリック>>
【東京開催】
日程:2020/06/28(日)
10:00〜20:00
内容詳細内容のページはこちらをクリック>>
その理由は本当の理由?
〜弱さを見せれない男性〜
文:心理カウンセラー 原裕輝(はらひろき)
・それって本当の理由?
ご結婚前の女性とお話をしていると、

「 結婚を機に仕事をやめようと思うことを彼に話をしたら、結婚しても仕事はしていてほしいって言われたんです。彼曰く、そういう女性の方は僕には輝いて見えて好きだからって言ってました。
そういう女性が好みって言うんだったら辞めずに働き続けたほうがいいのかな?」
というような、お話を聞かせていただくことがあります。
そんな時に、
「ちょっと様子を見て、もう一度コミュニケーションをしてみたらどうでしょう?意見が変わることってありますから」
と、お話をすることがあります。
なぜ意見が変わること変わるかというと、彼側の言い分が本当の理由ではなく(この例の場合は、働いている女性の方が輝いて見えるという言い分)、結婚前の不安からそのような話をしているケースがあるからです。
どういうことかといいますと・・・
・自分の弱さを見せられない男
自分の感情を表現するのが苦手という男性は多いです。
特に、不安、寂しい、悲しいなどの自分が弱いと相手に感じさせてしまうかもしれないようなネガティブな感情を表現するのが苦手な男性は少なくありません。
結婚をするというのは、男女とも生活スタイルが一変するということですね。
未知のゾーンに突入していくわけです。
そんな時に彼女から結婚して仕事を辞めたいという話が出たと時に
「結婚して自分の稼ぎでやっていけるのだろうか?」
という不安が男性側に生じることがあります。
自分と同年収位の人で伴侶が専業主婦でいるという周囲の例を見ると、自分の稼ぎでやっていけない事は無いとは理屈ではわかっても、感情としては不安だったりするんです。
しかし、自分の弱さを感じさせてしまうようなネガティブな感情を表現するのが苦手なタイプの男性は、不安を感じているというコミュニケーションをとることができず、この不安を防衛するために全く別の理由を作って仕事を続けて欲しいなどを言ってしまうことがあるのです。
 (この例の場合は、働いている女性は輝いて見えて僕は好きだという言い分)

つまり、言っている理由が、本当の理由じゃないということがあるんですね。
・感情は変化する
感情というものは時間が経つと変化をしていきます。
不安を感じていたものが時間が経つと落ち着いてきたり、未知なゾーンであった結婚生活が、いざ突入してしまえば「今の年収で全然やっていけるじゃん!」と実感して不安が消えてしまったりします。
時間が少したってから結婚前に、
もしくは結婚してから、
彼の不安が(彼が不安からそんなことを言っているかもしれないというのを想定での話)落ち着いたかもしれない頃を見計らって、
「前に相談した仕事をやめようと思うことなんだけど、私は辞めたいと思ってるんだけど、あなたは今も反対なの?」
と仕事を辞めたいう話をコミュニケーションしてみると・・・
「君の好きにしたらいいよ」
「やめて、しばらくのんびりしていたら」
なんて、前と全然違うような意見を言ったりすることって、よくよくあるのです。
だから、
「ちょっと様子を見ていたらどうでしょう?意見が変わることってありますから」
と、お話をすることがあるのですね。
その時に
「前と全然話が違うじゃん、働いてる女性が輝いて見えるっていうのは本当の理由じゃなかったんでしょう?本当は私が仕事を辞めてやっていけるかどうか不安だったんじゃないの?」
なんて、真実の言葉で彼をブッ刺すのはやめましょう(笑)
弱いと思われるかもしれないことを恐れて、「不安だ」ということをコミニケーションできないタイプの彼だと、プライドがガタガタに傷ちゃうかもしれませんから(笑)

・弱さを出しても良いんだよメッセージを蒔こう
不安、寂しい、悲しいなどの自分が弱いと相手に感じさせてしまうようなネガティブな感情を表現するのが苦手があるが上、コミニケーションややこしいものにさせてしまう。
ホント困ったものですね。
このタイプの男性には、
「悩んだ時は私に教えてね。私はあなたの力になりたいの」
「疲れた時は無理しないでね」
「つらいことがあったら、私でよかったら聞くから言ってね」
などの弱さを出しても良いんだよというメッセージを、ポツ、ポツと、普段の会話の中に織り混ぜとくんです。
まるで畑に種を蒔くように、
彼の心に弱さを彼女に見せてもいいんだという気持ちがでてくることを期待して種蒔きをしておくんです。
何度も、何度も、弱さを出してもいいんだよというメッセージを伝えられることで、不安、寂しい、悲しい などを言っても、この人は受け入れてくれるんだと思い言えるようになってくることがあります。
言えるようになると、ホントの理由を彼女にコミュニケーションできる分、話をややこしくさせてしまうことが少なくなりますから。
このタイプの男性が、
不安だとか、寂しいだとか、悲しいだとかをあなたに表現できたとしたら、
「私は彼に受け入れてくれるんだと思わすことができた!」
「信頼関係をランクアップさせれた!」
「すごいことを私はしたんだ!」
と自分を誇って良いんじゃないかと思うのです。
今回は、
弱いと思われたくないタイプの男性心理の話でした。
何かの参考になれば幸いです。
読んでいただいてありがとうございました。
原裕輝の本がでました!
感情をひとやすみ。(王様文庫)三笠書房
『感情をひとやすみ。』という本がでました。
自分を大切にできる43のヒントが書いています。
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