こんにちは。カウンセリングサービスのみずがきひろみです。沼田みえ子カウンセラーと交代で、金曜日の<大人の恋愛術>コラムをお届けしています。
今年の冬は、東京もとても寒くて、寒がりな私は、行動半径がどんどん狭くなっていて、動くのに「気力」をかき集めなければなりません。何より欲しいのは、「布団を出る勇気」ですね。
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さて、本題。
今日のテーマは、パートナーシップに限りません。あらゆる場面で「有効」なので、もうマントラのように口の中でしょっちゅうモゴモゴ言っているかも。人生を渡るのに必携の「知恵」だと思っています。
でも、知っていても、「為し難し」です。本当に。
「欲しい」と思うときって、もう飢餓感を感じるほどに「欲しい」ものだから。
誰かの優しさが「欲しい」ときは、とにかく「わかってほしい」、「愛してほしい」と思うから、「誰か」、つまり他人の中に「優しさ」を探してしまいます。
でも、本当は、「自分」の中にある「優しさ」とつながる必要があるんです。でないと、どれだけ他人から、優しくしてもらえたとしても、「ありがたい」と頭で思うだけで、ハートで感じられないから、やっぱり「足りない」感じがします。
きっと「あの人」から優しくしてもらわなければ、この飢餓感は収まらないんだわ、と思うけれど、その人の「優しさ」だって、効力があるのは、ほんの数日だったりします。しばらくすると、「あの優しさは私をなだめるため?本気ではなかったかもしれない」とやっぱり不安になって、元の木阿弥。
「くれくれ星人」を卒業するには、自分の外の誰かから「もらう」のではなくて、自分の心の内側に、それがふんだんに、泉のようにコンコンと湧き上がる場所があるのを見つける必要があるんです。
「欲しい」のに、なかなかもらえない経験が長く続くと、絶対に人に差し出したくないって気持ちになりますもの。
パートナーシップの暗礁ってこんなところに待ち構えています。
例えば、彼がお夕食に焼きそばを作ってくれた、とします。
その出来栄えがどんなものであったとしても、ロマンスの時期なら、「美味しい」ところを褒め、二人で食べる「楽しさ」を満喫しますよね。「あなたの家ではバターを入れる?」、「鰹節は入る?」、「え?なんでお醤油まで入るの?」みたいな。焼きそばがどんな味でも楽しい。
でも、10年、20年たてば、「なんでそんなに塩を入れるの?!」って思っても、言わない。「どうせ、この人は、私の味の好みなんか考えないでしょー」と心の中で悪態ついていても、それも言わない。「私の好みなんか言ったって意味ないしー」とあきらめているからなのですが、それも、言いません。
彼は、せっかく作った焼きそばを「美味しいね」と褒めてほしいんです。だから、「お肉ちゃんとそっちのお皿にいっている?」とか、「やっぱり添え付きの粉ソースより、ドロソースだよね」とか、水を向けますが、あえて知らんぷり。ちょっぴり意地悪かも、と罪悪感がよぎりますが、慌てて掻き消して。
「そんなこと言ったって褒めませんよー」。
「この間、私が餃子を作ったときに、あなた、美味しくなさそうにつついて、残したじゃない」。
「後片付けも手伝ってくれなくて、残飯を捨てるのが悲しかったわ」。
「もう、作ってあげないし、あなたが作ってくれても、褒めてあげなーい!」、
なんて苦い記憶を引っ張り出しては、
彼のニーズに応えない
と意を決したりして。
そう。私のニーズに応えてくれない彼のニーズになんか応えたくなんかありません!
ということは、それくらい私は「承認」が欲しかった、のですね。
欲しすぎると、人にしてあげられなくなるんです。
「欲しい」と思うときは、人にも与えていないとき、なんです。
こんなときに、三角関係の罠がパックリ口をあけます。
「焼きそば、食べようよ。鉄板で一緒に焼こうよ」。
「わー。あなた、手際がいいわねー」。
「薄味が好きなの?それともしっかり濃いめが好み?」なんて聞きながら焼いてくれちゃう「男」が現れるんですねー。
「わー。塩味もぴったし。おいしいわぁ」と、とびっきりの笑顔で、相手を誉め倒します。
気分、いいですよね。楽しいですよね。
ロマンスが始まったのは、この「男」が「手際がよく」て、「味の好みが一緒」だったから、ではありません。
意固地になって、相手のニーズに応えることを拒む、心の痛みがないから、私も「いい人」になりやすくて、楽しい、ってことなんです。「相手」のようでいて、「相手」じゃないんです。「自分」の気分を決めるのは、「自分」のありよう、なんです。
だから、
絶対に褒めたくないときに「褒める」。
「褒めてもらいたい」ときに「褒める」。
自分が「欲しい」と思うときに、「差し出す」。
それも、それをどうしてもしたくないと思うようになっちゃった、あの見飽きた「彼」に。
それが、傷ついて閉じてしまったハートを内側から開けることになるんです。
あなたのハートの中の、愛がコンコンと湧き上がるところともう一度つながると、なんだかホッとした感じがあります。
よかった。私も、そんなにイヤな奴にならずにすんで。
不思議ですけれど、
「あなたに喜んでもらえると嬉しいんだ」、
そんな言葉が、また、まっすぐハートに流れ込んでくるようになるんです。
love and abundance,
みずがきひろみ
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