カウンセリングサービス の大塚統子 です。
木曜日に大門昌代 ・大野愛子 とともに「うまくいかない恋の処方箋」をテーマに書いています。今回は大塚が担当です。
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恋愛のご相談では「彼が何を考えているのかわからない」「彼の態度はどういうつもりなのか」といった男性心理のお問い合わせが多いです。
会えない時間や、ふとした違和感に、「自分は本当に愛されているのだろうか?」「彼といて幸せになれるのだろうか?」と不安になる方もたくさんいます。
今回は、うまくいく恋愛をしやすくなるココロの習慣の作り方を紹介します。
(1)自分のいいところをインプットする
「私は魅力的な女性である」と認識している人は、幸せな恋愛をしやすいです。
心理的には自分と釣り合うパートナーを選ぼうとしますから、魅力的な自分にふさわしい相手をパートナーに選ぶので、素敵な相手との恋愛ができます。
また、自分を魅力的と思えれば、「自分にはこの人しかいない」と一人の人に固執せずに相手を探せます。
「魅力的な自分は幸せになる」と信じていると、自分を幸せにしない相手は「真実のパートナーではない」と見極めるのが早くなります。
すでにパートナーのいる方は、「魅力的な私は彼に愛される」と思えていると、「嫌われる」「捨てられる」といった不安を持たなくて済むでしょう。
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少なくとも年齢の数くらいは、「私のいいところ」を見つけておくことをお勧めします。
自分で見つけにくかったら、友達や家族やカウンセラーなどに聞いてみてもいいでしょう。
照れくさいかもしれませんが、自分のいいところを知っておくのは幸せな恋愛習慣には大切なものです。
自分のいいところを書き出して、手帳の必ず開くページにはさんだり、写真を取ってスマホの待ち受けにしたり、よく目に触れるところに置いて、頻繁に見るようにしましょう。
たとえば、「あなたは素敵!」とたくさん言われたら、「そんなに何度も言われるなら、本当にそうなのかも」と思うようになるのではないでしょうか。
同じように、繰り返し目にする視覚情報を使って、「私にはこんなにいいところがある」と脳にインプットしましょう。
さらに強化レッスンしたいなら、私のいいところを書き出したものを「私は○○です」と何度も声に出して読み上げ、聴覚も使って脳にインプットしてもいいでしょう。
(2)いろいろな人・いろいろなことに感謝する
恋愛がうまくいく人は、愛の循環が上手です。
もっともシンプルに、だけど確実に愛の循環を起こすのが“感謝”です。
「ありがとう」という時、私たちの関心は相手に向きます。
この時、自分のイヤな所を見ることや、辛い気持ちを感じることから離れられます。
そして、相手がしてくれたことや善意・厚意に気がつき、そこに込められた愛を感じることができます。
愛をうけとることができると、心が満たされて、自分にも人にも優しくなれます。
「愛されている」と感じる究極の方法は、感謝することです。
そして、私たちは「感謝をしよう」「ありがとうと言おう」と意識すると、相手がしてくれたことや善意・厚意に敏感になります。
たくさん「愛されている」と感じられるようになるし、「愛されて幸せ」と思えます。
そこで、積極的に感謝をする習慣を身につけましょう。
・一日に10回はありがとうを言う
・毎日3人以上にありがとうを伝える
・ありがとうを書きとめる「ありがとう日記」をつける
・「ありがたい」を口癖にする
・毎晩「ありがとう」と言ってから寝る
・一日1人にありがとうの手紙を書く
など、自分がやりやすい方法で取り組んでみましょう。
感謝が習慣になると、気分よく過ごしやすくなりますし、感謝を伝えた相手からの好感度があがるでしょう。
男性は「自分が役に立っている」と感じると嬉しいものです。
小さなことでも、同じことでも、たくさん感謝を伝えるようにしていきましょう。
不安じゃなくて感謝、不満じゃなくて感謝、感謝を習慣にすると愛の好循環が起こります。
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なお、感謝をするのは、目の前に居る人だけではありません。
「あの時○○してくれてありがとう。」と時間をさかのぼって感謝することもできますし、今はもう亡くなった人にだって感謝することができます。
さらには、
出かける時に晴れてよかった、ありがとう。
雨が降って乾燥が潤った、ありがとう。
信号がちょうど青になった、ありがとう。
手袋さん、暖かさをありがとう。
ご飯さん、私の身体に栄養をありがとう。
自然現象や物・出来事など、感謝しようと思えばありとあらゆるものに感謝することができるでしょう。
そして、感謝が上手な人のそばは居心地がよくて、心が安らぐでしょう。
実際は人間は不完全な生き物ですから、常に感謝しているのは難しいですが、「感謝しよう」と意識することはできないことではないでしょう。
(3)物事は両面から理解する
恋愛で不安になりやすい人は、パートナーから「嫌われる」「大切にされない」「愛されない」という視点で、男性の言動を理解しようとする傾向があります。
この視点から物事を見ていると、不安や不満ばかりを感じて苦しくなります。
だからといって、ネガティブな視点を持たないようにと提案するつもりはありません。
感情はある意味で勝手に感じてしまうものです。
まずは、感じることはすべて「そう感じているんだな」と認めることをおススメします。
ネガティブな感情を感じてはいけないわけではありません。
そのネガティブさも自分の一部ですから、否定しないであげてほしいのです。
そのうえで、「嫌われる」と思うと辛いよな~、別の捉え方はできないかな~と物事の別の面を理解しようとしてみることをおススメします。
たとえば、「彼は最近そっけない気がする。嫌われちゃったのかな。」と不安に思ったとしましょう。
そんな時、「待って、待って。別の捉え方ができるとしたら?」と自分に聞いてみてほしいのです。
そして、今度はポジティブな側面から、「そっけなくはあるけれど、忙しいなか時間を作って会いに来るってことは、私に会いたいって思っているんだな~」などと考えることができたら、不安に傾き過ぎた心のバランスを取ることができるでしょう。
物事には、ネガティブな側面での捉え方とポジティブな側面での捉え方があります。
誤解される方が多いのですが、「ポジティブな側面だけを見なければ」と思わなくていいんです。
ネガティブな側面も見ることは健全です。
ただし、ネガティブな側面しか見ないとバランスを崩します。
ネガティブな側面が気になったら、必ずポジティブな側面も併せて見るような習慣を作りましょう。
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恋愛で感じる多くの不安は、物事の両面を理解しようとすると中和されます。
「彼が信じられない」と不安なら、「彼を信じられる理由があるとしたら?」と考えてみましょう。
「彼に愛されていない」と不安なら、「彼の愛が含まれている言葉や行動は?」と考えてみましょう。
「彼のしていることが間違っている」と怒っているなら、「彼なりの理由があってしているとしたら?」と考えてみましょう。
「彼が○○してくれない」と不満なら、「彼が私にしてくれたことは何だろう?」と考えてみましょう。
「彼に愛されない理由」ばかり考えてしまうなら、「彼に愛される理由」も考えてみましょう。
ココロの習慣を整えていくと、恋愛にいい影響が出てくるでしょう。
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