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毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーとの関係をより良いものにするため、「男性心理」「女性心理」を紐解きながら、さまざまなご提案を、池尾昌紀・池尾千里、夫婦でさせていただいています。
今週は、池尾千里がお贈りします。
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パートナーとのコミュニケーションについてなんて、うまくいっているときは考えないものです。
お互いに大好きで、相手のことを知りたい、大事にしたいと、熱心に思っているロマンス期には、そんなこと思いませんよね。
でもやがて、相手のこともだいたいわかった、あまり緊張しないで自然体でいられるようにもなった、時には、パートナーの言うことに腹が立つこともあるし、私が相手を怒らせるようなこともあって、喧嘩・・・
などなど、ふたりの関係性はどんどん変化していきます。
ロマンスから喧嘩する相手に？！
あの頃、柱の陰から、あの人のことを胸をドキドキさせながら、こっそりと見つめていた頃（そういうシチュエーションがあったかどうかわかりませんが）まさか、その人と将来、バトルを繰り広げることになろうとは、誰が想像できたでしょうか。
喧嘩するようになるだろうという相手を、わざわざ選んだわけではないですよね。
なのに、私たちは、相手に腹を立てたり、折り合いがつかず喧嘩になってしまうことがあります。
もともととても親密感を感じていた、距離の近い相手だけに、愛憎うずまく複雑な心境になってしまうのです。
他の誰にも感じたことのないような、ひどい気分になってしまうのも特徴です。
パートナーとの喧嘩によって、パートナーもさることながら、自分の中の悪魔みたいな部分を見せつけられて、がっかりしたり、うんざりしたりすることもあるでしょう。
本当に、パートナーとの間に起こることは、穏やかでいられないことが多いのですね。
自分と相手、両方責める葛藤
先ほども申し上げたように、パートナーとは、心理的にも、物理的にも誰よりも近い存在であることが大きな理由ですが、そのふたりの間に、「ほんとは仲良くしたいのに」という気持ちがあるのも、お互いの心の中に、それぞれの葛藤を生むようです。
仲良くしたいのに、できていない、やさしくできてない、うまくやれていない、など自分に向けた責めと同時に、相手に対しても「でも、あの人だって悪い」という責めの両方が葛藤するのですね。
穏やかでいられるはずはありませんよね。
こんなふうに、ふたりの関係が変化し、うまくいかなくなって初めて、「コミュニケーション」について考えるようになります。なんとかうまく相手とやれないだろうかって思うんですね。
文句は言えても「遠慮」をしている女性たち
ご相談が、女性から来た時、よく出会う原因のひとつ「遠慮」についてお話ししようと思います。
女性のみなさん、パートナーに遠慮している方、ほんとうに多いです。
でも、あんまり気がついていらっしゃらないことも多いのです。
みなさん、こうおっしゃるのです。
「主人には、いろいろ言っちゃいます。ひどいことも！」
「私ばっかりが、文句言ってます。」
でも、よく伺うと、肝心なことを言わないでいらっしゃるのです。
どうして怒っているのか、こんなにひどいこと言っちゃうまでになっているのか、私に何があったのか、どんな気持ちだったのか・・・
ほとんどの場合、それ抜きで、全然違うことで怒っていたりするのですね。
例えば、こんな感じです。
妻「子どもの面倒、あなたはいつも全然してくれない！（怒）」
夫「全然じゃないだろう。俺だって忙しいんだよ（怒）」
妻にしてみたら、子どものこと、全然していないわけではない夫のことはわかっているんです。
忙しいのも、承知しています。そんな忙しい夫に、こんなこと言っている自分も嫌なんです。
でも、最近、仕事の忙しい夫と話ができなかったり、お出かけできなかったりして、ちょっと寂しかったんです。
子どものことも、家のことも、ひとりでできないわけじゃないけど、とっても大変。
それに、最近疲れていて、もうがんばれない。でも、やることはいっぱいある。
ほんとは、たくさんの言いたいことや、わかって欲しいことがあるんです。
でも、ほとんど言うことができていません。
なぜでしょうか。
遠慮してたんです。
「遠慮」という心遣い
仕事を一生懸命してくれている夫に、
疲れて帰ってくる夫に、
機嫌よく晩酌してる夫に、
文句みたいなこと言えなかったんですよね。
だから、いつもどおりにしてたんです。
怒ったりもせず、不機嫌な顔もせず、自分も仕事をしたり、帰ってきて、洗濯したり、掃除したり、ご飯を作ったりしてたんです。
もしかしたら、夫の話す愚痴を、黙って聞いてあげていたこともあったかもしれません。
遠慮しちゃったんですよね。
私のこと、聞いてもらうの。
なんて優しい奥さんなんでしょうか。
心遣い、気配り、本当にいい奥さんです。
よく頑張られてきたんですよね。
いっぱい遠慮して、いっぱい我慢してきたからこそ、心に余裕がなくなってしまったんです。
だから、怒っちゃったんです。怒りたくないのに、想いが吹き出しちゃったんですね。
ご自身のこと、責めないでくださいね。
仕方なかったんですもの。
「遠慮」が「我慢」になる前に
ご主人のこと、思いやってやってきた「遠慮」が、ご主人にとっては、あなたのことを見えにくくするものになってしまうのは、本当にもったいないし、残念なことですよね。
もし、もっといいコミュニケーションがあるとしたら、それは、遠慮をしないで、思っていることを話してあげることです。そうすると、ご主人は、あなたのことがわかるようになります。ちゃんと見えるようになるんです。
優しさや心配りが、「我慢」になって、やがて腹が立ってしまうと、上手に伝わらなくなるんです。
言葉に「怒り」が乗っていると、私たちは無意識にそれを感じ取るので、聞くのが嫌になってしまったり、怒られているような気分になって、素直に聞けなくなるんですね。
夫に対して、イライラしたり、腹が立ってきたら、遠慮が「我慢」になってないか、是非チェックしてみてくださいね。
文句は言えても、ほんとはわかって欲しい、私の気持ちを伝えていらっしゃらないかもしれません。
そして何より忘れてはいけないのは、ご自身がすごくがんばってらっしゃることを思い出していただくことです。
パートナーシップは、バランス。
水平な関係であるはずです。
どちらかに負担がかかっているのは、ふたりにとってハッピーでないのです。
パートナーシップは変化していきます。
ふたりにとってベストなものが手に入るための変化なんです。
心配は要りませんよ。
お役に立てれば嬉しいです。
池尾千里
８／２６（日）に開催しました
カウンセリングサービス名古屋・お客様感謝イベント「名古屋感謝祭2018」。
ご来場いただきましたみなさま、本当にありがとうございました！
感謝の意をこめまして、９／２（日）より、服部希美カウンセラーをトップバッターに、有志メンバーにて名古屋感謝祭アフターリレーブログをスタートしています♪
感謝祭当日にいただきましたアンケートや、終了後に特設サイトにてみなさまから募集したご質問の回答などなど、何が飛び出すか、どうぞお楽しみに。
【名古屋感謝祭2018・アフターリレーブログ☆】服部希美＞＞＞
こちらからどうぞ。Image may be NSFW.
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池尾千里も書いております。Image may be NSFW.
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【名古屋感謝祭2018・アフターリレーブログ☆】池尾千里＞＞＞
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池尾昌紀・千里、ふたりのカウンセラーによる『カップルカウンセリング』ご好評いただいております。
おひとりでお越しいただくことはもちろん、お客さまのパートナーとご一緒にカウンセリングを受けていただくこともできます。
男性カウンセラーと女性カウンセラー、双方からのバランスの良いカウンセリングがご提供できます。
ご希望の方は、ご予約の際に「池尾家・カップルカウンセリング」とお申し出くださいませ。
池尾家カップルカウンセリングは、名古屋市の鶴舞にておこなっております。
カップルカウンセリングの料金
１時間 ￥14,500-（税込）
２時間 ￥27,000-（税込）
次週、９月１７日（月祝）は、池尾昌紀が担当します。
どうぞお楽しみになさってくださいね。
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９月のご予約受付中です。
池尾千里の初回無料電話、
面談カウンセリングも是非ご利用くださいませ。
１時間 ￥10,800-（税込）
２時間 ￥21,600-（税込）
カウンセリングのご予約・お問い合わせはこちらまで。
TEL：０６－６１９０－５１３１
定休日：月曜日（祝日の場合は翌日代休）
受付時間：１２：００～２０：３０
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