こんにちは、成井です。
今日もご覧いただきありがとうございます(^^♪
火曜日更新の「モテオーラ養成講座」では、魅力アップの為の秘訣や、ココロの仕組みや在り方についてお話しています。
第1週を野村香英が担当し、第2・4・5週を那賀まき、第3週を私、成井が担当させていただいております。
カウンセリングサービスの年に1度のイベントが、この夏、名古屋で!
名古屋感謝祭2018
現役心理カウンセラーによる9講演を柱に、
日 時:2018年8月26日(日) 10:00~19:30(受付9:30~)
場 所:愛知産業労働センター ウィンクあいち 名古屋駅徒歩5分
総合受付904号室にお越しください
料 金:¥3,240-(税込) 出入り自由のフリーパス制
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前回の私の担当記事『あなたが「本当に欲しいもの」はなんですか?』では、
「手段が目的に変わってしまうことが私達には起こりやすい、というお話をしました。
本日はその続きのお話です。
前回のお話のポイントは
私達は、本来、なにか「目的」が先にあり、
それを目的を実現するために、現在の自分にとって実行可能な”手段”に着手します。
しかし目標実現に向けて取り組む中で、私達はうっかり、手段を「目的」だと誤解してしまうことが多いようです。
”手段”はあくまで1つのやり方(進み方)に過ぎないのですが、
このやり方でやらねば!このルートを進まねば!と、強く意識してしまったり、新しい自分のルールになってしまうようなのです。
少し厄介なのは、”手段”を強く意識すればするほど「あれ?そもそも私はどこに行きたくて、このルート選んでたんだっけ?」という、本当のゴール(目的地)を私達が思い出せなくなってしまうということ。
●カメはなぜウサギに勝てたのか?
イソップ童話の「ウサギとカメ」というお話をご存知でしょうか?
物語のあらすじは
ある時、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。 かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。 ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。
その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、
山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。
というもの。
この物語は、思い上がって油断をしていると失敗してしまう。
また能力的に劣っている者でも、諦めず努力することで、最終的に大きな成果を得ることができる。
という教訓としてよく使われていますね。
では、
ウサキはなぜ競争でカメに負けたのか?
ウサギはなぜ途中で昼寝をしたのか?
単純に考えて足の速さだけで言えばウサギが圧倒的に優位だったはず。
山のふもとまでの競争と言っても、そんなに遠い距離ではないでしょうから、
日をまたいで走らなくてはいけなかったけどカメだけ寝る間を惜しんで歩き続けた、という訳でもないと思います。
ウサギがカメを待つなら、ゴールした後で寝て待っていても良かった訳です。
私はウサギは自分のゴールではなく、カメに勝つことばかりを意識していたからではないかと思うのです。
そしてカメは自分のゴールだけを見据え、ウサギがどんなに自分から見えなくなるくらい先に進もうと、
焦ってハイペースになったり、そこで負けを悟り諦めることなく、
自身のゴールに向けて1歩ずつ足を踏み出し続けたからこそウサギに勝てたのではないかと思います。
きっとカメは誰よりもゴールできた自分をイメージして、「できるぞ!頑張れ!」と声をかけ続け、足を踏み出し続けたのではないか?と私は思います。
必要なのは「相手に勝つ」事ではありません。
今の自分に出来ることを認め、そしてそれを続けるという、『本当の強さ』を持つことです。
しかしこれはなにも、ウサギとカメの競争に限った話ではありません。
誰かや何かに勝つことは、確かにとても分かりやすい自分の価値をはかる”ものさし”になります。
誰かが認めてくれること、誰かが称賛してくれることも、わかりやすい”ものさし”になります。
世間的に良しとされること、カリスマ的な誰かが伝授してくれるノウハウも、やはりわかりやすい”ものさし”になります。
しかし自分の価値を、自分の周りの何かで推し量ろうとすればするほど、
私達は「今の自分自身」を見失いがちになるのかもしれません。
そしてその分だけ「自分が本当に望んでいたものがなにか?」が分からなくなったり、
自分の直感や心の声が聞こえなくなってしまうのかもしれません。
こんな私になりたい!
こんな幸せが欲しい!
あんな未来を手に入れたい。
私の本当の喜びは○○だ!
私は本当は××がしたい!
あなた本来の姿や幸せ、あなたが本当に喜べることは、実はもうあなたの心が知っています。
あなたの心の声を、信じてみてくださいね。