こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日の〈大人の恋愛術〉コラムを担当しています。
今週は、カウンセリングのお仕事で南大東島に行く機会をいただきました。離島で頑張って生きる方たちのお話を伺い、私の方が励まされた気持ちになりました。皆さま、とてもピュアで愛に溢れていて、瞳がキラキラしていらっしゃいました。本当にありがとうございました。
さて、来週はいよいよ1DAYワークショップを開催します。元号も変わるこの春、気持ちも一新して、また歩き出しませんか?
3/24(日)に癒やしの1DAYワークショップ(東京)を開催します!テーマは、「願いを叶える私になる」。あなたが心の奥深くに抱く「願い」に従って生きられたら、どれほど「自分」であることに自信が持てるでしょう。詳しくは、バナーをクリックしてくださいね。↓↓↓
パートナーにがっかりして諦めたくなるときがあります
おつきあいが長くなってくると、浮気をされた、浮気したくなっちゃう、という問題が出てくることも多いです。
今日は、どうしてそうなるのか、というお話です。
ロマンスの時は、「彼の優しいところが大好き」って思っていたのに、ロマンスが過ぎ去って「ケンカの時代」に入るや、「彼って優柔不断で頼りにならないの」という文句に変わります。
あるいは、「彼の男らしいところがかっこいい」と思っていたけれど、「頑固で無口で、何も言わないから何を考えているのかさっぱりわからない」のがフラストレーションになって、頑張って家事をやっても「ありがとう」も「愛している」も無いからやり甲斐がないわ、なんて文句が出ることもありますね。
そして、職場でビシバシ決断を下している隣の席の先輩が素敵に見えたり、女性の気持ちを慮って優しい言葉をかけてくれるテニススクールの先生がものすごくかっこよく見えます。
関係性が「ロマンスの時代」から「ケンカの時代」に入るのは、お互いに「もっと私を知ってほしい」「もっと私を受け入れてほしい」というニーズがいっぱい出てくるから。大好きな人には、全面的に自分を受け入れて欲しいって思いますもの。でも、そうなると、お互いのニーズがぶつかり合うんですよね。
賑やかなのが好きvs放っておいて欲しい。きちんと片付けて欲しいvs散らかし放題でOK、などなど。
お互いに自分のニーズを相手に満たしてもらおうと思うので、いきおい、ケンカになります。(ケンカにならない場合は、片方が片方のニーズを一方的に引き受けていることが多く、我慢と犠牲が過ぎると、ある日急に「もうムリ!」と投げ出すこともあります。)
言葉の応酬になるケンカもあれば、言葉は穏便だけれど、言うことを聞かなかったり、従順そうで心の中でちょっぴり舌を出していたり、という隠れたケンカもありますが、何れにしても、「ロマンスの時代」に期待した分だけ、相手にがっかりする時期がやってきます。
それでも、ケンカをしている時は、まだ相手に「変わってくれるかも」と期待しているんですね。パートナー以外の人に魅力を感じるのは、この「期待」が諦めに変わるとき、ではないでしょうか。
諦めたのは相手への期待だけでしょうか?
私たちは、「ケンカの時代」にお互いにいっぱい傷つけ合います。自分のニーズを満たして欲しくて、相手を脅したり、褒めたり、なだめたりしては、疲れ果て、誰か察して労ってくれないものか、と思います。
この時、相手が自分の欲しいものをくれないことにがっかりしていますが、同時に、欲しいものをもらえない自分にもすごくがっかりしています。自分ってその程度の存在なのか、って思うと、困ったことに本当にそのように思えてきちゃうんです。
うまくいかない時にも自信満々でいられる人は、そう多くはいません。大概は、「やっぱり、私はかわいくないしなぁ」とか、男性ならば「もっと甲斐性のある男の方がいいんだろうなぁ」とか、ついつい思ってしまいます。
そしてケンカの時代になって「あんなことも言っちゃったし、こんなひどいこともしたし」と、身に覚えのあることも一つ二つはありますから、相手に愛されない理由も思いついてしまうので、どんどん萎縮してしまい、そんな自分はどうせ愛されないからと相手を愛することも諦めてしまうのです。
相手から「欲しいものをもらえない」と期待することを諦めた時、同時に相手を好きになる気持ちまでも放り投げてしまうので、ハートが閉じてしまいます。
隣の青い芝がリハビリ男(女)だとしたら、、、
諦めてしまうと焦れるような苦しさは薄らぎますが、無味乾燥とした毎日に心は退屈し、ふとした瞬間に全てどうでもいいと投げ出したくなるような無意味感に襲われたりします。
そんな時に、今まで欲しかったものをそっと差し出してくれる人が現れたら、溺れそうな人が藁をも掴むように、その手を取りたくなりますよね。喉がカラカラに渇いている人に水を差し出せば、一気に飲み干したくなるものです。欲しかったものがやっとあった、と思いますもの。
この時、閉じたハートがちょっと開くんですね。
「欲しかったものが手に入る」のも嬉しいのですが、本当は、それ以上に、自分の閉じちゃったハートが開くのが嬉しいんです。人を嫌いって思うより、人を好きって思えた方が断然楽しいですから。そして、そんな自分の方が好きって思えますから。
お互いに傷つけ合ったパートナーよりも、「隣の芝」の方が青く見えますし、ハートも開きやすいです。
でも、ここでは、踏み止まれたら踏みとどまって欲しいですね。何故ならば、あなたがしんどかったのは、パートナーを好きになる気持ちを諦めてしまったから。ハートを閉じてしまったから、なのです。
本当は、もう一度、ハートを開いて人を愛したい。ときめきたい。浮気をしたくなるってそういうこと、なのです。だからこそ、今、もう一度、パートナーを愛するチャンスなのです。
確かに「隣の芝」の方がハードルは低いです。でも、です。もう一度、パートナーを愛してみませんか?これまでのあれやこれやの恨みつらみを水に流して、もう一度、愛そうと思ってみませんか?
諦めた頃に、欲しかったものが手に入ること、これまでもありませんでした?あなたが期待しなくなったら、あなたの愛に応えるように、相手が変わってきた、なんてこともあるんです。
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