こんにちは。みずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で、金曜日の〈大人の恋愛術〉をお届けしています。
ご機嫌いかがですか?昨日、暑かったですね。日本の都道府県すべてで注意報が出たそうです。どうぞ、どうぞ、暑さ対策は怠りなく。熱中症になる時、不思議なくらい「喉が渇いている」などの自覚症状がないので、「渇いていなくても水分を取り続ける」くらいでちょうどいいのかも、です。お大事になさってくださいね。
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さて、本題。
「依存」に執着したい女たち
しっかりしていて、教育も受けていて賢いし、お仕事もしっかりとやっていて、きっと私よりもずっと上手に諸事雑事とも、采配を振って手際よくこなせそうな「自立」した女性たちの中でも、「頑張りたくないんですよねー」、「誰か養ってくれないかしらー?」とおっしゃる方は少なくありません。
いざ恋愛が始まると、ずーっと彼の出方を待ち続けていたり、生活が彼中心に回っていて彼が自分のところに来てくれるのを待っているから自分の予定も入れられない。
彼の好きなもの、したいことを察しては、先回りしてそれに合わせるようなことをするから疲れちゃいます。
なのに、彼の方はあなたの気持ちを汲むように連絡をくれたり、あなたの興味関心に合わせるでなく、相変わらずのマイペースだと、それはやっぱり腹立たしいから、何回かに1回は爆発しますよね。
「なぜ、返事がないのー?」。
「なぜ、見ていないのー?」。
「なぜ、関心を持ってくれないのー?」。
「わかってくれない」彼は、自分を「愛してくれていない」ように見えるから、何が何でも「わかってほしい」と思うんです。
そして、わかろうとしてくれない相手を前にすると、しまいには、「火を吹ける」のではないかしら、と思うほど怒れてしまいますね。
それくらい不満があるのに、それでも自分の方から何とかしようという気持ちにはなかなかなれないようです。
「だって、男性は与えるのが好きなんでしょう?女性は与えてもらって喜ぶ役なんでしょう?」と、なります。
自分の中の「主体性」や「決断力」、「前進する力(行動力)」や「リーダーシップ」を封印したままの方が幸せになれる、と思っていらっしゃるようなのです。
ところが、男性がそこで頑張ってくれず、応えてくれない、簡単に諦める、拗ねる、弱音を吐く、いじける、逆ギレする、逃げる、など頼りにならないと、大抵の女性は激怒りします。
「なぜ、私が頑張らなければならない?!(それはあなたの役回りのはずじゃないの?)」って。
期待を裏切られると、人って、すごく腹が立つんですよね。
女性も男性性を酷使しているから疲れている
頑張っても報われにくい社会的な状況があるからなのでしょうか、男性も、女性も、
「もう頑張るのはイヤ!」
とおっしゃる方が多いです。
助けるより助けられたい。
与えるより受け取りたい。
愛するより愛されたい。
強いと、奪われるばかりで損している気持ちになるんですよね。
だから、もう、頑張るのも、強い女性として人の痛みを労ったり、助けようとするのも割に合わない感じがします。
どうして(やってもらっていないのに)私ばっかり、という気持ちになるんですね。
それは、男性ばかりじゃなくて、女性も、今の時代、男性性を酷使して生きているから、なんです。
やる「べき」ことの山に埋もれるようにして毎日を過ごしていらっしゃいませんか?
しかも、「一人で」がんばら「なくちゃ」と自分を追い込んでいませんか?
ブラックな会社で、残業も目配せでつけられずに、でも仕事はやらなければならなくて、コッソリと家でPCを開けて間に合わせているというのに、「ご飯がワンパターン」と夫に文句を言われたら、口が文句を弾丸のように発射しそう。
きっと夫は夫で、会社で散々、誰かの尻拭いをしなければならならなくて、それを黙々と引き受けているのに、誰もそれに気づいて承認してくれなかったとすると、せめて家でくらい承認してほしい、という気持ちになりますよね?
でも、奥様だって、自分の頑張りを承認してほしい。「お疲れ様」と誰かに言ってもらいたいんです。
二人の関係性の中に、受容したり、許したり、承認したり、感謝したりする「女性性」が足りないから、「もらう」側の立ち位置を取り合うような、醜い「依存の競争」が繰り広げられてしまうのです。
そんなとき、「あぁ、みんな、私も、あなたも、疲れているんだ」と気づけるといいですね。
やっぱり男らしい男性が増えて欲しいから
疲れているのは、お互い様なんですけれど。
「私」ばかりが頑張らなければならないとしたら、それは理不尽というもの、なんですけれど。
でも、女性としても、男気のある、男らしい男性が増えてほしいという思われませんか?
病人がいたら、その人にしっかりしてほしいからといって、追いかけるようにムチを打つようなことはしませんよね。
まずは労わり、ゆっくりと休み、体力を回復して、病を癒してもらいます。そうすることで、元気を回復することができるのですから。
心も同じです。
疲れたり、挫折して気持ちがくじけてしまったのを、ムチ打っても、頑張れるわけではありません。必要なのは、挫折を受け入れてもらえること、許されること、承認してもらえること、です。
私たちは、自分を甘やかしたら、二度と頑張れなくなりそうなので、他人に対しても、つい厳しめで見る癖があるようです。
でも、傷んでいる自分の心を自罰的に痛めつけていると、再度、チャレンジしたいとは思わないでしょう。また失敗したらどうしよう、と思うと怖くて動けなくなっちゃいます。
これがあなたのパートナーだとしても同じこと。「あなたのこういうところがダメ!」と痛めつけても、男らしい男性に成長するわけではないんです。
逆に、失敗しても帰る場所があると思えると、思い切って、リスクのあることにもチャレンジすることができそうです。
あなたのパートナーに、男らしい男性になってほしいと望むのであれば、彼に「依存」のポジションから「ちょーだい」と繰り返すのではなくて、彼がリスクのあることにチャレンジできるほどあなたのことをあてにできる「大人の女性」に、まずあなたがなりませんか?
女性性には「癒す」力、「育てる」力があります。
あなたが、疲れ切っている自分のために、そして傷つき、疲れてヘトヘトのあなたの大切な男性のために、自分の中の女性性を引っ張り出すことができますように。
その女性性を使って、男性の痛みを癒し、生まれ変わったようにリフレッシュさせてあげられますように。
本当に強い女性は、女性性が豊かで、自分のことも、周りの人たちのことも癒しては承認することを、何度も繰り返して人を再生させることのできる人だ、と私は思っています。
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