こんにちは。みずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で金曜日の〈大人の恋愛術〉コラムを担当しています。
すっかり秋めいてきましたね。空が高いこの季節が、私は大好きです。
まずは、お知らせです。
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さて、本題。
今日は、女性ならば、身に覚えがあるけれど、ちょっぴり胸が痛む、そんな心の奥底のジレンマのお話です。
大好きな彼とお付き合いが始まって、ロマンスを楽しんでいたのだけれど、なぜか、本当に、なぜだかイライラ、悶々が募るようになってきました。
でも、その理由がわからない。
だって、彼は相変わらず「優しい」んです。
せっかくあなたが好きな映画を見ようと映画館を調べて、近くの女性好みのカフェも検索して確保、デートの段取りバッチリ整えてきてくれたのに、あなたはどうにも「それはやりたくない」気分。
「この間、もうパンケーキはいいって言ったのに」、「私の言っていることを聞いていないでしょ?」と彼のカフェのセレクションに難クセをつける。あなたが支度をしている間に、自分の身支度をせずに本を読んでいるのに目くじらをたてて、「あなたは出かける気がないんでしょう?」なんて目くじらを立ててみる。
彼があなたの期待に応えていない、と彼の努力不足をチクチクいいながら、でも、心の奥底ではわかっているんです。ハイ、私のワガママ。私のイライラ解消のマトにしちゃってる。ゴメンナサイ。
そんなあなたの女帝モードに気づいているのかいないのか、彼はやっぱり優しくて、「じゃあ、こちらのカフェは?」「映画を観にいく日、変えようか?」と、あなたのわがままに寄り添ってくれちゃう。最悪。
「何を難クセつけてんだよ!」と怒鳴ってくれたら、いっそラクかも、と思わなくもなくて。それくらい、彼は優しくて、その彼の優しさが、あなたは面白くない、です。
彼が、途方に暮れつつも、あなたに優しくすればするほど、心の中は嵐が荒れ狂います。
どうして、彼がこんなに優しいのに、私はこんなにイライラするの?悶々するの?
「彼の優しさが嘘っぽいって思うんですよ」。
「私のことを本気で愛していたら、結婚してくれると思うんです。でも、ただ、こんなに優しいのって、私の身体目当てなんでしょうか?」。
そんな質問が飛び出すこともあります。
不安なんですねー。
彼の優しさを、正真正銘の「優しさ」として、彼の自分への「愛」だと思っていいのかどうか、疑いたくなる気持ちが上がってきます。
これ、「親密感への怖れ」と呼ばれるヤツかも、ですよ。
彼に愛されたくて、愛されたくて、「私のことをもっと愛してー!」って、彼に注文を出しているのに、彼が優しくしてくれると「嘘くさい」と思っちゃう。
やたらとイライラ、悶々して、素直に彼の「優しさ」を「優しさ」として喜べません。
「だって、信じられないんですもの」。
ホントに女性って、「自分が愛されている」って認めるのに勇気がいるんですね。
それくらい「自分には愛される価値がある」ってことを受け入れるのが怖いみたいです。
彼は、あなたを愛したい。あなたに愛されたい。あなたを愛したいから、あなたのワガママも含めて優しくしてくれるのですが、困ったことに、あなたは、そんな彼の「愛」が怖くて、「なんか違うんじゃない?」って突っぱねてしまいます。
「愛してー」って言われたから愛したんだけれど、僕のやり方ではダメですか?
そんな「彼」の困惑がちょっと気の毒にもなります。もちろん、あなたもそんなことくらいわかっているから、罪悪感がムクムクと育ちます。
それでも「優しい」彼に対して、「どうして私に優しくするのよ!私はこんなに最低なのに!」とばかりに暴れてしまう。
本当は優しくしてほしいし、愛されたいし、愛されて嬉しいって思いたいのに。
どうしたらいいのでしょう?
「自分には愛される価値がある」と思えることがどうやら大事みたい。
昨今、流行りの「自己肯定感」っていうのを高める必要があるんですよね?
でも、それ、どうしたら上がりますか?
これもよくある質問です。
自己肯定感や自己愛を育てるメソッドはいろいろありますが、自分ですぐに取り組めるものの一つに、
「自分の思いや感情を大切にする」
というのがあります。
「親密感への怖れ」があるということは、「自分を大切に扱われること」に慣れていないということでもあります。
なので、「自分を大切にする」こと、自分の気持ちを優先することに、ちょっと意識を向けてみましょう。
「親密感への怖れ」が強くて、「来てー、来ないでー」って愛されたいと言いながら、パートナーの愛を受け取れない方は、どうも自分の気持ちを後回しにしている傾向があります。
彼の食べ物の好みに合わせすぎていたり、お母さんの運転手ですか?というくらい車で送り迎えをやっていたりで、
「私は、今日はお天気がいいから、時間を気にせずにお散歩したい」とか、「私は家事をするのに疲れたから息抜きをしたい」とか、「今日は、彼じゃなくてお友達とホテルでアフタヌーンティーをしたい」とか、
ワガママを言っているようでいて、実は、自分の本当の気持ちは簡単にナシにしていることが多いです。
それも、「親を助けるべき」「家族を助けるべき」など、「べき」が結構多い感じがします。
でも、「会社に行きたくない」「彼とのデートがうざい」「そういうものは食べたくない」。そんな風に思ってもいいんです。
思ったからと言って、彼とのデートを断らなきゃいけないわけでもなく、別れなければいけないわけでもありません。
ただ、ちょっと飽きただけ、なのです。彼に言う、言わないは別にして、その気持ちにOKを出してみましょう。
自分の気持ちに、「あなた」が正直になって、そのまま認めることが「(愛を)受け取れる」私になるための最初の一歩です。
自分の気持ちに正直になれると、彼の「愛」も「優しさ」も、あるがままに受け取れるようになります。
それって楽しみですよね。
love and abundance,
みずがきひろみ
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