木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。
担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。
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『私と仕事、どちらが大切なの！』
と言ったことや、言われたことがある人は、少なくないと思います。
『彼は、仕事ばかりで、私とのデートの時間を作ろうとしてくれないのです』
『夫は、家族のことはそっちのけで、仕事ばかりです。もう別れようかと思います』
カウンセリングでも、よくお伺いする言葉です。
仕事と彼女、比べられるものではありません。
どちらが大切かと聞かれても、どちらも大切なのです。
どちらが大切かと聞かれても、どちらも大切なのです。
そんなことは、『私と仕事、どちらが大切なの！』と怒っている彼女自身も、わかっているのです。
でも、ついそんなことを言ってしまうくらいの、不安が彼女の心の中にあるのです。
でも、ついそんなことを言ってしまうくらいの、不安が彼女の心の中にあるのです。
どんな不安なのか？
『私は、大切に思われていないのかもしれない』
という不安です。
という不安です。
一概には言えないのですが、女性は、恋人や夫婦など、相手との関係が親密になればなるほど、相手と一緒の時間を大切にしようとします。
大切な彼や夫を、他の人とは違い、一緒に過ごす時間を長くして、特別に扱おうとします。
親密になればなるほど、相手を他の人よりも優先しようとするのです。
相手を大切にするということは、他の人よりも優先することだと思っているので、男性が仕事が忙しくてデートが後回しになってしまうと、大切にされていないのではないかと不安になってしまうのです。
対して男性は、彼女や奥さんなど、親密になればなるほど、少々のことは大目にみてくれるだろうと思っています。
自分と彼女や奥さんは、他の人とは違い、とても親密なのだから、他の人のように気を使って相手をされなくても、それが親密さの証であるくらいに思っています。
だから、彼女や奥さんも、きっと仕事を優先しても、大切に思っていることは理解してくれているはずだと思います。
ちょっとした男女差ですよね。
常連になったカフェがあるとしましょう。
ふらっと立ち寄ったお客さんよりも、自分は何度も通っている常連であるという認識があります。
ふらっと立ち寄ったお客さんよりも、自分は何度も通っている常連であるという認識があります。
そのカフェに、たくさんのお客さんがきて、お店の人が大忙しの状態になったとします。
女性は、「常連なのだから、私を優先してほしい」と思うことが多いのですが、男性は、「常連なのだから、俺は後回しでいい」と思うことが多いのです。
親密度によって、接する優先順位がどうも違うようなのです。
だからなのでしょうね。
最近は、仕事をバリバリとこなす女性も増えてきていますが、「俺と仕事とどっちが大切なんだ！」と言う男性は、少ないのかもしれませんね。
最近は、仕事をバリバリとこなす女性も増えてきていますが、「俺と仕事とどっちが大切なんだ！」と言う男性は、少ないのかもしれませんね。
男性が仕事を優先して、大切な彼女や奥さんとのデートを後回しにしてしまうことが多いのは、親密さを感じているからこそなのかもしれません。
『最近会ってないけれど、俺たちは親密だから、大丈夫だ』と思っているのです。
この違いを知っているだけで、『仕事ばっかり！』『私と仕事のどっちが大切なの！』というもめごとは、減らすことができるかもしれませんね。
あなたのことを、大切に思っていないから、仕事を優先させているのではなく、二人の仲は親密なのだと大切に思っているからこその、あの態度なのかもしれません。
そうは言っても、仕事ばかり優先されるのも、つらいですから、『もう少し、一緒に居る時間を作ってもらえると、うれしいな』と伝えておくことは、大切ですね。
男性も、彼女や奥さんに、『さみしい思いをさせていないかな？』と聞いてみてあげて下さいね。
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