「気づく」ことで問題の半分は解決する？！

こんにちは

カウンセリングサービスの那賀まきです。

野村香英（第1週）
成井裕美 （第3週）と交代で、
火曜日の「モテオーラ養成講座」（第2・4・5週）を担当しています。

どうぞよろしくお願いします。

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「心のブレーキ」という言葉をカウンセリングの中で使うことがあります。

例えば、

「結婚したいと思っているのに、いい人と出会っても、いざ結婚という話になると彼の魅力がなくなったように感じて別れてしまうということが続いている」

というAさんの場合。

頭では「結婚したい」と思っているのに、
心では「結婚」に対するブレーキがかかっている。
こういった場合の代表的な「心のブレーキ」をあげると・・。

１　結婚に対するネガティブなイメージがある

両親の結婚生活が幸せそうではなかった
結婚は大変そうだというイメージがある
結婚すると自由がなくなる
結婚したら家事や育児を「完璧に」しないといけない

２　結婚していいという許可がでない

結婚できるほどの人間じゃない
自分なんかが幸せになっていいとは思えない
相手を幸せにする自信がない

３　結婚やパートナーシップに関する心の傷がある

以前の結婚生活に関する失敗感
失恋の痛み
もう傷つくのはいやだという思い
また同じようになったらどうしようという不安

上記のように
「結婚したい」という思いに反して、心の中では「結婚したくない」と思っている。
その「したくない」という気持ちが「ブレーキ」になっているのです。

ところが、このブレーキ。

無意識でオートマチックにかかるので、
実際には「ブレーキがかかっている」ことに気づいていないことが多いのです。

そのため
カウンセリングの現場では、
「ブレーキがかかっている」ことに気づく
ということに着目していきます。

「どうしてうまくいかないんだろう？」と思っているときと
「あぁ、こういうことがあるからうまくいかないんだ」と原因に気づいたときとでは、
原因が分かったほうが、その次の対策を考えやすいと思いませんか？

例えば、最初に挙げた「結婚したいのに、結婚できそうになると別れてしまう」というAさんの場合。

その原因によって、対策もまた変わります。

結婚すると自由がなくなるというブレーキがかかっているなら
結婚してもっと自由になっている人の話を聞いたり、そういう人と親しくなる。

両親の結婚生活のようになるかも？というブレーキがかかっているなら
両親を理解したり、結婚にたいするイメージを書き換えたりする。

幸せになる許可を出せずにいるなら
自己価値や自己愛を育んで許可がだせるようにする。

過去の傷が痛むのなら
まずは心の傷を癒していく。

というように・・・です。

「心のブレーキ」に気づくだけで、問題の半分以上は解決する！
という説もあるくらい
「気づく」ということには意味があります。

あなたが「心のブレーキ」をかけているとしたら、それはどんなブレーキでしょう？