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期待を楽しむ

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恋愛テクニック



こんにちは、秋葉秀海です。


火曜日更新のモテオーラ養成講座を成井裕美カウンセラー、阿部純也カウンセラーと担当しています。


今年は四年に一度のオリンピックイヤー。思い通りの成果を残せた選手に、力を発揮できず悔し涙に濡れた選手。それぞれの思いを胸に、彼らが見せてくれるすべての表情は私たちの心を動かします。それは、家族や仲間の、そして声援を送る日本中の期待に応えようという決意の表れた顔。



モテ男・モテ女の作り方をテーマにお届けする秋葉秀海のモテオーラ養成講座、今週は「期待に応える意欲」について考えてみたいと思います。


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モテ男、モテ女の宿命


モテる人、というのはどんな人でしょう。



「期待」という観点から見ればそれは、より多くの期待を集める人、といえるのではないでしょうか。



例えば職場で、「彼に任せておけば大丈夫。」と頼りにされ、期待を集める人は、上司や同僚にモテる人といえます。また、異性にモテるというのは、この人と一緒にいたら楽しいだろうな、とか気分がいいな、とか友達に自慢できるだろうな、と期待を集める人でしょう。



話は少し逸れますが、理想の彼氏とか彼女像というのは多くの場合、この「期待」から出来ています。


優しくて面白い人がいいなぁ。と理想の彼氏を思い描くとき、あなたは自然とその期待に応えてくれそうな人を彼氏候補として探すでしょう。決して期待ハズレになりそうな人を初めから探そうとはしないはずです。(結果、期待を裏切られることになったとしても!)



つまり、もしあなたがモテ男・モテ女を目指すなら、「この人は私の理想を叶えてくれそう」という期待をより多くの人に抱かせる必要があるのです。



ところが...



期待というのは時に、あなたを苦しめる大きなストレスになる場合があります。



期待は魅力のバロメータ


多くの期待を集める、注目されるということはあなたに魅力がある、ということ。



期待は魅力のバロメータといえます。



ところが、期待というのは時に一方通行。あなたの意に反して寄せられているように感じられる場合があります。



優しそうな人、
面白そうな人、


クールでカッコいい人、

可愛くて清純派な人、



そんな期待の眼差しを前に私たちは、時に反発し、時に遠ざけ、時に重荷と感じてそれに応える意欲を失くしてしまいます。



高い評価を得て、大きな仕事を任された。
たくさん褒めてくれる彼氏ができた。



そんな時私たちは、うれしい反面不安になったり、気弱になってしまうこともあります。そして、「そんなに期待しないで」と出来ないことを証明したくなったり、「本当の自分を知って欲しい」と過剰にわがままな態度をとってみたり。周りからみると、期待ハズレに映る行動をとってしまうことだってあります。



それは、「いつか期待ハズレと失望されるなら、いっそ早いほうがいい」と無意識に計画しているのかもしれません。



私たちにとって、適度な期待はモチベーションの源になりますが、過剰に感じられる期待というのは大きな重荷、自分らしさや平常心を奪ってしまうものなのです。



魅力的でモテる人であるということは、より多くの期待と注目が集まるということ。注目が集まれば集まる程に、寄せられる期待は幅広く多岐に渡り、期待が多岐にわたるほどに、期待はずれのリスクも高まります。



いうなれば、期待というのは魅力のバロメーターであり、失望の種でもあるんですね。



期待を楽しむ
モテるほど、注目を集めるほどに高まる期待ハズレのリスク。




誰だって期待に応えたいし、期待ハズレになんてなりたくないと思うものですが、他人が抱く期待というのは十人十色。抱く側の理想や希望が映し出されているのですから、すべての期待に応えるなんて無理な話。期待される人モテる人、というのは、いつもそんな「失望されるリスク」とも隣り合わせなのです。人気ランキングの上位に来るタレントが嫌いなタレントランキングでも上位に来るのは、注目されるほどに様々な期待の投影を引き受ける対象になるからかもしれませんね。



それなら初めから期待なんてされないほうがいい?



いいえ。確かに、期待さえされなければ、期待ハズレにもならないし、失望されることもないでしょう。けれどモテ男・モテ女を目指すなら、やっぱり期待される人でいたいものです。



女らしく、男らしく
思いやりがあって、
頼りがいがあって、


料理ができて、
仕事ができて、


etc...



人はあなたに様々な期待を寄せてきます。



そんな期待をあなたは時にプレッシャーに、時に重荷に感じるかもしれません。また、期待ハズレや失望されることが怖くなってしまうかもしれません。



けれど、あなたに寄せられるひとつひとつの期待に応えるていくことだけが「モテるための秘訣」ではありません。



大事なのは、意欲。



あなたに寄せられる期待に応えようとする、「意欲」なんです。


今、あなたにはどんな期待が寄せられているでしょう?



いつも笑顔でいることでしょうか?
いつも元気でいることでしょうか?



「そんなのムリ」とあきらめそうになったら、あなたに向けられた期待の眼差しから目を逸らす前に、ちょっとだけ勇気と意欲を持って見直してみます。



「この人、いったい私のどこに魅力を感じているんだろう?」って。



期待は魅力のバロメーター。期待されるってことは、あなたの中に何か魅力を感じているってことです。


「いつも笑顔でいること」を期待されているように感じるなら、それはあなたの笑顔に人を良い気分にする力があるのかもしれません。




「いつも元気でいること」を期待されているように感じるなら、それはあなたの元気が誰かの元気の素になっているのかもしれません。



たとえそれが過剰に感じられる期待であっても、その背景にはあなたが気づいていない魅力が必ず隠れているものです。



すべての期待に応えるなんてできっこない。けれど、寄せられた期待とつながって、その目が見ているあなたの魅力を見つけ出すことはできるはず。



「期待ハズレ」なんて声は気にせずに、宝探しのつもりで隠れた魅力を探してみる。だって失望の声が大きいのは、それだけあなたの魅力が大きいってことなのですから。



そんな風に期待を楽しめるようになれば、あなたの魅力はどんどん広がっていくはず。




大切なのは結果ではなく、「意欲」なのです。



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私たちがオリンピック代表選手のみなさんに期待するのは、ただメダルを獲得することだけでしょうか?いいえ、「金メダル取って!」という期待と応援には、「あなたにはそれだけの価値がある!」という想いが宿っているはず。


期待に応えるということは、ただ「メダルを取る」という結果を出すことだけではなく、想いを受け取るということでもあるのです。だからこそ、たとえ期待と違った結果であっても、「努力をする姿」は美しく、私たちの心を動かす何かがあるのではないでしょうか。



モテ男・モテ女の作り方をテーマにお届けしている秋葉秀海の『モテオーラ養成講座』次回は、9月4日(火)です。今週も最後までお付合いいただきありがとうございました。


猛暑が続きます、皆様お体にはくれぐれもお気をつけください。



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秋葉秀海のセルフカウンセリング・コラム



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