「受け取り上手」な人が愛される理由　～「受け取る」とは不安を安心に変えること～

こんにちは

カウンセリングサービスの那賀まきです。

野村香英（第1週）
成井裕美 （第3週）と交代で、
火曜日の「モテオーラ養成講座」（第2・4・5週）を担当しています。

どうぞよろしくお願いします。

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◆受け取り上手な人は好意を持たれやすい◆

ちょっとしたことに対して

「ありがとうございます」と微笑んだり、

「これ、食べたかったんです（見たかったんです・気になってたんです）」と喜んだりする人のことを「受け取り上手な人」と言います。

上記のように、

感謝や喜びを表現できる「受け取り上手な人」は周りの人から大切にされたり、好意を持たれたりします。

では、どうして「受け取り上手な人」は愛されるんでしょうか？

◆親切な行動をしたいと思うけど躊躇してしまう◆

こんな経験はありませんか？

例１）
混んだ電車の中。
運良く座れた自分の前に疲れた様子の年配の男性が立ちました。
「席を譲った方がいいかな？」と思いつつも
「でも、余計な事を！とかって言われたら嫌だな・・」という気がして
寝たふりをしてしまった。

例２）
道に迷っている様子のおばあちゃん。
「どうかしましたか？」と声をかけようと思ったとたん
悪いことをする訳じゃないのに緊張してしまった。
 

誰かに親切にすることは「悪いことではない」のに、なぜだか、躊躇してしまうことってありますよね。

悪いことではないとわかっているのに、表現することをためらうルーツは子ども時代の心の痛みにあります。

◆愛を拒絶されて傷ついた子ども時代◆

わたしたちは子ども時代に、多かれ少なかれ「与えたい愛を受け取ってもらえなかった」という経験をします。

例えば、
①
疲れてるお母さんを見て
「元気になって欲しい」と思い、

お母さんのそばに近寄ったら
 

お母さんに
「あっちにいって！」
と叱られてしまった。

②

お父さんを喜ばせようと

お父さんの絵を描いて、

見せに行ったら、

おとうさんは

「そこに置いておいて」

とそっけなかった。

こんな経験を何度も繰り返すと

また、拒絶されたらどうしよう？

また、無視されたらどうしよう？

と不安になって
自分が良かれと思っていることを行動に移すのが怖くなります。

また傷ついたら・・という怖れのために
「愛」を表現したり、与えたりすること自体が怖くなるのです。



◆愛を拒絶される不安がある分、受け取ってもらえると嬉しい◆

誰かに親切にすることは「悪いことではない」のに、 なぜだか躊躇してしまうのは、 

上記のような「自分の愛を拒絶された」という心の痛みがあるからです。

多くの人は、親切にする際や愛や優しさを表現する際、

「これって、ホントに相手に喜んでもらえることなんだろうか？」

という不安を感じているのです。

言い換えると
「愛」や「優しさ」を受け取ってもらえる自信がないとも言えます。

ですから、
「ありがとう」と言われたり
笑顔で頭を下げられたり
「うれしい～！」「おいし～！」と言われるとホッとするんですね。

「よかった～、余計なお世話じゃなかった。」
「よかった～、迷惑じゃなかった・・」
というように・・・です。

◆わたしの「ありがとう」には他の人を幸せにする力がある◆

人は自分を安心させてくれる人には、好意を持ちます。

「受け取り上手」と言われる人は
「わたしは、あなたのしてくれたことがうれしい♪」
「わたしは、あなたが与えてくれたものでいい気分になった♪」
ということを、相手にもわかるように表現しているから、愛されるんですね。

あなたのありがとう

あなたのうれしい

あなたの笑顔

それらは　

「嫌われないかな？」

「迷惑じゃなかったかな？」

という不安な気持ちを安心に変える力を持っています。

「受け取り上手な人」は

不安を安心に変えてくれる人。

だから、人はそんな人に好意を持つのだと思います。

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました！

次回のモテオーラ養成講座は

 成井裕美 

が担当します！

どうぞお楽しみに～！

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