こんにちは。みずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で、金曜日の【大人の恋愛術】をお届けしています。
ハワイに来ています。おかげさまで、私はのんびりと青い空と海を満喫していますが、今週末に帰国予定の日本人は、大型台風の影響で欠航が相次ぎ、対応に追われています。関東地方、東海地方は、台風の直撃に備えて厳戒態勢だそうですね。どうか大過ないことを祈っております。
お知らせ!11/3(日)は東京感謝祭!お申し込みはおすみですか?
↑↑↑バナーをクリックして、詳細をチェック!チェック!
さて、本題。
ケンカせずにはいられない私たち
ホントに残念なのですが、ケンカって無くなりませんね。
例えば、今日は「お花」のお稽古だったとしましょう。素敵にいけられて、先生にもものすごく褒められました。ご主人に見てほしいじゃないですか。
満員電車で恐縮しながら花材を家に持ち帰って、再現して、玄関に飾りました。
ご主人、帰宅。
いつもそうと言えばそうなんですけれど、1日の疲れが、玄関の扉を開けると、どっと噴き出してくるようで、早く服を脱いで、くつろいでビールを飲みたい、と玄関にいけてあるお花が目に入らず、まっすぐ寝室へ。
居間に腰を下ろして、くつろいだ後も、お花に気づいているのかいないのか、一言もありません。水を向けても、
「え?あったっけ?」なんて呑気な返事をしようものなら、
奥さま、爆発!
「どうして、玄関にいけてあるのに気づかないの?」。
「いや、疲れていて、ゆとりがなくて」なんて言い訳をすれば、
「そんなのいつだってじゃない?私がやることなんて、あなたは興味がないんでしょう?」
となり、
「私が昼間、何をしていても、あなたのためにどれだけやってあげても、あなたは気づかないんじゃない?」(この段階で、「あなたのために」お花をいけたことになります。)、
とたたみかけられます。そうなると、ご主人も、売り言葉に買い言葉で、
「誰に食わしてもらっていると思っているのか!」
と一喝したくなるか、貝のようにおし黙る策に出ます、ね。
なんのことはない、奥さまは、上手にお花をいけられたから、ご主人にそれを一緒に喜んで欲しかっただけなんですけれど。
ご主人も、一日働いて帰ってきて、疲れていたから、ビールをグビッといって、奥さまに「お疲れ様。いつも頑張ってくれてありがとう」とねぎらってもらいたかっただけなんですけれど。
でも、お互いに、相手の「〇〇して欲しい」というニーズは拾わない。
なぜならば、自分のニーズの方を先に拾って欲しいから。
そして、それをしてもらえないと、大げさなケンカになってしまうんですね。知らず知らずに「どちらの方が先に愛されるか」競争を始めちゃうんです。
この競争に負けると「愛されていない」と惨めな気持ちになるので、「私は先に愛されるべきなんだ」と、それが「正しい」道であるかのように思えてくるんです。
ニーズは無くならない。だとしたら、、、
「毎週、水曜日は「お花」のお稽古の日だってわかっているんだから、その日は、玄関を開けたら、お花があるかどうか見て、あったら褒めればケンカにならないのに、忘れちゃうんだよなぁ」。
ご主人の、そんな反省の弁が印象的でした。お優しいご主人ですよね。奥さまを喜ばせたい気持ちは、いっぱいお持ちなんです。
でも、はっきり言って、「お花」には興味がないんです!(笑)
ですから、忘れちゃうし、気づかないし、おそらく気づいて見えていても、どこを褒めたらいいのかわからないのではないかしら?(笑)
奥さまのことが大好きだけれど、「お花」はどうでもいいんです。
奥さまにしても、おそらくビールはあまり大事ではないかも。ご主人がお帰りになって、一緒にビールを飲むのを楽しみにされていたら、
「早速、飲みましょうよ!」乾杯!」
になるはずですもの、ね。
奥さまも、ご主人のことが好きだけれど、「一緒にビール」はどっちでもいい。(笑)
気づいていただけるといいのですが、「愛する」こととか、「愛される」ことと、「ニーズを先に満たす」ことは、必ずしも一致しないのです。
「『愛している』と言うなら、ちゃんと私のニーズを先に満たしてよ!」と言いたい気持ちはわかりますけれど。
でも、それは、子供がお母さんに「愛して!」と言っているのに似ているかも。
そういう気持ちはあるし、お互いにそれをある程度満たし合うのは大事ですが、
「先に愛してー!」
ばかりだと、あまりお互いを魅力的に思えなくなってきますでしょう?
かと言って、「ニーズ」は無くなりませんけれど。
だから、ケンカも無くならないのかもしれませんね。
「仲直り」の達人がしていること
「先にニーズを拾う」と、「愛されている」と思えるし、幸せ感もあります。
でも、「愛されている」感はあっても、幸せ感があっても、自己肯定感は、これでは上がらないので、またしばらくしたら、
「先に愛してくれない!」
という文句が必ず出てきます。
そして、また、ケンカ。
繰り返します。「先にニーズを拾う」のは悪くないです。相手にしてみたら嬉しいです。
でも、同じパターンで、またケンカになります。今度は、「お花」ではなくて、「一緒にビール」でもなくて、服の脱ぎ方とか、洗濯物のたたみ方が、「私流」ではないということかもしれません。
ですから、ケンカを怖がらないでください。
「先に愛して欲しい」競争になっていることに気づけるといいですね。
そこに気づけると、相手の心の中に、「愛されていない!」という悲しみや、「愛してもらえないかもしれない!」という恐れと不安がいっぱいあるのが見えてきますから。
「仲直り」の達人は、この悲しみや恐れ、不安、寂しさ、に反応します。
「ビール」には興味がなくても、「早く帰ってきてもらえて嬉しい」ことを伝えたり、5分でも、隣に座ってみます。
相手が何を感じて、どう人を愛そうとしている人なのか、もっとわかろうとします。丸ごと、そのまま、の相手を受け入れてみます。
そのためには、「先に愛して欲しい」というニーズを一旦横に置いておく必要も出てくるかもしれません。
すごく勇気がいります。
でも、ケンカがニーズのぶつけ合いだとしたら、仲直りは、ニーズを一旦横に置くところから、です。
仲直りの達人と言っても、「人間」ですから、同じように「愛されていない!」という悲しみや、「愛してもらえないかもしれない!」という恐れと不安があるかもしれません。
そんなとき、思い出していただけると嬉しいです。
「ニーズ」は「愛」ではありません。「ニーズ」を拾うことが「愛」でもありません。
ニーズを一旦横に置いて、相手の気持ちを理解しよう、同じ気持ちが自分にもあることに気づけると、「ありのまま」の相手を愛することに一歩近づけます。
それができると、自分も「ありのまま」でいいって思えてきますから、自己肯定感も上がってきますね。
今年も、お会いできますように!
東京感謝祭 令和元年スペシャル
講演・カウンセリング体験や、豪華商品と、貰っても困るかもしれない商品(笑)が当たるクイズ大会他、イベント盛りだくさん♪
>>>詳細はこちら
>>>参加カウンセラーが感謝祭の魅力を語ります⇒ こちら
※出入り自由のフリーパス。打ち上げ参加費別途。
日時:2019/11/3(日祝) 10:00~19:20(開場/受付9:30~)
会場:田町・グランパークカンファレンス
>>>会場への写真付き道案内はこちら
料金:5,500円 (当日お支払い・現金のみ)
早期入金割引価格4,950円(10/25(金)決済完了分まで)
>>>早期入金割引の詳細はこちら
ココロを学んでバージョンアップしたいあなたのために、、、
個別の面談・電話によるカウンセリング
あなた仕様のセラピーであなたの人生をサポートします。カウンセリングは前月の1日から、ご予約をお受けしています。ご希望の日時を
までお問い合わせくださいませ。
心理学講座・ワークショップで学び、癒す
みんなで学び、癒し合うグループセラピーは、関係性を豊かにするヒントがいっぱい!あなたにピッタリのテーマをお選びくださいませ。
講演や講座をおウチで聴く
心理学講座や講演の音声配信サービス「きくまる」にアクセスして、おウチでゆっくりとくつろぎながらカウンセラーの話を聴くことができます。
ぜひ、みずがきひろみの無料音源聴いてみてくださいね。
下のバナー↓↓↓をクリック!