こんにちは
カウンセリングサービスの那賀まきです。
野村香英(第1週)
成井裕美 (第3週)と交代で、
火曜日の「モテオーラ養成講座」(第2・4・5週)を担当しています。
どうぞよろしくお願いします。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
◆「大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまう人」
困っている人から頼まれると断れない
他人に迷惑をかけたり困らせたりしたくない
弱い自分を見せるのは嫌
ダメな奴だと思われたくない
困っている人を放っておけない。
他人に迷惑をかけたくない。
そんな思いから、
自分のことより周りの人を優先し続け、
その結果、
本当は自分がヘルプコールを出したいのに、
「助けて」と言う代わりに「大丈夫」と言ってしまう人がいます。
今日は
そんな「大丈夫じゃないのに大丈夫と言ってしまう人」が、
周りだけじゃなく自分も大切にするために最初にトライしていただきたいことについて書きたいと思います。
◆見えないココロと聞こえる言葉
心の中で「アイスティーが飲みたい」と思っていても、注文カウンターで「ホットコーヒー」と言うと「ホットコーヒー」が出てきますよね。
これと同様に
相手の状況や性格をよく知っている場合は別ですが
「助けて」という代わりに「大丈夫」と言ってしまうと、多くの場合、周りの人は実際に聞こえた「大丈夫」という言葉を信じます。
そして、
「あんなに大変なのに大丈夫っていうなんて、なんて強い人なんだろう」
「大丈夫なら手伝わなくてもいいか」
「困ったら、きっと何か言ってくるだろう」
と思うのです。
◆投影の悲劇
「投影」という心の仕組みがあります。
簡単にいうと、自分の感じていることや思っていることを「フィルター」にして、自分以外の人や物をみるという仕組みです。
例えば、
「触っちゃだめよ!」と言われていたお母さんのカバンをこっそり触ってしまった子供。
「お母さんに怒られる」とドキドキ。
そんなときに「○○ちゃ~ん」と名前を呼ばれたら、それだけで「ごめんなさ~い」と泣き出す。
というような場面で
<お母さんは怒る>という心のフィルターを通してお母さんの声を聞いた子どもは、
お母さんは怒っていないにも関わらず、
名前を呼ばれただけで怒られたと感じるというように、です。
自分が限界になっていても「助けて」と言わない人にとって、「助けて」と言うのは生きるか死ぬかの非常事態。
(その状態でも『まだ動ける』と感じて助けを求めないかもしれませんが)
この心の状態を『投影』するので
周りの人が忙しそうにしていると、みんな自分と同じように「限界ぎりぎりで頑張っているのだ」と感じます。
すると、そんな大変な人に「助けて」というなんてと思い
「助けて」と言う代わりに「大丈夫」と言ってしまうのです。
また、自分が助けてという状態は非常事態なので、
その心の状態を周りの人に『投影』した結果、
周りの人が『助けて」というのは非常事態なのだ!と感じるので、
自分のことを後回しにしてでも助けようとします。
助けて欲しくても、周りの人の忙しさを優先して助けてと言えず
自分が忙しくても周りの人の「助けて」には対応する。
この状態が長く続くとどうなるでしょう。
誰もわたしを助けてくれない。
わたしは、みんなのことを優先しているのに、わたしのことを優先してくれる人はいない。
そんな気持ちになるのではないでしょうか?
孤独感
見捨てられ感
理不尽さ
どの感情も感じたくない感情ですよね。
こんな感情を感じさせる人とは一緒にいたくないと思いますよね。
すると
もう誰もあてにしない!わたしは一人でいい!と感じたり
わたしなんてここにいる価値のない人間なんじゃないか?と感じたりするようになるのです。
このような気持ちを感じていると、わたしたちは心からの笑顔になることができず、固い表情や無表情になります。
周りの人を助けようとする優しさを持った人が、抱え込みすぎて笑顔を忘れてしまうだなんて、なんだか理不尽な話ですよね。
◆「まだ、やれる」と感じ始めたら、一度手を止めてみる
自分のことを後回しにしてでも周りを優先するがんばりやさんは、自分の限界を超えていることに『鈍感』です。
限界を超えてがんばり続け、もう駄目だと思ってヘルプコールを出すころには、大惨事になってしまうことも多いですし、我慢し続けた気持ちがある日突然『プチーン!』と大爆発してしまう場合もあります。
もともと「助けて」というのが苦手な人に
「そうならないためにも『助けて』と言いましょう」と言っても、
苦手なのですからなかなかうまくいかないものですよね。
「助けて欲しい」と言える自分になるために、
まずは
限界を超えてまで頑張っている自分に気づくことから始めてみませんか?
大好きなことを楽しんでいるときは別として
「まだ大丈夫。」
「まだやれる。」
と感じ始めたときってね、
多くの場合は
「すでにこれだけのことはやったけど」
「かなり疲れてきたけれど」
ということが前提だと思うんですよね。
ですから、
「まだ大丈夫」「まだやれる」と自分に気合を入れ始めたら「限界を超え始めた合図」という目で見て欲しいなと思います。
「大丈夫じゃない」自分に気づいてあげることから始めてみませんか?
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
来週6/19(火)のモテオーラ養成講座は成井裕美カウンセラーが担当します。
どうぞお楽しみに~
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
【那賀まき情報】
カウンセリングを受ける
※大阪(江坂)にて面談カウンセリングを行っています。
面談カウンセリングは土日祝日を中心に行っています。
平日は(金)の19時~ にスタンバイしています。
(1~2ヶ月に1度、徳島での出張面談も行っています。)
※電話カウンセリングは平日夜(20時・21時)を中心に行っています。
◆那賀のカウンセリングのご利用を検討中の方へ
【参考記事】
ご利用方法や面談・電話それぞれのメリットについて
那賀の得意なカウンセリングについて
詳しいスケジュールは予約センターまでお問い合わせください。
カウンセリングのご予約お問い合わせは
カウンセリング予約センター
06-6190-5131
ブログを読む
恋愛や仕事に関する「ココロの話」
ワークショップ・カウンセリングの空き状況などを発信!
那賀まきの公式ブログ>>>こちら
過去の講演や講座を聞く講演・講座をご自宅で!◆
心理学講座音声配信サービス「きくまる」で、那賀の講演や講座をお聞きいただけます。
有料音源
大阪地区の講座が2本セットで販売開始!!
『簡単!ラクチン!すぐできる!<幸せになる「心のブレーキのはずし方」>/”私らしさ”で生きていく!!~自己肯定感をぐぐっとアップする2時間~』 (2本セット 864円)
『「夫婦」っておもしろい~幸せなパートナーシップのための3つの秘訣~』 (540円)
『「二人で生きる」という奇跡~もう一度、「好き」から始める~』 (540円)
無料音源
那賀の音源はコチラでチェックできます!
※無料音源について
◆スマホ・タブレットをご利用のみなさまへ
「きくまる」の無料音源を音声配信アプリ「Himalaya」で聞いていただけるようになりました!!
(アンドロイド版はGooglePlay iPhone版はAppStoreからダウンロードできます)